「渡る世間は鬼女ばかり」

子どもが犬を噛む!? 放置子とその保護者の恐るべき言動

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『ボルゾイの事典』(誠文堂新光社)

――玉石混交のネットの海で、下衆なエピソードだけを収集・観察する奇跡のヲチャーHagex。彼がセレクトした、某橋田壽賀子ドラマよろしく、読むとゲッソリする……いや人生のトラブルシューティングとしてためになるエピソードを紹介。

 2011年5月、反町隆史&松嶋菜々子夫妻が飼っているドーベルマンが、同じマンションの住人を噛むという事案が発生しました。夫妻は被害者に対して慰謝料と治療費を支払うことで示談が成立しますが、被害者は「現場を通る度に気分が悪くなる」ということで、同年6月に転居。被害者は10年10月から3年間の定期賃貸借契約を結んでいたので、マンションの管理会社に対して違約金を払わなければなりませんでしたが、理由が理由だけに、管理会社は被害者に違約金を請求しませんでした。その代わり、管理会社は反町・松嶋夫妻に違約金や弁護士費用など約5,220万円の支払いを求め提訴します。そして13年5月14日に東京地裁は夫妻に385万円の支払いを命じました。

 このドーベルマンはきちんと調教を受け、日本警察犬協会の訓練試験にも合格していたとのことです。なぜ犬が噛んだのか、その後ドーベルマンは一体どうなったかが気になりますが、そこまで報道されていません。犬を飼っている人には他人事ではない事件だったのか、この支払い命令はのニュースは、多くの人がTwitterやブログで言及していました。

 犬が人を噛んでしまったら、謝罪や保証、近所の評判など、いろいろと大変ですが、では「人が犬を噛む」と一体どうなんるでしょうか? 今回はそんなエピソードです。

<近所の子どもが我が家のボルゾイ噛んだ>
【イイ加減ニ汁】うちは託児所じゃない82【玄関放置】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/baby/1302877647/

 投稿者は大型犬ボルゾイを飼っていましたが、臨月で散歩や世話ができないので、近所に住んでいる姉に預けていました。その姉から「近所の子どもが勝手に自宅に侵入し、ボルゾイを噛んだ」と焦った声で電話がかかってきます。

 詳しく事情を聴いてみると、育児放置気味の小学生が柵を開けて侵入し、ボルゾイにちょっかいを出していました。犬しっかりと訓練を受けていたので、子どもに危害は加えませんでしたが、前足で子どもを押さえたときに逆に噛まれてしまいす。毛が長い犬だったので、幸いなことに傷は軽傷。しかし環境が変わったのと、子どもに噛まれたストレスのせいか、ボルゾイは大量に毛が抜けてしまいました。

 トラブル防止のため警察と獣医に「人が犬を噛んだ」という書類を作成してもらい、学校に通報。小学校からは教師がやってきて姉に対しては謝罪しますが、肝心な小学生親族の対応はひどいものでした。保護者に強く抗議するものの、「柵の作り方がダメだったのでこんな事態になった。また学校に通報して、子どもが不登校になったらどう責任をとるのか?」と逆ギレ回答。

 怒った投稿者は、警察に問題のお宅をマメに巡回してもらうように依頼。学校にもお願いし、子どもは学童保育に入れられ放課後の徘徊はストップします。子どもの祖母が「猛犬に襲われた」と近所にウソの情報を流そうとしますが、「あの犬は大人しい、むしろあなたに一家に問題があるのでは?」と、逆にご近所から突き上げをくらってしまいます。問題は決着がつき、投稿者は安心して出産ができるようになりました。

相手にしなくても災いを連れてくる放置子

 2ちゃんねる育児板で長年続いている「放置子」スレ。ここには育児放棄された子ども(=放置子)が、愛情と食べ物を求めて他人のお宅に押しかける事例がたくさん投稿されています。「子どもだから」といって、一度でも食事やお菓子を放置子に提供すると、恐喝が成功したヤクザよろしく、相手が疲弊するまで放置子の要求が続きます。もちろん、子どもの親にクレームをつけても、暖簾に腕押し状態で事態は改善しません。放置子対策は「相手にしない」がいちばんです。

 しかし、いくら相手にしなくても今回のように防げないトラブルがあります。繰り返しになりますが、相手の親は役に立たない場合が多いので、このエピソードのように、学校・警察・児童相談所・近所などを巻き込んで対策を立てていくしかありません。しかし、「うちは託児所じゃない」スレを読んでいると、幽霊やゾンビより、放置子の方がよっぽど怖い存在になります。

Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。

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