[連載]安彦麻理絵のブスと女と人生と

女四十代、「ブラジリアンワックス」で己の股間に喝を入れる

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(C)安彦麻理絵

 「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」と、ハムレットは言ってたようだが、さて。それならば、我々「女」は、どうだろうか? 「抜くべきか剃るべきか、それともレーザーをあてるべきか……それが問題だわ」……人生の中で、思春期に突入したあたりから、我々女を悩ませる「体毛問題」。あなたは一体どんなふうに対処してるだろうか?

 私が初めて己の股間に「陰毛」を発見したのは、多分、小学校の5年生くらいだったと思う。「ああ……ついに生えたか……」と、なんだか妙に、あきらめの境地に達した覚えがある。そしてその後、クラスの女子が「股に毛がはえると、ワキにも毛がはえるんだよ~」と言っていたのを小耳にはさみ……そんな事実を知らなかった私は、その晩、風呂に入る時に、おもむろに自分のワキの下に目をやったら、案の定。「ちゃっかり」という感じで、いつの間にやら、素知らぬフリしてそいつは、「ファサ~~」と生えてやがった。私は、そんなワキ毛に対して、何とも言いようのない「図々しさ」や「憎たらしさ」を感じた。

 そしてなおかつ、股間の毛よりも激しく「むさ苦しさ」や「野蛮さ」を感じた。どんなにカワイコぶっても、全てを台無しにする威力を持つ、その「ワキ毛」。11歳の確か、冬……こうして、私とワキ毛の戦いの幕が切って落とされたのであった。

 とはいえ、ワキ毛に関してはその後、34歳で離婚した時に「離婚記念に一発やるか!!!」と、レーザー脱毛してしまったので、問題はあっけなく解決した。本当に「なぜもっと早くやっとかなかったんだろう!!!???」と思ったほどに、心身共に、身軽かつ爽快な気分を味わった。これは私だけでなく、レーザー脱毛後の女はきっと皆、そんな気分になるんじゃないだろうか?

 ……それはまるで、雲の上でも歩いているかのような足どり……そんな足どりのまま、ワキ全開ポーズで、スキップをしてる女がいたら、それはきっと、ワキ毛の脱毛が完了した女……。私の友人で、脱毛後に、あまりにも足どりが軽やかになりすぎて、ついでに尻まで軽くなった女がいた。彼女は、脱毛直後のその足で、ひとりバーへ立寄り、そこで知り合った男と、そのままラブホにしけ込んだそうである。ワキ毛から解放されて、下半身まで開放的になるなんて、なんともわかりやすい女である。そんなわけで、とにかくワキ毛でめんどくさい思いをしてらっしゃる方には、一刻も早く、レーザー脱毛してしまう事をオススメする。

 さて。ワキの次は「股」である。股間。陰部。ワキ毛の脱毛に関しては「やっぱりやらないとマズいよね!!」と、皆、腕まくり状態で挑むわけだが、しかし。それが陰部の脱毛となると、話は別である。「パンツからハミ出てなければ、まぁいいんだど……」てな具合に、急に「ひっそり……」という感じになる。ワキ毛ほど「どうにかしなくちゃ」感が薄れるというか。やはり、陰毛はワキ毛のように、そうそう人様の前にさらすもんじゃないし、第一、プロの手で脱毛してもらうとなると、アソコを丸出しにする事になる。そんなふうだから「何もそこまでしなくとも……」とか、「別に、自分でどうにかできるし……」というのが、大方の女性の本音ではないだろうか?

自分、足の指毛ですら未処理ッス

しぃちゃん

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