カニエが相当イッちゃってるね!

新作アルバムをめぐって、カニエ・ウェストと“『フルハウス』のD.J.”が罵り合い!

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出た! 強面の十八番「大事なのはオレとダチ」

 敬虔なクリスチャンであることをオープンにしている歌手のカニエ・ウエスト。自身をキリストになぞらえた新作アルバム『Yeezus』が大きな波紋を呼んでいる。先日も、人気海外ドラマ『フルハウス』のD.J.役でおなじみのキャンディス・キャメロン・ブレが、「自分をキリストと重ね合わせるだなんて」と批判したが、カニエはライブで、「クソの意見なんてどうでもいい」と切り捨て、あらためてわが道を突き進む宣言をした。

 クリスチャン・カウンセラーの父を持つカニエは、幼い頃から信仰心を持ち育った。2002年に、居眠り運転で交通事故を起こし九死に一生を得た時にも、「神が助けてくれた」と深く感謝。この事故がきっかけで、キリスト教にますます心酔するようになり、名曲「Jesus Walks」を作り出した。しかし、あまりにも信仰心が強いのか、はたまた大事故から生還した上にラッパーとして大成功を収めたことから「自分は神に選ばれた人間」だと思うようになったのか、カニエは次第にイエス・キリストを強く意識するように。06年には、米音楽大衆誌「ローリング・ストーン」の表紙を、頭に茨の冠をかぶった顔のアップで飾り、「キリストのつもりか」と論議を醸した。

 今年に入ると、夏にリリースされる予定の新作アルバムが『I’m God』(オレは神だ)になるとウワサされたり、アルバムのカバーが、カニエが十字架にかけられた絵になるようだというウワサが飛び交い、「カニエは、キリストどころか“オレは神”という宣言している」と、一部からバッシングされるように。その後、アルバムのタイトルは『Yeezus』だと発表。カニエのニックネームである「Yeezy」(イージー)と、イエス・キリストの「Jesus」(ジーザス)を組み合わせたものであり、信心深いキリスト教徒をますます怒らせた。

 その中の1人がキャンディス。アメリカの国民的ファミリー・コメディ『フルハウス』で大ブレイクした彼女は、敬虔なクリスチャンとして知られている。女優としての才能があるものの、クリスチャンとしてふさわしくない作品には絶対に出ないため、女優としての露出は少ない。ちなみに、兄で『愉快なシーバー家』の主役を演じたカーク・キャメロンも福音主義の敬虔なクリスチャンであり、時々過激な発言をすることで有名である。

 キャンディスは、先日、『Finding Normal』というテレビ映画のプロモーションを行うため、ラジオのトーク番組に出演。まず、「私がすること全てに、クリスチャンであることや信仰心が反映されているの。だから、演じるのも“ファミリー・フレンドリーな役”と決めている。このことが、出演できる作品の幅を狭めているのは紛れもない事実だし、女優としてこんな役をしたり、あんな作品にも出たいなと思うこともあるけど、自分が気分良くなければ意味がないしね」と、敬虔なキリスト教徒であることを、誇りを持ちながらアピールした。

 続けて、女性パーソナリティーから「あなたが来る直前に、カニエ・ウエストの新作アルバムについてトークしていたのよ。知ってる? 『Yeezus』というタイトルなのよ。イーザスよ!」と聞かれ、「知ってるわ。私は嫌ね。問題があると感じるわ」と回答。「気に触るわ。本当に嫌気が差す!」と声を上げた。

 「好きな(HipHopの)曲もあるけど、100%支持はできないわ。だって、問題があると感じるんですもの」と怒りだすキャンディスに対して、男性DJは「イーザスは単なる名前じゃないか」と、なだめようとする。しかし、「ほかにも何百もの名前があるのよ。なんで、ジーザスと1文字違いの名前にする必要があるのよ。ジーザスと重ねてるんでしょ。どう考えてもやりすぎだわ」と反論され、男性DJは「カニエは、今、メディアに追いかけられ、いろいろ言われて、攻撃されてさ。そういうことを表現したいんじゃないか」と擁護しようとするが、「そうだったら、まさに、自分はイエスと同じだと言ってるんじゃない。そんなこと、誰もしてはいけないことだわ」と舌打ちまでしていた。キャンディスは、最後に「イエスに対する謙虚な気持ちがないのが問題なのよ」とまとめ、カニエをあらためて批難し、出演を終えた。

 9日、ニューヨークで開催されたイベントに出演したカニエは、論議を醸している問題の新曲「I am a God」を披露した後、キャンディスの名は出さなかったものの、ラジオで彼を批判した彼女を華麗にディスった。

 米ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」によると、カニエはライブの途中で「クソったれに対して文句を垂れることは、オレのライブじゃお約束だからよ」と警告し、「オレはさ、音楽を作れるだけで幸せなんだ。みんなに、クソいけてる音楽を披露できるのが幸せなんだよ」と語りだした。

 そして「(アルバムには)カバーすらねぇんだぜ。オレたちは、本物の音楽を作っただけ。昔のようにな。5カ月間、アルバム作りに没頭した。そのアルバムを8月、9月、パーフェクトなタイミングが来るまで(リリースするのを)待てってさ。“そのタイミングが来れば、もっとたくさんの観客やラジオやクソがつくから、アルバムがたくさん売れますよ”ってさ」と、アルバム販売の戦略について不満を持っているという、内々の事情をブチまけた。

 続けて、「正直に言ってさ。ラジオ聞いてるとさ、オレはこんなところにはいたくねぇって思うわけよ。正直、この時点ではさ、レコードを何百万枚売りたいとかなんて、どうでもいいわけよ。オレはさ、夏にアルバムを出して、みんながイケてる夏を過ごせるようにしたいだけなのよ。レーベルがもっとたくさん売れる~とかほざいてるのとかはさ、マジでどうでもいいわけ」とまくし立て、「この時点ではさ、クソったれた外部がどう思ってるかなんて、どうでもいいわけ。オレが、マジで気にするのは、オレのダチ、みんなのことだけなんだよ」と断言。ラジオ番組でカニエを批判したキャンディスに対して、クソ食らえというメッセージをオブラートに包みながら投げた。

 なお、「I am a God」は、「たった今、イエスと話をした/イエスはこうおっしゃった。“よう! イーザス!”/オレはこう答えた。“クソっ! リラックスしてるぜ”」という歌詞であり、キャンディスらクリスチャンを、確実にいら立たせるような内容となっている。

 また、今回のステージで披露した「Black Skinheads」も、「カトリックに追い出されなければ/ほら、保守的なバプテストのお出ましだ/過剰に反応してるってよ」という歌詞であり、白人至上主義団体「KKK」のような黒いフードをかぶった不気味なバックダンサーが踊るという演出があるなど、カニエがクリスチャンとして疑われるようなことばかりしているようにも見受けられる。

 『Yeezus』のアルバムカバーは、ウワサされていた「十字架にはりつけられるカニエ」の絵ではなく、まったく何もない、カバーなしのむき出しの状態になっている。外見ではなく中身で勝負といったところなのか、彼なりの謙虚さの表れなのかは定かではない。

  我が道を突き進むカニエと、敬虔なクリスチャンとの言い争いは、まだまだ続きそうである。

キムは何が揉めているのかわからなそうだな

しぃちゃん

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