[TVツッコミ道場]

競争社会・AKB48とは真逆だから? 乃木坂46にほのぼのと愛着がわいてしまう理由

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『ガールズルール』(SMR)

 今回ツッコませていただくのは、乃木坂46の「知らなかった一面」。

 と言いつつ、そもそも乃木坂46について、これまではほとんど何も知らない状態に等しかった。正直、乃木坂46のイメージって、「AKB48などのライバルというスタンス(という名目の、秋元康ビジネス)」以外に、「AKB48よりも全体的に若いし、顔面偏差値が高い」「制服」「生駒里奈がいる」くらいしかなかった。おそらくお茶の間的には、自分と同程度の人がほとんどではないかと思う。

 また、最近、「加入間もない二期生がセンターに抜擢された」こと、それについてメンバーの数名がブログなどで批判的なコメントを書いたことなどは知っていた。だが、そういった話題、運営側の思惑とは別に、『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)や『さんまのまんま』(フジテレビ系)出演などによって、少しずつわかってきたことがある。

 それは、乃木坂46に漂う独特の「ゆとり」感だ。

 総選挙など熾烈な競争があるAKB48と違い、「大人の判断」でセンターなどが決まるためか、自分からグイグイ前に出てくるタイプがほとんどいない。しかも、前センター・白石麻衣をはじめ、人気上位のメンバーが、あまりしゃべらない。『さんまのまんま』では、「AKBさんにはあやかってるだけで、ももクロさんがガチのライバル」と語っていたが、ももクロのノリとはまったく違う。

 また、『乃木どこ~』では、素人感たっぷりのメンバーたちで、間をもたせるためなのかもしれないが、親・きょうだいが電話やアンケートなどでたびたび登場する。

 例えば、9月放送の「家族からの密告延長戦・暴露連発で赤面!」では、以下のようなエピソードが明かされていた。

○橋本奈々未・弟 「姉はドSなんです」→「『お湯の温度が80℃位になったら教えて!』『手突っ込んで熱い! と思ったら80℃だから』と言われた」

○西野七瀬・母 「がさつ」→「外から帰ってくると真っ先に靴下を脱ぐんですが、3メートルくらい飛ばして脱ぎ捨てる」

○生田絵梨花・母 「物事に集中すると足の裏が異様に熱くなるらしく、靴下をあちこちに脱ぎ捨てるクセがある」

 次々にどうでもいい話が暴露されるが、素人の親・きょうだいの方がグイグイ出てきて、恥ずかしいエピソードを語るという構成は、まるで芸人の家族が出てくるバラエティ番組のよう。

 それに対して、本人たちが素で赤面する様子も、親・きょうだいの出たがりっぷりも含めて、全体に「温かい家庭で育ったお嬢ちゃんたち」の空気があって、なんだかほのぼのしている。

 本当は、女の集団なんてどこもドロドロしているものなのかもしれないが、『乃木どこ~』を見ていると、そういったギスギス感がなく、乃木坂に対して興味や愛着が多少わいてくる。まんまと番組の狙いにのせられているのかもしれない。でも、一方で、売れる気はあまりしない。

 かつては芸人も、売れる人は金持ちか、ど貧乏かのどちらかとよく言われていたけれど、やっぱりハングリー精神の違いなのだろうか。

 乃木坂にうっすら漂う「ゆとり」感が世に受け入れられ、ブレイクする日がくるのかどうか、密やかに見守ってみたい。
(田幸和歌子)

後輩だといらつく「ゆとり」感も、アイドルなら超愛せる

しぃちゃん

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