石川敏男の芸能デスクレポート

布施明&森川由加里結婚はスクープがきっかけ!? 芸能人を後押しする週刊誌の役割

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『Way of the Maestro』/F&A Project Recor
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 週刊誌記者のスクープが、結婚・離婚を後押しすることや、真実を明らかにするきっかけになることもある。

 そんな芸能界の通説が当てはまったのが、歌手・布施明(65)と歌手でマルチタレントの森川由加里(50)の電撃結婚だ。意外なカップルのようにも思える2人の出会いは、約25年前にまでさかのぼる。偶然、レコーディングスタジオが隣になったりなどして、友人関係を続けていたようだが、その後、布施のファンだった森川の姿がコンサート会場で見かけられるようになった。そして、出会ってから20年以上もたった一昨年、森川がデビュー25周年記念CDをリリース。このCDに布施がバックコーラスの一員として参加した。この頃から、2人の交際は、一歩進んだものになっていったという。

 布施にも変化が生まれた。昨年の夏に母が亡くなり、布施自身にも悪性大腸ポリープが見つかり手術。過去に、大腸がんで父を亡くしていただけに、布施は大きなショックを受けたという。そんな時に、身の回りの世話をし、支えてくれたのが森川だったようだ。

 そんな布施は、2人の交際・結婚のうわさを聞きつけた記者の直撃に「よくわかったね。時期とかは決めていないんですよ。2人で会社を作ろうとは思ってる」と告白。あっさりと認めた背景には「交際に関する取材が入ったら、記事が公表される前にケジメをつけて結婚しよう」と、心に決めていた節があったようだ。記者の後押しが、結婚につながったのは間違いない。

 離婚が6年たってから発覚した女優・中田喜子(59)も、記者からの後押しで発表にこぎ着けた芸能人だ。一時は“過去のこと”と離婚そのものも否定していた中田だったが、記者の訪問から3カ月後、資料を基に再訪問した記者に、中田は覚悟を決めて離婚を認めた。隠していたわけではなさそうだったが、中田には「なぜ今ごろ」という思いもあったようだ。今では、離婚が明らかになって、中田自身もホッとしていると聞く。

 私と同じ職業だったリポーターの奥山英志さん(享年61)の失踪騒動も同様だ。家族が捜索願を神奈川県警に出したのが2011年5月。記者が記事にしたのは9月だった。大騒ぎとなり、マスコミはこぞってこのニュースを取り上げた。しかし、時すでに遅し、4月には警視庁管内で身元不明の自殺者が見つかっていたのだ。場所は、神奈川の自宅から約5キロしか離れていない都内の公園。確認できる持ち物を持っていなかったことや、捜索願が出た時には亡くなっていたことなどから、すでに火葬されてしまっていた。ご遺体が奥山さんであったと確認されたのは、12月に入ってからだった。マスコミが大騒ぎをしなければ、奥山さんは家族と対面ができなかったのかもしれない。実はこの3つの記事は、同じ記者のスクープだという。いろいろと非難を浴びることもあるマスコミ取材だが、優秀な記者のスクープによって救われる芸能人もいるということだ。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

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