BL短歌『共有結晶』インタビュー

Twitter発「BL短歌」、萌えを詠む腐女子が語る「ルールに縛られない関係性」の快感

 腐女子たちがボーイズラブ(BL)を短歌に詠む――そんな「BL短歌」が、今、腐女子以外からも注目を集めている。昨年の2月、Twitterから一気に火がつき、「♯BL短歌」というハッシュタグがつけられた作品が、タイムラインを追えなくなるくらい大量に投稿されるようになった。そしてついに、世界初のBLで短歌するマガジン『共有結晶』まで出版されるに至った。

きらきらとふたりをつなぐ鱗粉を誰も知らない新宿の朝
あまりにも異なりすぎているゆえに傷口として合わす唇
象牙ほどしんと冷たき膚をして熱き血肉を隠すきみの背
薔薇や百合ばかりが好きという我らこの人類はゆっくり滅べ

 男性の視点から同性愛を詠むこと、また、そんな男性同士を愛でる自分自身を詠むこともあるというBL短歌。腐女子たちはBL短歌を通して、何を表現し、どんな欲望を満たしているのだろう? 『共有結晶』の編集人であり、初めてBL短歌をTwitterでつぶやき始めた張本人でもある佐木綺加(さき・あやか)さんにお話を伺った。

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BL短歌合同誌『共有結晶』

――まず、佐木さんがBL短歌を始めたきっかけを教えてください。

佐木綺加さん(以下、佐木) そもそも腐女子というものは、「男の子同士の恋愛が好き」という以前に、2次元のキャラクターを愛していている“オタク”が多いんです。大好きな男性キャラクター同士が仲良くしている姿に萌え、さらに恋愛関係に発展させて、「もっと彼らを愛でたい」という思いから、BLに目覚めた人がほとんどだと思います。

 私のBL短歌の出発点も、「好きなキャラ同士を愛でるために創作をしたい」という情熱でした。短歌については、大学時代に歌人・穂村弘さんの本を読み、創作の手段として興味を持ちましたね。BLと短歌という2つの興味・関心を融合させたのが、BL短歌というわけです。

――BL短歌はお1人で始められたんですか?

佐木 最初は、「BL短歌をやらない?」と友達に声をかけてみたんですが「短歌とかやったことないし、難しそうだから……」と断られてしまって。もう自分でやるしかないと覚悟を決め、「♯BL短歌」というハッシュタグをつけて、TwitterでBL短歌をつぶやき始めたんです。それが昨年の初め頃で、2月に俳人・石原ユキオさんがリツイートしてくれたのをきっかけに、腐女子以外にも注目され始めました。それから次第に、まわりの腐女子や、短歌や俳句をやっている男性までもがBL短歌をツイートしてくれるようになりましたね。

萌えの正体に目からウロコでした

しぃちゃん

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