【画像あり】

作戦通り!? マドンナが「世にも恐ろしい」写真をインスタグラムに掲載

2013/02/13 17:00
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海外の某サイトにはがっつり「フェ●チオ」写真と書かれたマドンナ様
(インスタグラムより)

 今年で50代半ばに差し掛かるマドンナが、若者の間で大流行している画像共有サイト「インスタグラム」にプライベートな写真を掲載し始めた。面白写真のほか、セクシーな写真も2枚掲載しているのだが、「マドンナらしくて、かっこいい!」というファンの声以外に、「年齢的に無理をしているのではないか」「世にも恐ろしい」という声がネット上で多数あがっている。

 あと半年で55歳になるマドンナ。ストイックな食生活を送り、常日頃から体を鍛えているおかげか、コンサートやイベント、ファッション誌で見ると、年齢よりもかなり若く見える。コンサートでは相変わらずセクシーなコスチュームを着用し、私服も若々しく、付き合う男性も20代で、16歳の娘がいるとは思えないほど熟年青春を謳歌しているように見受けられる。

 しかし、セックスシンボルとして全盛期だった80~90年代に比べると衰退しているのは明らかで、手や腕の血管は浮き上がり、しわ伸ばし注射の効果が消えたスッピン写真は年相応に老けて見えることが多くなってきた。29歳年下の恋人でバックダンサーのブラヒム・ザイバットと同じような若者向けの服をスッピン顔で着ていると、タブロイドから「息子の服を拝借した母親のようだ」と叩かれる始末。コンサートも以前と比べて激しい動きをしなくなったが、政治的メッセージを発したり、ペロンと乳房を見せるなど、デビューから30年たってもぶれることなく、攻撃的で生意気な路線を走り続けている。

 仕事に恋愛、4児の子育てにも忙しいマドンナだが、数多くの流行を作ってきた世界的大スターらしく、若者の流行にはとても敏感。SNSも上手に使い、ファンとの交流も図っている。2010年にはFacebook公式サイトで「ニューアルバムでアタシとコラボレートしてくれる、最狂で病的なアーティストを探している」と呼びかけ、昨年、アルバム『MDNA』をリリースした際には、Twitterに特設アカウントを開いて、ファンからの質問に答え大きな話題となった。

 そんなマドンナが、昨年から若者やヤングセレブたちの間で爆発的にはやりだした、画像共有サイト「インスタグラム」に公式アカウントをオープンしたのは3カ月前のこと。記念すべき最初の写真は「Gang Bang」をコンサートで披露している時に、ダンサーとのタイミングが合わず左目横にパンチをくらってしまい、軽い怪我を負ってしまった時の写真を2枚、アメリカ大統領選挙の際にスタッフたちと「オバマ」を支持するTシャツを着て撮影した写真、11月4日にセントポール市で行ったコンサートで「LIKE A VIRGIN」を披露している写真の計4枚。ファン向けとはいえ、ビジネスライクっぽい、面白みに欠ける写真であったため、あまり話題にならなかった。

 若いセレブたちは「インスタグラム」を、気軽にプライベートな写真を掲載するツールとして活用している。昨年末に、利用規約とプライバシーポリシーが改定され、「インスタグラム」が写真を勝手に利用する可能性が出たことから大騒動となったが、強い反発を受けて同社はすぐに改定内容の一部を撤回。今も多くのヤングセレブたちが「インスタグラム」に挑発的な写真などをアップし、世間の注目を集めている。

 どこでも見られるような写真を載せるだけではまったく注目されないと痛感したのか、2月に入り、マドンナは挑発的なセクシー写真を含む4枚の写真を掲載した。

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匂ってくるマドンナ様の谷間(インスタグラムより)

 黒の下着姿でマティーニをすすりながら、女豹のように狙いを定めた瞳でカメラをにらみんだ自撮り写真には、「マザーファッカーたち、乾杯!」という挑発的なメッセージが添えられており、マドンナらしさ満点。「発汗中毒!!!!!」というコメント付きの、唇から胸の谷間までをドアップで写した汗ばんだ写真も、匂ってきそうなくらいリアルでセクシーだ。ほかには、メキシコ女流画家のフリーダ・カーロのセピア色の写真と、5日に彼氏と子どもたちとカバラ教団を訪れた時に車内で撮影されたと思われるおちゃらけた写真を載せているのだが、セクシーな写真のおかげで、今回はメディアに大きく取り上げられ、ネット上で話題となっている。

 「最高!」「さすがマドンナ」という声よりも、「薬物中毒者みたい」「怖い」「気持ち悪い」「魔女みたい」という声が多いようだが、良くも悪くも「マドンナらしい」と受け止めている人が多く、まだまだ彼女は現役なのだと思い知らされる。まさしく、作戦大成功といったところだろう。

最終更新:2013/02/13 17:04
「LOVE again」
日本人は、浜崎さんのマドンナ化問題と立ち向かわなくてはならないのです
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