【隔週刊】さざ波ニュース

標的は『クロコーチ』! 石原真理「私のアイデア」恐喝が怖すぎる

2013/11/19 16:00

■第1位 石原真理とTBSとの間に流れる“暗くて深い川”

 石原真理のぷっつん火山が史上182回目ぐらいの活動期に入り、大爆発への予兆をきたしていることは前々回の記事でお伝えしたが、11月に入ってから公式ブログ「石原真理“ふわっとした瞬間”」が、やはり恐ろしい事態になっている。当月更新のエントリーでは神、悪魔、宇宙、陰謀etc.に関するオカルティックな言及がほとんどで、多い日では1日20回近く更新することもあった。11月12日の更新では《神との会話、不思議な神の手のお言葉。「身守っているからね~~」ありがたいです。^:^ ^:^》と題し、ついに“神と対話”したことを報告。“これが神と対話した顔です”と言わんばかりに自分撮りした写真を掲載しているのだが、これがもう……なんというか……非常にキている。写真には《そういうことです。。。》とキャプションが添えられている。そういうことらしいです。

 で、神だの宇宙だの壮大なスケールの記事が並ぶ中、今回注目したいのは11月8日と11月10日のエントリー。8日更新の《TBSのドラマについて》では、昨年末石原がブログで書いた《三億円事件はどうしたのでしょうか》との記述をTBSの人間が読んで、現在放送中の三億円事件をテーマにした『クロコーチ』を制作した、つまりアイデアをパクったのだと主張し、以下の記述を続ける。《人様(私)が出したアイディアを連絡もなく「横取り」をして、自分たちと決まったひとたちだけで「心ないお金」を 回し続けるのは非常識であります。》《ましてや私は女優であり、結論として私がどうするかは解らないとしても、「先日の石原さんのアイディアでドラマ化を始めました。つきましては何らかの役で出演いただけませんでしょうか」などの言葉を示すのが常識というものです。》

 また、10日更新の《「ごきげんよう」で私が質問した「ぴったし」番組。そしていつの間にか複活。 え、私 聞いてな~~い。》と題したエントリーでは、2001年に石原が『ごきげんよう』(フジテレビ系)に出演した際《「昔、ぴったしカンカン」というのをやられていましたね、もうやらないんですか~?」》と発言したのを、これまたTBSの人間が観ていてアイデアを盗用し、2003年から放送中の『ぴったんこカン・カン』制作に行き着いたと主張する。《「私、聞いてない~」^:^ ならばだね、きっかけを作った私にだね、何らかの誠意を示すのが普通でしてね。「今度ぴったしカンカンを復活するこになりました。きっかけは勿論、ごきげんようで石原さんが復活話を振られてからな訳で、皆であ~そうだ、そうだとなりましたから、この度無事に復活に至りました。ついてはご出演頂きたいのですが、例えばレギュラーなどは如何ですか」などというのが ^:^世の常識ではないですか。》とのこと。

 ……もう、何と申したらいいんでしょうか。ま、ま、真理様のおっしゃること(何気ないつぶやき、戯れ言、ただの感想も全て)はもれなく予言であり、箴言であり、アイデア・意匠であるらしいですよッ! TBSさんも大変すね。くわばらくわばら。

佃野デボラ(つくだの・でぼら)
ライター。くだらないこと、バカバカしい事象とがっぷり四つに組み、掘り下げ、雑誌やWebに執筆。生涯帰宅部。タンブリング・ダイス所属。

最終更新:2019/05/17 20:23
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石原真理は即刻「危険地帯」というグループを作るべき
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