大久保ニューの【美のぬか床】 第8回

W浅野の劣化で笑えるのは若い証拠! ホットヨガで『抱きしめたい』体作りよ!

美しくなりたい――世の女たちの狂おしい思いを、「43歳、ゲイ、汚部屋に一人暮らし」の漫画家・大久保ニューが担ぎ込む! 古今東西あらゆる美容法に食らいつき、美を追い求める女の情念まで引きずり出す――

hotyoga.jpg
(C)大久保ニュー

 10月某日、私はホットヨガ教室の受付にいた。「ヤセたい!」とは前々から思っていたが、今の私は「輝かしい未来のために!」という気持ちだ。というのも先日、14年ぶりに制作されたW浅野が主演のドラマ『抱きしめたい!Forever』(フジテレビ系)を見たからだ。気分的には「W浅野のようになりたい! Forever」だった。

 断っておくと、25年前の連ドラ時代から、特にこのドラマを好きだったワケではない。「シラジラしい会話がキツい……」と眉をひそめていたくらいだ。14年前の『抱きしめたい!世紀末スペシャル』を見た時には、「ちょっと、首のシワが!」とか「驚いた顔が、必要以上の怖さを表現しちゃってるとこが『世紀末』だね☆」なんて、当時はなかった言葉だが「劣化」を見つけては意地悪に喜んでいた。そんな私が、今回のドラマを見て、W浅野に猛烈な憧れを抱いているって……なんで!?

 サイゾーウーマンの記事の中でもキラーコンテンツであるらしい「劣化」。美しさや可愛らしさの象徴であったはずの芸能人が、いつの間にやら老け込んでいたという衝撃は、テレビのこちら側の我々に色々な感慨を与えてくれる。単純に「残念……」という気持ちもあるだろう。「人間誰しも老いるんだ」という安心感もあるかもしれない。そして、「私だって、顔がよければ……」とか「運さえよければ……」と、芸能人に対して愛憎入り交じった羨望を持った人間にとっては、「へっへーん☆アンタの時代ももう終わりだね」と、意地悪心をくすぐる事件となる。特に若いコにとっては、前の世代のアイコンが劣化することは、自分たちの時代がやってきたような痛快さもあるのかもしれない。

 14年前、私は当然のごとく14歳若かった。まだ20代だ。体型もシャープだった。まだまだエッジの効いた発言をすることに、純粋に憧れていたと思う。14年前の『抱きしめたい!』を意地悪に見てしまったのは、「若かったから」ということだろう。そして14年後の今現在、W浅野たちの友情物語をとても輝かしく思えたのは「年を取ったから」なのだろう。おそらく若い世代は「何で、おばさんたちがキャッキャしてるの?」と思ったであろうドラマの内容も、「この先もポップに生きられるってうれしいことだなあ……」と、しみじみ思えた。だって閉経後の女性が主役になれるドラマなんて、「家族問題」とか「積年の恨みによる殺人」とかでしょ? 確かにこのドラマも「子どもを産まなかった女たちの人生」というテーマはあったけれど、W浅野たちがポップな演技で見せてくれた「恋と友情」は、ありがたいくらいに素敵だったのだ。

年を取れば取るほど、人って優しくなれる★

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

アクセスランキング

  1. 「オワコン女優」認定の3人は?
  2. 江角マキコ、不可解な「芸能界引退」
  3. 西内まりや月9、酷評の嵐に
  4. 剛力彩芽、新ドラマ1.3%の壮絶爆死
  5. 「二度と仕事したくない」勘違い女優
  6. 和田アキ子に「パワハラ批判」噴出
  7. “消えたAKB48”河西智美は今
  8. 『A LIFE』浅野忠信がやり玉に?
  9. 江角マキコの引退が「卑怯」なワケ
  10. マドンナ、トランプに「チンポしゃぶってな!」
  11. 嫌われている“歌姫”3人を大暴露
  12. “もう終わった”イケメン俳優3人
  13. ママ友に「マジおばさん」って笑われた……
  14. 薬丸裕英から家族すらも去った?
  15. テレ朝&TBSにSMAPファン感激のワケ
  16. 狩野英孝の“最もヤバいウワサ”
  17. 袴田吉彦の不倫相手が売名活動へ
  18. 他人の記事をパクるのはこんな人
  19. 篠田麻里子、「老婆のように」劣化!!
  20. 小雪『大貧乏』2週連続4%台の悲劇

ジャニーズの人気記事

  1. 『A LIFE』浅野忠信がやり玉に?
  2. テレ朝&TBSにSMAPファン感激のワケ
  3. 森且行、SMAP存続ステッカー貼付の真相
  4. SMAP・中居が熱愛報道に渋い顔
  5. マンガ『ヅャニーさん』34回

カルチャーの人気記事

  1. 他人の記事をパクるのはこんな人
  2. 「an・an」恋愛特集が、えげつなすぎる
  3. 誰でもいいから義姉をもらって! デブでブスなプライド女を婚活イベントに強制送還!
  4. 逮捕された元警部が語る覚せい剤と刑務所
  5. 恋愛に浮かれられない「GINGER」のサガ

海外ゴシップの人気記事

  1. マドンナ、トランプに「チンポしゃぶってな!」
  2. C・ブラウン、『DB』の痛車でデートへ
  3. ケイティ、年末年始に日本を堪能
  4. マライアが“バツ2”自虐ギャグでノリノリ
  5. トランプ就任式はしょぼくてもOK!