Hage田ゲス子セレクト「渡る世間は鬼女ばかり」

志茂田景樹の金庫に6,000円は正しい!? タンス貯金を守る、奥の手とは……

2014/02/08 18:00

 翌日、Aママが所長に呼ばれます。本社の人間も同席しており、所長は「実は鍵は紛失していない。なぜあなたはその鍵を持っているのか? しかもあなたが持っているのはコピーの鍵だ」と質問します。Aママは「倉庫で見つけただけだ」と否定しますが、所長に「収納ボックスに入れていた金庫から5万円がなくなっている、あなたが盗んだのでは?」と追及されると、「私は5万円も盗んでいない」と自爆。Aママは収納棚の鍵を無断で借りて、コピーを作成。そして現金を盗んだことを告白しました。盗んだお金は返しましたが、依頼退職として職場からひっそりと消えていきました。

 しかし後日、Aママ、その夫、弁護士の3人が「不当解雇だ、慰謝料を払え」と職場に突撃してきます。会社側は「金庫を触った人間の指紋は警察で採取しており、無実であればすぐにわかるので、警察に行きましょう」と答えると、Aママは「指紋を採取しているなんて、ひどい!」と激怒。暴れ出したので、会社は即座に通報。連れてきた弁護士も「自称」だったことが判明し、あわせて警察に連行されていきました。現金盗難の犯人は会社ではほとんどの人が知りませんでしたが、この騒動のおかげでみんなが知ることになり、Aママ一家は町を去っていきました。

<罪を知ってて野放しにするなんて……>
【窃盗】発見!泥棒~手癖の悪いママ188【万引】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/baby/1352101401/

 投稿者が勤めていた人材派遣業の事務所は小規模で、所長、投稿者、Aさんの3人しかいませんでした。投稿者はパートとして経理を担当。Aさんは営業や派遣社員の送迎などをしていました。Aさんは長年勤めているにもかかわらず、経理業務は一切任されず、お金の管理や備品管理は投稿者だけが行っていました。決算月はとても忙しいので、Aさんの助けも必要でしたが、所長は「残業はいくらでも出すので、投稿者さん1人でやってほしい」と言います。

 ある日、投稿者は印紙の購入のため外出しようとします。経費の入ったバッグを持って行こうとすると、Aさんが「経費を全部持って行く必要はない、横領する気?」と変なことを言ってきます。「私が経理の責任者なんで、自分がしっかり管理しておかないと……」と返答して印紙を購入し、会社に戻ってきます。すると投稿者の机に置いてある金庫を一生懸命開けようとするとAさんの姿がありました。こっそり近づき、「Aさん……」と話しかけると、びっくりする彼女。ハンコを探していた……と、よくわからない言い訳をしました。

 それから日がたち、所長とAさんが営業に行き、帰ってくると、所長が「財布に入れていたお金がない!」と騒ぎます。警察を呼ぼうとしますが、Aさんが頑なに「警察は呼ぶ必要がない。呼ぶと面倒だから私が3万円あげましょう」と言う始末。結局、警察を呼んでも証拠がないのでうやむやに。しかし、それから数日後、派遣社員のBさんがトイレに行った際、彼の財布からお金を抜こうとしたAさんは通報され、その結果クビに。

 所長いわく、Aさんは昔から経費や備品の横領をしており、そのたびに厳重注意をしていました。なぜ雇い続けたかといえば、彼女が母子家庭のため。そんなことをはっきり言わなかった所長に対して、投稿者は信頼できなくなり辞めてしまいました。

■少額で、多額預金を隠す

 自宅に現金を置くのは危険ですが、なにかしらの事情で保管しておかないといけないこともあります。泥棒対策の1つとして、「おとりの現金を置いておく」方法があります。リビングのテーブル、化粧台、書斎の机の上に、あえて現金を置いておけば、泥棒はこれだけを盗んで、隠してある現金はスルーする可能性が高くなるそうです。そう考えると、志茂田景樹が6,000円だけ盗ませたのは、ある意味正しい防犯対策かもしれません。しかし、現金放置は「泥ママホイホイ」になる可能性も高いので、別のトラブルを招く可能性も高く、完璧な防犯策とはいえないようです。

Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。

最終更新:2019/05/21 15:40
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