周りはうんざり……

M・キャリーが番組プロモーションでも延々ナルポーズで、嘲笑の的に!

2013/01/15 11:45
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自分以外には興味がないミミたん(動画はこちら)

 昨年10月、アメリカの国民的オーディション番組『アメリカン・アイドル』のオーディション収録中にニッキー・ミナージュと激しい口論を展開し、世界中の注目を集めたマライア・キャリー。彼女は先日受けたインタビューで、「ニッキーが怖くて警備を増やしたの」と発言しており、ニッキーと再び派手なキャットファイトを繰り広げる日も近いのでは、と期待を寄せる人も少なくない。先日公開された番組のプロモーション・インタビューも大注目されたのだが、世間が釘付けになったのは2人の間に漂う険悪な雰囲気ではなく、マライアの不自然なまでの自己愛欲であった。

 今回話題となっている『アメリカン・アイドル』のプロモーション・インタビューは、芸能チャンネル『E!エンターテイメント』が行ったもの。画面には左から司会者のライアン・シークレスト、新審査員のニッキー・ミナージュ、全シーズンで審査員を務めているランディ・ジャクソン、そして新審査員のマライアが立ち並んでいる。ライアン、ニッキー、ランディは、発言している人の顔を見たり、それぞれの顔を見ながら意見を述べあっているのだが、マライアはランディの右肩に手を乗せ、終始カメラ目線でドヤ顔でポーズをとっており、明らかに場違いなオーラを発しているのだ。

 マライアは発言している時もしていない時も、常にカメラを意識しており、ほかの3人の輪に加わる気などサラサラないのが手に取るようにわかる。ニッキーが発言している時はそっぽを向き、心なしか小バカにしたような表情を浮かべているようにも見える。カメラマンもそれを悟ったのか、何度かマライアを外して3人だけ撮っており、ライアン、ニッキー、ランディだけだと真剣に語り合っているように見えるのだが、マライアが画面に加わった途端、女王様ぶり丸出しの彼女に釘付けになってしまい、インタビューが滑稽に見えてしまうのである。ネット上では、「マライアはどこを見ているんだ?」「マライアにビンタしたい」などと、彼女の女王ぶりを意地悪くいう声が上がっているが、ファンは「マライアはただ自分を美しく見せようとしているだけ」と懸命に擁護している。

 多くのセレブは、自分がどう撮られれば最も美しく見えるのかを知っている。雑誌や映画・番組プロモーションの撮影では、「こちら側からは(不細工に写るので)絶対に撮らないこと」と注文をつけるセレブも少なくない。レッドカーペットやインタビューなどでは自分が一番きれいに見える“お決まりのポーズ”をとるのが、セレブの定番となっているのである。

 例えば、テイラー・スウィフトは体の右側を前に出し、右手を腰にあて微笑むスタイル、ビヨンセは自慢のくびれに両手をあて自信に満ちた微笑みを浮かべるスタイル、ファーギーは背中を見せ右側から振り向くというキュートなスタイルが決めのポーズ。リンジー・ローハンのように指を噛んだり、ミーガン・フォックスのように舌をちょびっと出すという変化球もある。

 マライアももちろん自分が最も輝いて見えるポーズを熟知している。彼女は自分の右側の顔がベストだと信じており、右側からの撮影しか許可しない。5年前に再婚した、10歳年下のラッパーでタレントのニック・キャノンも、マライアの右側を塞がないようにと彼女の左側に立つというのがお決まりとなっているほどだ。

 本人は「19歳にこの世界に飛び込んだとき、“君は右側がいいから”ってアドバイスされて。だから右側から撮られるようにって思うようになったの」「でもニックは左側の方が好きだよっていうの。だから左の方がいいなって思うことが増えてきたの」と弁解したこともあったが、“右側がベスト”だという思いは今なお続いているようだ。

こちらが「マライア、たいがいにせえ
よ写真」です

 “右側”にこだわるあまり、今回のインタビューで1人だけ浮きまくってしまったマライア。しかし、マライアが『アメリカン・アイドル』で「我こそが女王様」という雰囲気のポーズをとったのは今に始まったわけではない。実は彼女、昨年7月に撮影された番組の初プロモーション写真でも、新審査員を紹介するものとは思えないようなディーヴァ丸出しの妙なポーズをとっていたのだ。

 その写真は、夕日が沈む海をバックに、右肩が出たタイトなオレンジ色のドレスを身にまとったマライアが、左側に首をかしげ右手を右鎖骨下に、左手を左腰上に添えている、何とも奇妙な1枚。体がとてもスリムなため修正したことが明らかであり、その点も嘲笑の的となっていたが、何よりも番組のプロモーションにもかかわらず自分大好きなポーズをとったマライアの自己愛欲の強さに多くの人が苦笑いせずにはいられなかったのである。

 ベストショットばかり撮られるとは限らない生放送に、マライアがどのようなポージングで挑んでくるのか。現地時間16日から放送スタートする『アメリカン・アイドル』シーズン12は、いろいろな意味で必見だといえよう。

最終更新:2013/01/15 11:45
『チャームブレスレット』
たぶん夫のこともそんなに愛してないでしょ
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