芸人から「行きたくない」の声も……不便すぎるイオン幕張よしもと新劇場は大丈夫か?

2013/10/07 10:00
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よしもと幕張イオンモール劇場 公式サイトより

【日刊サイゾーより】

 12月20日にオープンする吉本興業の新劇場「よしもと幕張イオンモール劇場」に、早くも集客を心配する声が上がっている。

 同劇場は、千葉県千葉市に新設される国内最大級の商業施設「イオン幕張新都心」内に設置され、収容人数は約300人。人気芸人によるお笑いライブのほか、タレントによるワークショップ、ダンスパフォーマンス、アイドルの公演などが行われる予定だという。

 吉本興業の大崎洋社長は、先月行われた概要記者会見で、「イオンモールのお客さまに夢中になっていただけるように、芸人ともども夢中になって、新しい情報の発信基地を作ろうと思っています」と意気込みを語っていた。

 現在、吉本興業グループが運営する劇場は、東京・新宿駅直結の「ルミネtheよしもと」や、大阪の大劇場「なんばグランド花月」をはじめ、合計7カ所。2年前に客足が伸びず閉館した「品川よしもとプリンスシアター(東京)」や「京橋花月(大阪)」を除いては、劇場に通う固定ファンのほか、地方からの団体客などをうまく動員につなげてきた。

 しかし、「イオン幕張新都心」の建設地は、運行本数が少ない上に、臨海部のため強風で止まることも多いJR京葉線の「海浜幕張駅」と「新習志野駅」のほぼ中間に当たる場所。お世辞にも「駅近」とは言えず、近くには大型展示施設「幕張メッセ」や、千葉ロッテの本拠地球場もあるが、とんぼ返りの客が大半……

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最終更新:2013/10/07 10:00
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