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ジャニーズドラマ総ざらい! 視聴率番長はSMAPか嵐か!?

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妻子持ちのアイドルに負けちゃダメで
しょ!

 女優・尾野真千子の出世作となった『カーネーション』(平均視聴率 19.1%)や堀北真希主演の『梅ちゃん先生』(平均20.7%)などNHK朝の連続テレビ小説枠が盤石の地位を築く一方で、視聴率の低下が嘆かれるばかりの民放ドラマ界。「せめて手堅い数字を……」という制作側の切なる願いの現れか、2012年は歴代最多ともいえるジャニーズ出演ドラマが乱立した。

 ジャニーズアイドルをこよなく愛するサイゾーウーマンがそんなおいしい状況を見逃すわけはない。今回も懲りることなく、ジャニタレ出演ドラマを平均視聴率ランキングで振り返ってみたいと思う。

■ドラマ界もSMAP、嵐が盛り上げた

 「視聴率男」の底力を見せつけ、見事1位に輝いたのは、SMAP・木村拓哉主演のフジテレビ月9ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』。大手企業の中間管理職として活躍していた主人公が身に覚えのない罪で仕事を失い、家もお金もなく食べることもままならないほどの生活へと転落。途方に暮れる中でさまざまな出会いを重ね、前向きに再起を目指す姿を描いた作品だ。「40歳近いオヤジに月9はムリ」「どうせまたキムタク節でしょ?」という厳しい世評に加え、初回がプロ野球クライマックスシリーズと重なってしまったことで、16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と苦戦を強いられ「ついにキムタク神話も崩壊か」とささやかれたが、徐々に視聴率は上昇し、8話でついに20%越え。あまりにも現実味のないサクセスストーリーに「そんなうまい話ばかりあるわけない」と苦笑いしつつも、たび重なるうちにそれさえも心地良くなっていくから不思議だ。脇を固める中井貴一や香里奈とのテンポのよい会話劇も好評を博し、12年の民放連ドラ全体でも『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)に次いで手堅く2位をマーク。ここ数年の月9の流れを見れば大健闘の結果といえるだろう。

 2位は嵐・大野智がフジテレビ月9に初主演した『鍵のかかった部屋』。人気作家・貴志祐介の小説を原作にした「密室パズルミステリー」で、月9にしては珍しく恋愛の要素を抑え、ミステリー色を全面に押し出した。長い間『怪物くん』(日本テレビ系)に携わっていたためか、主演の話に「久々の人間役……」という感想しか抱けなかったという大野だが“無表情で淡々と密室トリックを暴く防犯オタク”という難しい役どころを好演。「大野智という役者の力に戦慄」「最終回を見終わってからの余韻もすごい」と絶賛され、いまだに続編&映画化を望む声も多いという。現在のところ、大野のスケジュールの都合もあり実現できない状況だというが、今後が期待されるところだ。

 続く3位は、嵐・松本潤主演の『ラッキーセブン』(フジテレビ系)とSMAP・中居正広主演の『ATARU』(TBS系)が同値でランクイン。10年放送のフジ月9『夏の恋は虹色に輝く』で竹内結子とのラブストーリーに臨み、惨敗した松潤にとっては雪辱戦ともいえる月9再戦だったが、瑛太、仲里依紗、大泉洋、松嶋菜々子ら豪華共演陣にも支えられて名誉挽回。「松潤より瑛太の方が主役っぽかった」「ラッキー探偵社のメンバー全員がいてこそ」との手厳しい意見もあるものの、肉体を駆使したアクションシーンには評価が集まり、大勢の中でこそより輝く彼の魅力が生かされた作品となったようだ。

 『ATARU』は、特定の分野において驚くべき才能を発揮するとされる「サヴァン症候群」の青年が、その力を生かして不可解な事件の真相を暴いていくというストーリー。「『アップデートしました』とかさ。今回のドラマはセリフをあんまり覚えなくていいからラクだね」などと、あえて戯けた調子で語っていた中居だが、悩みの末に生み出されたその演技については、「ちょこざいクンを演じられるのはこの世で中居くんしかいない」「嫌悪感を感じて見続けることができなかった」と意見がまっぷたつ。それでも、お涙頂戴ものに走らないストーリーの巧妙さも評価され、最終話まで安定した視聴率を獲得した。ちなみに『ラッキーセブン』は1月3日、『ATARU』は1月6日にそれぞれSPドラマの放映が決定しており、さらにファンを楽しませてくれそうだ。

■一方、スベってしまったジャニドラマは?

