今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

徳重聡に見る、石原軍団の正社員雇用システムの問題点

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『西部警察スペシャル』/アミューズ
ソフトエンタテインメント

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎石原軍団、クイズに挑戦!
 『ネプリーグ』(フジテレビ系)に石原軍団が参戦。渡哲也、舘ひろし、神田正輝、徳重聡のおなじみの面々と、あともう1人、知らない若者。

 最近、バラエティ慣れしたタレントばかり見ていたせいか、この人たちのリアクションのなさっぷり、なかなか新鮮であった。まず、何か促されないと、自分たちからは一切発言しない。沈黙を恐れない強い心。シーン。わぁ。発言しても、「ウケよう」という気が皆無なので、内容の当たり前ぶりが、また斬新。「さあ、ここでチャンス到来。意気込みの方は?」の質問の後、しばらくタメて「頑張ります」とかさ。あと、「声を張る」というメンタリティもないから、渡哲也なんて、小声な上に喉もかすれて、何言ってんだかサッパリ。そして全員、リアルに「クイズ」に緊張。なんか素人の家族みたい。ま、織田信長関連の問題に「お前、信長演ってたじゃないか」なんて、全員が過去の出演作を把握し合ってて、軍団員同志の絆は固そうだったが。

 しかし、いつ見ても1人ツラいのが徳重聡。「大物俳優に囲まれ、常に下っ端として日常を送る」という生活をもう十何年も続けているせいか、この人の子分肌の年季の入り方は、すごいものがある。彼を「21世紀の石原裕次郎」と捉えている人間はもう誰もいないだろう。世間はそれでいい。でも、石原軍団の面々までもが、彼が「21世紀の石原裕次郎」だったことをすっかり忘れて、いや、忘れたフリして、見て見ぬフリってのはいかがなものか。もし彼が「21世紀の石原裕次郎」に選ばれていなければ、もっと自由な未来が待っていただろうに。終身雇用という名の飼い殺し。ま、応募した以上、自業自得か。人生それぞれ。

◎竹内結子の吸引力
 映画の番宣で『キャサリン3世』(フジテレビ系)に出演していた竹内結子。吸い込まれそうな女優らしい瞳に、吸い込まれそうな女優らしからぬ鼻で、今年もダブルの吸引力。共演の西島秀俊と宇梶剛士に、「酔うとフニャフニャする」と証言されていたが。自分でも「男性によく触る」と言っていたし。そうかぁ。やっぱり竹内結子はフニャフニャボディタッチ系だったか。なんかすごく深く納得。ガッテン、ガッテンと。

◎「降板」の楽しみ方
 『火曜サプライズ』(日本テレビ系)の「47都道府県で飛ばすぜ!」のコーナー。前コーナー「京さま慎ちゃんの都バスで飛ばすぜぃ!」に加わっていた次長課長・河本準一を、コーナー終了を口実にサクっとクビ斬り、何事もなかったかのように彼抜きで「47都道府県で飛ばすぜ!」スタート。そして、今またこのコーナーに、オリエンタルラジオを参加させるというのだが、「予算の関係上、加われるのは1人だけ」つって、クジ引きさせていた。案の定、藤森慎吾がハズレて、参加メンバーは中田敦彦に決定。この番組の「問題芸人の降板のさせ方」は、なかなか見ごたえがある。ま、制作側からしたら、「立て続けにハズレ掴ませやがって、ふざけんなよ!」ってことなんだろうが。それにしても、番組の醸し出す雰囲気がのんきなだけに、その残虐さが際立っている。ある意味、公開処刑に近いものが。これからも、こうしたきっぷのいい降板ショーをどんどん見せていってほしい。とことんついて行こう。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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