"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第174回】

上原さくらの離婚成立をスクープした、「女性自身」のディープな情報網

2013/04/30 21:00

 さらに、今特集の後尾には、現在のデブカワブームも取り上げられている。おいおい。痩せなくていいってか!? さらに末尾では元「ぴあ」の編集長で著述家の湯山玲子さん(53)のこんなコメントが。「私も一生、健康管理の意味でのダイエットを続けるんだと思います」。一生! でもそうなんだよね。ダイエット→リバウンドを繰り返す筆者にとっては、泣けてくるばかりのダイエット50年企画であった。

 高嶋政伸&美元のようにドロ沼の離婚劇が続くと思っていた上原さくらと会社社長・青山光司夫妻だったが、4月19日に離婚が成立していたという。これを堂々スクープしたのが「自身」である。「自身」といえば、離婚調停日の直前に上原が高級レストランで男性2人をはべらせ泥酔していたとの記事を掲載、その後も入院中の病院を抜け出して激安ラブホに入っていく決定的場面をスクープした雑誌である。

 今回の離婚劇は週刊誌などで上原サイドの仕掛けとも思える「夫からのDV、不倫疑惑、脱税」が報じられたことに始まる。夫もすぐに別の週刊誌などで反論を開始、「自身」もまた上原の行状を書き立てるなどメディアを巻き込んだ妻VS夫の情報戦になると目されていた。が、上原はあっけなく陥落してしまった。「自身」によるラブホ報道が決定的だったらしい。そりゃそうだ。結果、慰謝料ゼロ。「自身」によれば当初夫は、「慰謝料5,000万円」を提示していたという。普通の感覚では巨額な大金である。喜んで別れる妻は多いだろう。しかし上原は欲をかいた。夫が金持ちだったから、それを蹴って5億円を要求した挙げ句にゼロ。欲をかくと損をするとはよく言ったものだが、金額の落差を考えると、かえすがえすもったいない。もう少し我慢すれば――他人事ながらそう思わずにはいられない。

 話が逸れてしまったので戻す。「自身」の離婚情報はさらにディープになる。慰謝料ゼロになってしまった上原であるが、夫妻が住んでいた自宅から夫の高級時計や貴金属が消え去ってしまったというのだ。総額500万円ほど。夫は「それくらいだったらしょうがない」と言っているらしい。金持ちは太っ腹だ。同時に、今回の騒動に対し「自身」の食い込み方がハンパではないと感じた。「セブン」合併号でも上原の離婚関連記事が掲載されているが、こちらは離婚成立をまったくキャッチしていない。「自身」の、そして夫側の圧勝である。

 刑期から考えて春あたりにそろそろ出所といわれていた元光GENJIの赤坂晃であるが、昨年末に出所していたらしい。それをキャッチした「週女」が赤坂を直撃している。写真もばっちり。しかし赤坂は芸能界に復帰することは考えず、何か仕事をしているというが、その何かはわからずじまい。「週女」の問いには“一般人”を強調し、マスコミとも縁を切っているというばかりだった。今後覚せい剤の再々犯でもしない限り、放っておいた方がいい、のかも。そんなマイナスオーラ全開の赤坂の近況記事だった。

最終更新:2013/05/02 21:55
『シコアサイズ―貴流運動法』
おいおい、シコアサイズが入ってないなんて手抜きスギだぞ
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