不思議ちゃん炸裂!

ブリトニー・スピアーズ、大先輩の訃報に笑顔で「素晴らしいことだわ」

2013/04/10 19:00
britmz.jpg
「TMZ」に掲載された動画

 一般男性との交際が順調で、幸せの真っただ中にいるブリトニー・スピアーズ。そんな彼女が、8日に死去した歌手で女優のアネット・ファニセロについてのコメントを求められ、はじけるような笑顔で「素晴らしいことだと思うわ」と発言。ネットを騒然とさせた。

 2004年にケヴィン・フェダーラインと結婚するまでは、歌唱力、ルックス共に抜群の「世界最強のアイドル」とたたえられていたブリトニー。彼女がアイドルへの第一歩を踏み出したのは、ディズニー・チャンネルのスター登竜門番組『ミッキーマウス・クラブ』で、12~16歳の間、クリスティーナ・アギレラ、ジャスティン・ティンバーレイク、ライアン・ゴスリングらと共にレギュラーを務め、歌唱力に磨きをかけた。

 『ミッキーマウス・クラブ』は、1955~96年に断続的に放送された、子ども向けのバラエティー番組。放送開始直後は、米3大ネットワークのABCでオンエアされ、長年、絶大な人気を誇ってきた。スター登竜門番組だと呼ばれるようになったのは、オーディションでよりすぐられた才能ある子どものみが採用されるから。全米から応募者が殺到するため倍率は非常に高く、ジェシカ・シンプソンのように不合格になった者からスターが生まれるほどなのである。

 この『ミッキーマウス・クラブ』の初シーズンでレギュラーを務めたアネット・ファニセロが、8日に70歳で他界。アネットは92年に多発性硬化症を患っていることを公表。04年に歩行できなくなり、09年には会話ができなくなるなど、壮絶な闘病生活を送った。死因は多発性硬化による合併症であり、ここしばらく昏睡状態が続いていたとも報じられている。

 アネットは60年代、絶対的な人気を誇った大スターで、ブリトニーにとっては憧れの大先輩にあたる。アネットが亡くなり、ブリトニーはさぞかし悲しんでいるだろうと、米ゴシップ芸能サイト「TMZ」が突撃した。

 「TMZ」がサイトに掲載した突撃取材の動画は、大手化粧品チェーン店「セフォラ」から、紙コップを片手に出てきたブリトニーに取材班が歩み寄り、「ヘイ、ブリトニー! アネット・ファニセロの訃報について、どう思うか教えてくれないかい?」と質問をするシーンから始まる。ボディーガードらしき男性にガードされながら、愛車の白いメルセデス・ベンツSUVに乗り込むブリトニーは、神妙な顔をするどころか、「アハッ」というように口を大きく開け、はじけるようなまぶしい笑顔を見せる。そして、次の瞬間キリッとした顔になり、「素晴らしいことだと思うわ」と言い、ドアをバタンと閉めたのだ。

 「TMZ」の取材班は積極的に質問を投げかけることで知られているが、ブリトニーのこのリアクションはまったくの想定外だったようで、絶句。動画には、「アネットの訃報を知らないのかもしれない。質問がわからなかったのかもしれない。いや、もしかしてブリトニーは心が冷たい人なのかもしれない」という解説がついていたが、何度見てもブリトニーのリアクションは奇妙で謎である。

 その後、ブリトニーはTwitterに、「質問を、聞き間違えちゃったわ。今日、出歩いていた時に、プレスから取材を受けたんだけどね。アネット・ファニセロが亡くなったと知り、打ちのめされています。『ミッキーマウス・クラブ』時代、私は彼女のことをお手本にしていました」という、弁解ツイートを掲載。「打ちのめされて」という単語をわざわざ大文字にし、悲しみを強調した。

 ネットでは、「一体、どういうふうに聞き間違えたんだ?」「あんな素敵な笑顔になるなんて、何を質問されたと思ったんだろう?」という声が上がっている。ここ最近、ハリウッドではあまり良いニュースがないため、ブリトニーが、何を「素晴らしい」と思ったのか、気になる人が多いようだ。

 1月に婚約者のジェイソン・トラウィックと別れ、若干壊れかけたものの、ごくごく普通の青年であるデヴィッド・ルカドと付き合うことで明るさを取り戻したブリトニー。デヴィッドとの交際は順調だと伝えられており、最近、パパラッチされる彼女の写真は、笑顔が多くなってきた。今回の失態・失言を、「救いようのないマヌケ」と罵倒する声も少なくないが、坊主頭で傘を振り上げ、パパラッチの車を襲撃していた頃に比べれば、たわいのない過ちだと思えなくもないだろう。

最終更新:2013/04/10 22:01
「In the Zone/Circus」
     汚ギャルだから      耳垢溜ってたんだべ!
アクセスランキング