「こじらせてない側」の女性が感じる苦悩とは何か

【messyより】

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ヤマシタトモコ『ひばりの朝 1』祥伝社

■ヤマシタトモコと魚喃キリコの作品に共通する「面倒くささ」

 「こじらせ女子」の定義は人それぞれで、『an・an』(マガジンハウス)誌上で星野源から「すげー嫌い。ダサい」という毒舌を引き出したインタビュアーは、「うがったものの見方をすることで“自分はわかってる”という選民意識を持つ、いわゆる“こじらせ系”女子」と表現していました。これに「私たちはそんなんじゃない!」「この人は本当のこじらせ女子をわかってない!」と猛反発が巻き起こったことも記憶に新しいものです。しかし漫画家、ヤマシタトモコの作品を読んで、私がまず思ったのは「これは『こじらせ女子』の漫画だなあ……」ということでした。


 『Love, Hate, Love』(祥伝社)を例にあげましょう。この作品の主題は、28歳までバレエに人生を捧げていたため「普通の女性」的な時間を送れなかった主人公の不器用な恋愛、となっています。主人公は、それまでに恋愛(=普通の女性ならば、まず通過すること、と主人公は思い込んでいる)をしたことがない。それゆえ、彼女には女性としての自信がない。その自信のなさが「女性として自分はダメである」という自己批判を身に付けさせ、生きづらさを感じながら生活せざるをえなくなってしまう……。この「自信の無さからくる生きづらさ」は「こじらせ」の基本だと、私は思います。ヤマシタトモコ作品が一部の女性たちから共感を呼ぶのだとしたら、まずはこの部分なのでしょう。

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