ハードル上がりまくり

声優はアーティスト活動に葛藤中!? 一方「肉体改造」「ダンス」に励む者も

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『Kiramune Music Festival(キラフェス)201
3』公式サイトより

 最近、男性声優のライブイベントが多数開催され、ファンを喜ばせている。今月13~14日には、岩田光央と鈴村健一のユニットCONNECT、神谷浩史、浪川大輔、柿原徹也などが出演した、バンダイビジュアル主催『Kiramune Music Festival(キラフェス)2013』が幕張メッセで2日間に渡って開催された。ジャニーズさながらの豪華なステージは、約5時間以上にもわたり、両日で1万6,000人の声優ファンを魅了した。

 また、声優・谷山紀章と作曲家兼ギタリストの飯塚昌明で結成されているユニット・GRANRODEOが、今月20~21日に横浜アリーナで単独ライブを行い、『NARUTO -ナルト-』(テレビ東京系)の奈良シカマル役などを務める森久保祥太郎は、3~4月にかけて六大都市をめぐる単独ライブツアーを決行。このように、声優の枠を超えたアーティスト活動が昨今頻発しているのだ。

 そして驚きなのが、ほとんどのライブチケットがSOLDOUTになるということ。もちろん、ライブ前に発売されるソロCDも、常にオリコンチャート上位にランクインするほどのバカ売れ状態だ。

「男性声優の音楽興業は、今ノリに乗っている状態です。年末の両国国技館での開催が定番化している、ランティス主催の『Original Entertainment Paradise “おれパラ”』も、今年のライブ開催をすでに発表。今年10月には、宮野真守が日本武道館にて初の男性声優単独ライブを控えています。ひと昔前までは裏方稼業だった声優が、今では当たり前のように人前に出る時代になりましたね。女性声優はもちろんですが、最近では男性声優のニーズが急激に高まっているように感じます」(声優業界関係者)

 そんな、あくまで声優にとっては副業だったアーティスト活動が、業界内で活発化する中、当然のように歌唱力を求められ、ジレンマに悩む声優も少なくないという。

「何か役を得ると、当然のように『キャラソンも』とセット売りされる時代。最近の養成所では、歌やダンスのレッスンも組んでいるようですが……歌が苦手な声優にとっては、つらい時代だと思いますよ」(同)
 
 役を演じ、イベントに出演し、歌を歌ってダンスをする――表舞台には出ず、キャラクターに命を吹き込んできたかつての声優と、現代の声優では、求められる表現の幅が大きく異なってきている。現在、アーティスト活動を行う声優自身は、そんな現状をどう受け止めているのだろうか。

「歌うことは、決して彼らにとっては本業ではない。しかし仕事を請けたからには全力で挑んでいるようですよ。年に一度あるかないかのステージに向けて、自腹でボイストレーニングやダンスレッスンに通う声優も結構います。『僕の身体は声で演じる身体で、歌う身体ではないから』と、ジムに通って肉体改造をする声優も。当然、日々の仕事の合間を縫っての自主トレですから、『一体いつ寝ているんだろう?』と疑問を感じるほど」(同)

 もはや副業とは言えないほど、興行として成立した声優達のアーティスト活動。現在、中高生の「なりたい職業ランキング」で常にトップ10に入る人気職業である声優だが、求められるスキルは今後も上がり続けていくのだろう。

「『声優』を舐めちぁいかんぜよ!!」だって!

しぃちゃん

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