[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

入園から9カ月! ママ友作りの挫折を経て、とうとうお友達の家に行ってきました

2014/01/20 19:00
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(C)倉田真由美

 娘ココが幼稚園に通い出して9カ月。オレが毎朝ココを幼稚園まで送って行っているので、ママさんたちとも顔見知りになり、また運動会や保護者会・お遊戯会などイベントでもママさんたちと話す機会も多くなってきました。ココが幼稚園に入園した当初は「ママ友作るぞ!」と気合を入れてたけど、実際は父親がママ友作るのは無理があって、速攻で挫折。やっぱり、オレがママさんたちにいきなり「お茶でも行きましょう!」とか言えないですよ。

 しばらくママ友作りについてはあきらめていたのですが、ココに仲の良いいお友達ができ、毎日「今日は誰と遊んだ」とか、土日に近所の公園に行くと「◯◯ちゃんいないかなあ」と言い出すようになってきました。クラスには女の子が10人しかいないので基本的には全員と仲がいいみたいですが、特に仲がいいお友達が3、4人いるみたいです。

 そして先日、妻とココの3人で横浜の動物園で遊んだ帰り、偶然にもココのお友達家族とばったり園の出入り口で会ったんですよ。ココもその子も盛り上がってしまい、結局もう一度動物園に戻りました。2家族で見て回り、昼には園内で一緒にランチを食べることに。その後、動物園を出ると近くに遊具がある大きな公園があると聞いたので、お友達家族と行ってきました。結局、この日は昼前11時過ぎから夕方4時過ぎまで、お友達家族と一緒に過ごしました! 子どもたちが遊んでる間、大人4人でずっとお互いの子どものことを話してましたね。ちなみにこのママさんは、偶然にもオレの妹と高校時代にバイト先が一緒で、今でも共通の友人を通してお互いの近況は知ってるといるそうで、オレとしては勝手に「妹の友人」と思ってるんです。

 そんなわけで、1度はママ友作りをあきらめてたものの、ココと仲がいいお友達家族であれば、オレも妻も子ども中心の話ができるし、会話が続きます。今までは子ども抜きで親同士で知り合いを作っていこうと思ってたんですが、そうか! これからは子どもたちを介して、親しく付き合っていけばいいのか! この流れであれば家族ぐるみの付き合いもできるかもしれないじゃないですか!

 そしてこのお友達家族と新たな展開がありました! 先日、妻が1泊で北海道に出張に行っていた日、たまたま近所で餅付き大会があり、ココと一緒に見に行きました。すると、お友達家族も会場にいたのです。パパさんママさんと立ち話してる時、「そういえば奥さんは?」と聞かれたので、「今日は出張で1日いないんですよ」「へー、大変ですね!」というような会話をし、餅つきが終わったのでそろそろ家に帰ろうと思ってたら、ココが「お友達の家で遊びたい!」を言い出しました。さらにお友達も「ココちゃんと家で遊びたい、遊びたい!」と……マジかよ。突然、家にお邪魔するのも気が引けたので、「ママがいる時に遊びに行こうよ、な?」とココに言い聞かせたのですが、「やだ、今行きたい! 今がいいの!」とさらに大声で騒ぎ始めました。オレとココのやり取りを見てたパパさんママさんが、

「よかったら家に来ます? うちの娘もココちゃんと遊びたいみたいだし。こっちは全然問題ないですから」
「えぇ? マジですか? お邪魔して大丈夫ですかね? そしたらお言葉に甘えて、ちょっとだけお邪魔させてもらっていいですか」
「いいですよ! 娘はいつもココちゃんと家で遊びたいと言ってますから」
「そうですか。じゃちょっとだけお邪魔します!」

 と近くのお友達の家に遊びに行くことになりました。リビングにはおもちゃがたくさんあり、ココとお友達はプリキュアごっこをして遊んでいます。オレはパパさんと子どもの話をしましたね。たぶん、娘たちのプリキュアのハマり具合とか映画を見に行った話だったと思います。突然お邪魔して肩身が狭かったので、オレはココとお友達のプリキュアごっこに無理矢理入り込み、悪役をやって遊んでましたよ。あっという間に昼になり、ママさんに「ココちゃんのお昼ご飯はラーメンでもいいですか?」と聞かれました。

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友達の家で食べるラーメン、超絶うまいんだよね~
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