角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第44回

保護者に「このコラムで保育園への偏見がなくなった」と言われました

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保育園に置いた「ヒキュウ」(右端と左端)です。風水では正財(仕事で入る財)と偏財(ギャンブルや副収入)のどちらにも効果があると言われています

 この連載が始まり、もうすぐ2年がたとうとしています。保育園経営とまったく無縁の女が、気づけば保育園経営のエキスパートになりつつあり、保育園のコンサルタント業でも食べていけそうな予感さえしてしまう今日このごろ。連載を読み返すと、私自身「幼かったな」と思うことが多々あり、それでもこの連載を読んで入園してくれた保護者に感謝しています。

 当園は、「この連載がきっかけで入園した人」と「入園を検討していてこの連載を発見した人」「娘と前の保育園からの友だち」「在園生からの口コミ」の人たちで構成されていて、いずれも私が「角川さん」だということを知っていて入園してきた人です。「娘と前の保育園からの友だち」組の保護者は、駒沢の森こども園を設立する前ぐらいになんとなく素性がバレ、オープン前の内覧会ではみんな知っているようでした。このメンバーとは、食事をしたりする仲なので、気づけば知っていたという感じです。

 連載を読んでから来た方は、はっきり言って説明がラク(笑)。事務的なお話(例えば、前日の朝10時までに連絡くれれば振り替え可)とか、子育てに関するお話や受験事情のお話ぐらいで、保育方針を話そうとすると「連載に書いてありました。B幼児園よりは運動させないですよね」といった具合に、見学に来ていただいた時点ですべてを理解していて、施設の確認のために来園しているだけのようです。最近大笑いしたのが、「サイゾーウーマンの連載を読んで保育園への偏見がなくなりました」と言われたことです。私も保育園を経営する前は、「保育園って子どもをたくさん詰め込んで(認可・認証は当園のスペースと定員から割り出すと、12人多い)、6人乗りバギーでドナドナみたいに散歩しているとこでしょ?」って思ってましたから、偏見があるのもわかりますよ。

 連載の読者の方は、“書き手である私のことをよく知っている人”と言えますから、会った瞬間から「同じ産院で産みました」などというお話も出るわけで、そうなると私も「今キャンセル待ちしている人はガツガツエネルギーの方ばかりなので、できれば●●さんに入園していただきたいです」と本音をお話ししてしまう次第です。また、サイゾーウーマンが女性誌レビューをやっているせいか、出版社勤務の方が連載を読んでいて、契約するケースが2件ありました。「同僚がコラムのファンで……」という方もいましたね。サイゾーの編集者は、「ウーマンの連載がご迷惑になっていませんか?」と言いますが、まったくありません。むしろ、その逆だから!

区役所の保育課には申し訳ないんだけど……

 読者の見学はとてもラクですが、逆に大変なのが「区役所の保育課から紹介」されたケースです。保育課の方たちには本当によくしていただいており、「認可になりませんか」と打診されるほどなのですが、保育課からの紹介の場合、園のホームページさえ見ずに来園する方が大勢います。保育料は保育課の方が伝えているはずですが、保護者たちは「余計なこと(アクティビティや受験対応)をしないで、保育料を安くしてほしい」という方が多いので、保育課紹介の契約数は案の定ゼロ。「区役所で紹介されて……」という問い合わせが掛かってくると、思わず「期待薄だな」と見学前から身構えてしまいます。

角川さんの風水への跳躍、毎回デカくて痺れてます!

しぃちゃん



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