大久保ニューの【美のぬか床】 第6回

汚部屋暮らしの私が化粧水を手作り!? 異国のライフスタイル「天然生活」体験☆

美しくなりたい――世の女たちの狂おしい思いを、「42歳、ゲイ、汚部屋に一人暮らし」の漫画家・大久保ニューが担ぎ込む! 古今東西あらゆる美容法に食らいつき、美を追い求める女の情念まで引きずり出す――

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(C)大久保ニュー

 初めて「手作り石けん」を使った時の、あの衝撃ったらなかった。「なにこの洗い心地!?」って。アトピー肌である私は、ずっとずっと、理想の石けんを求めさまよう「石けんジプシー」だったのだが、「見つけた! 私の『旅の終りはお前さ石けん』!!」と、昂奮したものだった。そしてそれを自分で作った時の、あの感動ったらなかった。それらの衝撃は、すべて『お風呂の愉しみ』(飛鳥新社)という本が与えてくれたものだった。当時、手作り石けんブームを巻き起こした、その本の著者である前田京子さんは、それから私の中で「憧れの女性」として君臨し続けている。「愉しみ」を分け与えてくれる女ほど、いい女はいないじゃない?

 同じくそんな前田信者であり私の友人でもある、漫画家のうつろあきこさんが『手作りスキンケアで透明美人肌になる!』(メディアファクトリー)という本を出した。前田京子さんのレシピに従って、手作り化粧品生活に挑戦するコミック・エッセイだ。単行本の帯には「たった30円でオーガニック化粧水が作れる!」と、胸躍るコピーが書かれている。とても楽しく&詳しく説明されているので、簡単に自分でも作れる気がしたが、「うつろちゃんの道具を拝借して作らせてもらおうかな☆」という下世話な魂胆で、「ケミカル化粧品一辺倒」である担当編集のJ子を従えて、うつろさんの自宅・世田谷へ行ってきた。

 世田谷線の路面電車感にビックリしたが、初めて訪ねたうつろさんの自宅にも驚いた。おっしゃれ~~~。まるで外国のホテルのような綺麗なリビングに、ただただ呆然。「友達だと思ってたのに……」思わず妬みの言葉が出てしまったが、友達だからって生活水準まで一緒なワケないよね……。気を取り直して、うつろさんに前田先生直伝の手作り化粧品講座を始めていただいた。

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ほんと~にあっという間にできすぎてびっくり☆

 まずは基本中の基本、「ラベンダーウォーター」作りから。グリセリン小さじ1/4~1/2とラベンダーオイル5滴を混ぜ、精製水100mlを加えてよく振る。これにて完成☆……ってこれだけ!? あまりの簡単っぷりに驚いた。人によっては「そんなもんで効果あんの?」と懐疑的な気持ちになるだろう。しかし、私はすでに、うつろさんからいただいた「ネロリの化粧水」で効果は実感していたし、手作り石けん愛用者なので、グリセリンの効能も熟知している。こんな素敵なものが、こんな簡単に、こんな安くできるなんて……悪い笑顔になっちゃうわ☆

ズボラなサイ女読者も簡単にできちゃうんだから☆

しぃちゃん

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