このスピードは異例中の異例!

『半沢直樹』が来年4月にもう帰ってくる!?  TBSには「焦りすぎ」の声も

2013/12/11 11:45
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『半沢直樹』(TBS系)公式サイトより

 歴史的大ヒットを記録した堺雅人主演『半沢直樹』(TBS系)が、驚異的なスピードで帰ってくる!? 一部関係者の間では、なんと来年4月から続編の放送が決定したとの情報が駆け巡っているという。最近は『みのもんたの朝ズバッ!』『はなまるマーケット』といったご長寿番組の終了、また川口春奈主演『夫のカノジョ』が超低視聴率で打ち切り決定など、ネガティブな話題ばかりが伝えられているTBS。すでに切り札的存在となった『半沢直樹』続編が、巻き返しの起爆剤となるのだろうか?

『半沢直樹』は第1話から視聴率19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録、そのまま右肩上がりを続け、最終回は42.2%という驚愕の数字を叩き出した。今世紀の全ドラマと今年の全番組、またバブル期以降の民放ドラマで最高視聴率の“3冠”に輝いたと大々的に報じられた。

「TBSは放送終了前から、続編の制作に意欲を見せていました。しかし、制作が決まったからといって、即座に続編を放送できるものではない。撮影には数カ月単位の時間がかかることから、出演陣のスケジュールを全て押さえるためには、遅くとも半年以上前からの調整が必要となります」(事情通)

 そもそも『半沢直樹』は、放送開始前の段階では、局から期待された作品ではなかった。にもかかららず、大ヒットを記録し、終了からわずか半年のスピードで続編制作へとこぎ着けたのは、異例中の異例だという。

「米倉涼子主演の『ドクターX』(テレビ朝日系)も、同じく終了前から続編の制作はささやかれていたものですが、それでも続編の放送には1年かかっていますからね。当初『半沢直樹』パート2は、来年冬もしくは再来年初頭の放送を視野に入れ、それまでは全キャストが必要とされないスピンオフや映画などで、なんとか『半沢直樹』という存在を忘れられないようにしていく予定だったんですが」(同)

 まさに、“鉄は熱いうちに打て”を地で行く突貫工事だが、TBSが必死なのも当然だという。

「ことドラマに関しては、視聴率は完全に、世間の“熱”が重要。TBSは、『半沢直樹』を寝かせることに、まったく意味がないと考えているのでしょう。しかしこの必死すぎる続編制作は、それだけTBSが焦っているという証拠ですね」(同)

 こうして続編を示唆する最終話から、理想的なスピードでカムバックすることとなった『半沢直樹』。ある程度の視聴率は約束されているからこそ、前作以上に地に足を着けた制作を目指してもらいたいものだ。

最終更新:2013/12/11 16:26
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