地元時代の同級生が教えてくれました

なぜ竹内力!? NHK『みんなのうた』歌手に抜擢されたコワモテ俳優の評判

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「竹内力」/ミディ

 8月2日、NHKから10~11月期に放送の『みんなのうた』の新曲リストが発表された。その中でひときわ目を引いたクレジットは、「回れトロイカ」の歌手、竹内力だろう。

「みんなビックリしましたよ。俳優としてはNHKにも出てますが、歌手としてだなんて(笑)。もちろん、こういったテレビ露出はうれしいようですよ。力さんは前からテレビ業界にはあまり良いイメージを持ってなくて、むしろ距離を取っていましたから」(Vシネマ制作関係者)

 ここ最近、テレビ番組で竹内力の露出が増えてきている。それもVシネマでの代表作『ミナミの帝王』のコワモテイメージを覆すようなコミカルなキャラクターでだ。今年の4月に放映された深夜ドラマ『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京系)では、犬を連れた謎のエスパー西郷隆盛を怪演している。

「長年Vシネ界を牽引してきたことが自信につながり、テレビ出演に対しても、それほど抵抗感がなくなってきたみたいです。自分の中にある、笑いの部分を出すことが楽しいみたいですよ」(同)

 しかし、テレビでのコミカルキャラとVシネでの兄貴キャラ、一体どちらが素顔の竹内力に近いのだろうか?

「地元の大分では相当ヤンチャでしたね。一本気で兄貴気質だったから、すぐに仲間は増えていきました。バイクが大好きだったんですが、大勢の仲間とバイクで走ると近所の迷惑になるからって、わざわざ国道までバイクを押して移動してました(笑)。高校の入学式にリーゼントをキメて出席したら、その日のうちに先輩から恐ろしい洗礼を受けてたこともありましたね」(地元時代から知る関係者)

 高校卒業後に大阪で大手銀行に就職が決まったものの、19歳で高校の先輩を頼り上京。

「今や有名なメガバンクの銀行員ですよ。でも地元のみんなは、彼なら銀行員じゃない、もっとでかいことをやってくれると思ってたんで、上京したって聞いた時は『やっぱり!』って(笑)。その後は、バーテンをやってるって連絡がきたんですが、東京の印象は『空気は汚ねぇし最悪だよ』ってぼやいてました」(同)

 この時勤めていたバイト先で芸能事務所幹部の目に留まり、竹内力の俳優人生がスタートした。映画『彼のオートバイ、彼女の島』では主役のライダー青年を、ドラマ『ヤヌスの鏡』(フジテレビ系)では主人公のクラスメートの恋人を演じ、さわやかな好青年として売り出していた。

「自分の本来の姿と芸能界での姿に、違和感を感じていたようです。それに現場でも監督に対して自分の意見をはっきり言うので、関係者には生意気な人間だと思われてしまった。段々とテレビ界に対して距離を置いていく中で、Vシネマの出演オファーがあったわけです」(前出・Vシネ関係者)

 1992年に主演したのが『難波金融伝・ミナミの帝王』だった。レンタル店で高回転の作品で、15年間で60本もリリースされるほどの長寿シリーズとなった。

「力さんがVシネ業界で活躍し始めた頃、テレビの現場制作者たちは陰で『生意気だからドラマに出られず、Vシネに落ちた』なんてことを言っていた。力さんも『テレビの人間にはバカにされている気がして、その悔しさはずっとあった』って言ってましたよ」(同)

 三池崇史監督の『DEAD OR ALIVE』シリーズで注目され、2001年、『岸和田愚連隊 カオルちゃん最強伝説』で15歳の高校生役を怪演し新境地を開拓した。さらに、07年には双子の弟RIKIのキャラでCDもリリース、モーニング娘。の「LOVEマシーン」をカバーするなど、お茶目な一面をのぞかせている。Vシネのコテコテのアウトローキャラもいければ、カオルちゃんのように面白いキャラも演じられる、そんな竹内の姿は、古くからの知り合いにも喜ばれているようだ。

「テレビでの姿に驚いたか? 全然ですよ! バラエティーでの面白さも、Vシネでのシリアスなのも、全て含めて力さんなんですよ。ファンや仲間を大事にする姿勢は昔から変わってませんね。これからもどんどんテレビに出てもらって、もっともっと新しいファンが増えてほしいぐらいです。地元の仲間はみんな応援してますよ」(前出・地元時代の関係者)

 一度はテレビから離れVシネマ界の頂点に上り詰めた帝王の、テレビ業界への進撃は、まだまだ終わることはないだろう。

ギャップ萌えの最北端

しぃちゃん



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