GoogleダンスCM、映画『受難』出演の淵上泰史くんに、大久保ニューが直撃＆大接近★

大久保　ふふふ。では、映画全体の話をお聞きします。アソコに人面瘡ができるというかなり大胆なストーリーですけど、脚本を最初に読まれた時どう思いましたか？

淵上　最初、マネジャーさんに「女性の股間に人面瘡ができる話だよ」って言われたんですよ。「は？」っとなりますよね（笑）。どっちが主人公なのかなと……。その後、人面瘡ができる女の子と絡む、双子の役を僕が1人で演じると聞きました。言葉にしたらちょっと失礼なんですが、今まで出演した映画がちょっと変わった作品ばかりで……（苦笑）。またこういう映画のお話をいただいたのは、面白いなとも思いました。やりがいのある役ですし、すごく楽しみでした。またアソコに人面瘡ができる岩佐さんがどういうふうに芝居するのか、人面瘡役の方がどういうふうに表現するのかというのも、興味がありました。あと、会話が多いので、結構難しいだろうなと思いました。平坦にならないように、“揺れていく感じ”で演技できれ ばいいなと思いました。

大久保　マルの絶叫シーンとかアクティブで素敵でしたよ。淵上さんが股間を真っ赤にして（笑）。

淵上　あのシーンは大変だったんです。マルはあのシーンで気絶するじゃないですか。でもどうしても目がピクピクしてたらしいんです。バタンと倒れても、監督から「淵上さ～ん、目がピクピクしてるので、もう1回お願いします！」と言われて……。さも気絶してるように見せなくてはいけないし、大量の血糊もありましたので大変でした。楽しかったですけど。

大久保　苦悶の表情がグッときましたよ☆どうして股間が真っ赤になったかは、映画を見てのお楽しみということで。さて、いきなり突飛な質問ですが、もしも淵上さんの性器に人格が宿ったら……？　それってやっぱり女の人が宿るのかしら。どんな対話をしそうですか？

淵上　僕のあそこにですか？　僕のあそこに女性の人格が宿ったらですか？　えー！　う～ん……。難しいですね。どうなんでしょう、対話……。ちょっといやです（笑）。

大久保　普通にヤですよね。

淵上　ちょっと黙らせる方向に（笑）いくかもしれないですね。あまり対話しないように……。難しいなですね、それは。少し恥ずかしいです（笑）。うまくやっていけるとは思うんですけど、うーん、ちょっとどこかで終わらせないという気になります（笑）。すみません、なんかうまく言えません……。

大久保　困ったお顔が拝見できて、大満足です☆　ではこの映画はたくさんの女性が見ると思うのですが、「こういう女性に見てもらいたい」とかありますか？

淵上　フランチェス子みたいに、恋に臆病な子が見に来るのかな……それはわからないけれど、逆に恋に積極的な女性に見てもらいたいですね。そういう方に、投げかけてもいい映画じゃないでしょうか。自信があることは素敵なことですけど、「あなたが全てじゃないですよ」って言いたい。もちろん、僕の考えも全てじゃないですし、この映画が全てじゃないですけれど。「いろんな人がいますよ」っていうのを知ってほしいです。

大久保　淵上さん的には、フランチェス子みたいな不器用な女の子はどうですか？　タイプですか？

淵上　正直……タイプじゃないです（笑）。

大久保　もっと肉食な感じが好きだとか？

淵上　肉食……どうなんでしょう。フランチェス子って素直じゃないですか。そこはいいんですが、何か頭がいいといいますか、彼女の頭の中は情報でいっぱいになりすぎていて、それが恋愛を邪魔してるように見えるんです。他人にはいいアドバイスができるのに、自分はうまくいかない。アドバイスの言葉がさも自分自身に言っているように聞こえるんです。だからフランチェス子を見ていると「ああああ」ってはがゆい感じがするんです。そうですね……僕は、その場その場を楽しめる子がいいですね。

• 前のページ
• 1
• 2
• 3
• 4
• 次のページ