[女性誌速攻レビュー]「STORY」11月号

読者思いのフリをして、「ママ友は敵」と洗脳! 恐るべき「STORY」教

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「STORY」2013年11月号/光文社

 子育て中のママ読者が多い「STORY」(光文社)では、時間的にも経済的にも体力的にも制約が多い読者の事情を踏まえ、“時短”や“プレプラ”(プレシャス・プライス=安いけど価値あるもの)などの企画がしばしば組まれます。「ああ、読者思いだなあ」と思うのですが、たまに「これは本当に読者のことを考えたのだろうか」と疑問を感じる企画もあります。ただでさえ制約の多い読者をさらに精神的に追い込み、がんじがらめにするような、窮屈でたまらない企画が潜んでいることがあるんです。「STORY」11月号の特集「今、やっと気づいた『シンプルでいいじゃん!』」も、タイトルの横に「もう若作りも、過剰な盛りも要りません。私たち40代、もっと素の自分に自信を持っていい」とあり、いかにも「読者の気持ちに寄り添っています!」という感じなんですけどね。さて、本当にそうでしょうか。中身を見てみましょう。

<トピック>
◎今、やっと気づいた「シンプルでいいじゃん!」
◎“お忙しそうね”ってdisられたら、「微糖派ひと盛りニット」で優雅な日常
◎40代ママ、「幼稚園」にて楽しく奮闘中!

■奥さん、知らないの? みんなそう言ってますよ……

 特集「今、やっと気づいた『シンプルでいいじゃん!』」の最初のページには、次のように主旨が記してあります。

「自信の持てない重ね着や、体型が気になるスキニーパンツ……。40代のあいだでも、しばらくカジュアル流行りが続きましたが、正直言って、疲れが出ていませんか? 毎朝、慣れないカジュアルコーディネートに頭を悩ませることも少なくなかったはず。様々な流行を経た今、みんな薄々感じ始めています。『やっぱり“シンプル”が一番!』って。無理して盛らなくても、十分オシャレになった40代なら“シンプル”で輝けるはずです」

 一見すると優しげな文章なんですが、筆者は違和感と不安感を抱きました。まず、文中の「みんな薄々感じ始めています」の「みんな」とは誰のことなんでしょうか。先月号の特集タイトルも「秋、みんなの総意は『可愛い』より『女らしい』」でした。「“みんなが言ってる”の“みんな”とは、どこの誰ですか?」って、子どもの頃、両親や先生に注意された経験ありませんか? 架空の「みんな」を作り出して、「みんなが言っていることが正しい」と主張する、これが「STORY」の常套手段なんだなあと、今月もガッカリしました。

 しかも、「可愛い」を全否定した先月に引き続き、今月は「カジュアル」を否定。これまでのスタイルを否定するところからオシャレが始まっているわけです。そして、「これまでの私は無理をしていた」と思い込まされる。その上で、すかさず「飾らなくていいんだよ」とやさしい言葉を投げかけてくる。怖いです。なんかもう悪い営業マンか新興宗教の勧誘かって感じですよ!

そしてお布施を払う(新しい服を買う)……と

しぃちゃん

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