仕事ができれば女遊びも許される……『ぬけぬけと男でいよう』の男の都合

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 「男性はエリートで、仕事ができると、何をやってもつっこまれないようなところがあります」――漫画家・小説家の内田春菊が、小説『ぬけぬけと男でいよう』(角川書店)のインタビューで話した言葉です。仕事のできる男は女遊びもうまい、女遊びも芸のうち、など仕事が免罪符となるような男の言葉も世間にはいくつもあります。浮気や不倫や、職場の女に手を出したって「何をやってもつっこまれない」男と、そこに関係していく女たちの欲望を描いた作品が、今回紹介する内田原作の同名マンガ『ぬけぬけと男でいよう』です。

 十布(とぬの)は広告代理店に務める若き会社員。美人の妻とかわいい娘のいる幸せな夫だが、若い自慢の彼女・萌実がいる。浮気を知っても別れようとはしない妻には、男の影がチラついている。不安定な家庭生活の中、「また浮気してしまった…」と言いながら、いつまでも「男」でいようとする十布とその女たちは……。

 内田自身も今作は「キライな人に乗り移って書いてみました」と話しているように、女性にとっては最低な男が描かれています。そして、男と同じほど我欲の強い女の姿もあらわになっており、同性から見ても痛々しさを感じるシーンもあります。1人の男がきっかけとなり妻、不倫相手、娘などそれぞれの女たちの内面までもが浮かび上がる『ぬけぬけと男でいよう』。今なら電子マンガサイト「Renta!」で1巻がまるごと無料で読めるキャンペーン中です。簡単な会員登録だけですぐに読めるので、ぜひ読んでみてください。

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