[ジャニーズツッコミ道場]

『BAD BOYS J』で“ホンモノ”にしか見えない岩本照、ヤクザアイドル誕生か!?

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『BAD BOYS J』公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、4月6日にスタートした、Sexy Zone・中島健人主演の深夜ドラマ『BAD BOYS J』(日本テレビ系)。

 内容は、広島を舞台に不良グループ同士の抗争を描くというオーソドックスなヤンキーもの。また、中島健人演じるフツーの高校生(原作では、富豪の息子で坊ちゃん育ち)・桐木司が、ふとしたきっかけで突然豹変し、鬼のように強くなるというのも、よくあるパターンだ。だが、このドラマでは、なぜ急に強くなるかの状況説明がまったくないため、中島健人が「最後に大暴れする」だけになっている。

 できれば、「トミコ」と呼ばれるとキレる設定があった、往年のドラマ『噂の刑事トミーとマツ』(TBS系)や、失禁すると豹変する『エリートヤンキー三郎』(講談社)みたいに、わかりやすい記号としての“豹変スイッチ”を作った方が良かったのではないだろうか。

 さらに、気になるのは、不良グループ「極楽蝶」8代目リーダー・中島健人よりも、ナンバー2・川中陽二を演じるジャニーズJr.(Snow Man)・岩本照の方が「主演」に見えること。寡黙だったり、クールだったりするナンバー2 の役の方がオイシイというパターンは結構あるが、それにしても不良役があまりにもハマりすぎている。

 まず怒鳴る際の眉間のしわと、巻き舌は“ホンモノ”にしか見えない。また、革ジャン+ゆるっとしたジーパンのシルエットは、昔のヤンキーがよくやっていた「短ラン+ボンタン」のようでいやに似合っているし、Snow Manの1人として舞台で殺陣をやっている経験値のおかげか、長い手足を生かした喧嘩のアクションシーンも、見事だ。

 実はこの人、このドラマに限らず、これまでもドラマ『理想の息子』や『Piece』(ともに日本テレビ系)、『劇場版バカレア高校』と、立て続けに不良役ばかり演じている。いずれも2012年の作品だ。

 そうした不良役のあまりのハマり方から、ネット上では「893(ヤクザ)スター」とか「ヤクザアイドル」とも言われ、「Vシネマに出てほしい」などの声も出ているのだ。

 近年は、松村北斗やジェシーなど、王道ジャニーズと一線を画した「薄顔ジャニーズ」が人気となっているが、薄顔を飛び越えた「コワモテジャニーズ」は、かなり新しい気がする。

 余談だが、ご本人は幼少期からピアノを習っていたり、私服が「いきすぎオシャレ」なことで知られていたりと、不良からはほど遠い「大事に育てられてきた」タイプのよう。しかも、チョコレートが好物だったり、お化け屋敷が苦手だったりと、オトメン要素も持っている。コワモテオトメンの「ヤクザアイドル」岩本照。ジャニーズの新しい路線として期待したいところだが、惜しいのは、ドラマの視聴率が2%台と非常に低いことだ。
(田幸和歌子)

ザイル一派との対抗馬はこの岩本やで!!

しぃちゃん

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