ファンの気合がすごいわ!

P・マッカートニーの“究極のファンサービス”が、美談として米ネットを駆け巡る!

2013/08/14 16:00
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顔と首の境界のなさが米良級のポール

 “生きる伝説”として中高年に絶大なる人気を誇る、元ビートルズのポール・マッカートニー。71歳という高齢にもかかわらず、今年5月からワールドツアー『アウト・ゼアー』をスタートさせ、世界中のファンを大喜びさせている。11月には11年ぶりの来日コンサートを行うことになっており、先行予約には10万件を超える応募が殺到。「年齢的に最後の日本公演になるかも」というファンの推測により、チケットの争奪戦が繰り広げられているようだ。

 そんなポールが、8月9日夜、サンフランシスコで開催された音楽フェス『2013 Outside Lands Music and Arts Festival』に出演。ポールお目当てで集まった大勢の観客の中に、「親愛なるポール どうか、アタシにサインして! アタシの最初で最後、唯一のタトゥーにしたいの!」と大文字で書いたピンクのボードを掲げる、ブロンド美女を見つけ、ステージに招き上げた。

 米ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」によると、この女性は29歳のジェナ・ニューサム。ポールとビートルズを崇拝しているそうだ。ステージに上げてもらえたジェナは、「サインしてください。タトゥーにして、生涯アタシの体に残すから」と説明。ペンを持ったポールは、背後からハグするような体勢で彼女の右手を取り、手首に「ポール・マッカートニー」というサインと、その下に小さなハートを描いた。

 夢がかない大感激したジェナは、フェス終了後、夜中の1時だったにもかかわらずタトゥー・パーラーに急行。ポールのサインとハートマークをそのままタトゥーとして彫ってもらった。そして、興奮と感動が覚めやらぬ中、Facebookに、「神さま、実現しました!!!!!」「アタシの人生の中で、最も素晴らしい瞬間でした!!!!!!!!!!!!!」と書き込み、友人らに報告。

 「RadarOnline」には、タトゥーを入れた細い手首の写真が掲載されており、11日にジェナが言ったという「まるで夢の中にいるみたいって、ウキウキしながら過ごしているわ」「ずっと夢だったのよ。ポール・マッカートニーはアタシのすべて。そんな彼にアタシは会ったの。夢がかなったのよ」というコメントも紹介。ネットでは、「クールなアイデアだ」「夢をかなえてやるポールはいい人だ」という声や、「自分もこのフェスに行ったが、彼女のほかにもサインしてもらっていた女性がいたよ」という情報を提供する者も現れ、美談として話題になっている。

 実は、2011年にもポールのコンサートで5列目にいた夫婦が、「オレの妻にサインしてくれよ」「アタシが妻です。サインして!」というボードをそれぞれ掲げ、面白がったポールが夫婦をステージに上げて、妻の右肩に「LET IT BE」という言葉と共にサインをしたことがある。彼女は大喜びし、コンサート終了後、タトゥー・パーラーに駆け込みタトゥーとして刻み入れ、話題になった。

 自分の体にサインしてほしいとセレブに頼み、そのサインをタトゥーとして彫るというアイデアはそんなに珍しいことではない。31歳のゾー・ウェイドという女性は、お気に入りのセレブに両腕と背中にサインしてもらい、それをタトゥーとして刻むという趣味を持ち、何度かメディアで紹介されている。

 彼女のコレクションは、アンジェリーナ・ジョリー、セリーヌ・ディオン、U2のジ・エッジ、ローリング・ストーンズのロン・ウッド、ライオネル・リッチー、カイリー・ミノーグら大物ばかり。ゾーの場合、9歳の頃からセレブのサイン収集をするようになり、03年にロックバンド「ブロンディ」のボーカル、デボラ・ハリーが腕に書いたサインをタトゥーとしてなぞり彫ったのが、セレブ・サイン・タトゥーの始まりだったと英タブロイド紙「Mirror」に明かしている。今回ポールのサインをタトゥーにしたジェナとは異なり、相当なマニアである。

 70歳を過ぎてなお、若い女性に騒がれ、うっとりと崇拝されるポール。今後、ジェナのマネをするファンが急増すると思われるが、ポールならきっと気軽に対応してくれることだろうと、ネット上では期待が膨らんでいる。

最終更新:2013/08/14 16:00
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