 7位 のSMAP草彅剛主演『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(フジテレビ系)や8位の嵐・相葉雅紀主演『三毛猫ホームズの推理』(日本テレビ系)と、SMAP&嵐メンバーの主演作がそこそこの視聴率を取得するなか、残念ながらガッカリな結果に終わったのが香取慎吾と山下智久のW主演作『MONSTERS』(TBS系)。ビッグネーム2人がタッグを組む上、変人にお坊ちゃまが振り回されるというわかりやすい設定、視聴率の取りやすい刑事物……という三大要素で、局内では「定番シリーズ化したい」「映画化も」と相当力を入れていたというが、初回を頭に数字は右肩下がりのまま第7話では8.0%まで凋落。最終話当日に慌てて「ダイジェスト」を放送することで視聴率を上げ、なんとか10%切りは逃れたものの「慎吾の演技が大げさ過ぎ 」「棒役者の山Pにコミカルな演技を求めるのが間違い」「謎解きでもないし、笑えもしないし、何を楽しんでいいかわからない」と批判の声が多数。スペシャルユニット「The MONSTERS」で発売したシングル「MONSTERS」もイベント抽選応募券を封入することで初週16万枚、オリコン1位は獲得したものの、目標としていた修二と彰の「青春アミーゴ」(累計162万枚)には遠く及ばぬまま尻すぼみとなりそうだ。ちなみに山下は、NEWSからの独立後初の単独主演作『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系)でも数字を残せず、ソロになったことでの数字の変化が話題を呼んだ。そのほか、錦戸亮主演の20位『パパドル!』(TBS系)、藤ヶ谷太輔主演、北山宏光出演の21位『ビギナーズ!』(TBS系)など、事務所のプッシュが空回りしてしまった例も多く、ファンの心に響くものと事務所の売り方のギャップが埋まらない限りこうした現象は続きそうだ。

■若手ジャニーズが活躍した深夜枠

 一方、 ジャニタレの深夜ドラマへの進出が多かったのも2012年の特徴。AKB48との初共演&「恋愛禁止令」も話題を呼んだ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)は好評を博して映画化に発展したほか、Hey!Say!JUMP・知念侑李主演の『スプラウト』(同)、ジャニー社長のスペオキ・中山優馬が主演の『Piece』(同)など複数のJr.たちを登場させたドラマはやはりそれなりの視聴率を得た。そんな中、難航したのは最下位に並んだSexy Zone・マリウス葉出演の『コドモ警察』(TBS系)、NEWS・加藤シゲアキ出演『花のズボラ飯』、関ジャニ∞・安田章大主演の32位『ドラゴン青年団』の3作だ。同じTBS火曜深夜枠で、いずれも0.6〜0.9%と1%を切る視聴率を記録。若者のテレビ離れが進むいま「ジャニタレさえ出ていればなんでもいい」というところから、「見る価値のある」作品だけが認められる時代へと変化しているようだ。

 そんなジャニタレドラマは、続く1月クールでも目白押し。相葉雅紀がまさかの医師役に挑戦する『ラストホープ』(フジテレビ系)を筆頭に、漫画のキャラクターが、好きな女性のために実世界に飛び出して奮闘する異色ファンタジー『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)にTOKIO・長瀬智也と関ジャニ∞・丸山隆平、同名人気マンガが原作の『信長のシェフ』(テレビ朝日系)にKis-My-Ft2・玉森裕太、深夜枠では『心療中−in the Room−』(日本テレビ系)にSMAP・稲垣吾郎、『コドモ警察』の新シリーズ『コドモ警視』(TBS系)にマリウス葉の主演が決定している。加えて、フジ月9『ビブリア古書堂の事件手帖』にJr.のジェシー、『夜行観覧車』(TBS系)に安田章大、『シェアハウスの恋人』(日本テレビ系)にHey!Say!JUMP・中島裕翔がそれぞれ脇役ながらお重要な役どころで出演予定。

 2013年こそは、世間を大いに賑わせるジャニドラマの誕生を期待したいものだ。
 

■2012年 ジャニタレ出演ドラマの平均視聴率ランキング ※◎=ジャニタレ主演

◎1位『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』17.7% 木村拓哉主演、藤ヶ谷太輔
◎2位『鍵のかかった部屋』16.0% 大野智主演
◎3位『ラッキーセブン』15.6% 松本潤主演、小山慶一郎
◎3位『ATARU』15.6% 中居正広主演、玉森裕太
 5位『ストロベリーナイト』15.4% 丸山隆平
 6位『GTO』13.2% 高田翔、森本慎太郎
◎7位『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』13.0% 草彅剛主演、八乙女光
◎8位『三毛猫ホームズの推理』12.8% 相葉雅紀主演、大倉忠義
 9位『ハングリー!』12.7% 稲垣吾郎、佐藤勝利
 10位『リーガル・ハイ』12.5% 田口淳之介
◎11位『MONSTERS』11.9% 香取慎吾、山下智久 W主演
◎11位『理想の息子』11.9% 山田涼介主演、中島裕翔、藤ヶ谷太輔
◎13位『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』11.1% 山下智久主演、知念侑李
 14位『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~』10.9% 真田佑馬
 15位『早海さんと呼ばれる日』10.5% 井ノ原快彦、中丸雄一
 16位『黒の女教師』9.9% 松村北斗
◎17位『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』9.2% 生田斗真主演、田口淳 之介
 18位『大奥~誕生 有功・家光篇』8.6% 田中聖
◎19位『13歳のハローワーク』8.3% 松岡昌宏主演、横山裕
◎20位『パパドル!』8.2% 錦戸亮出演 城島茂
◎21位『ビギナーズ!』7.3% 藤ヶ谷太輔主演、北山宏光
 22位『レジデント~5人の研修医』6.7% 増田貴久
 23位『未来日記-ANOTHER:WORLD-』6.6% 菊池風磨
◎24位『ボーイズ・オン・ザ・ラン』5.9% 丸山隆平主演、上田竜也
 25位『主に泣いてます』5.3% 中丸雄一
 26位『家族のうた』3.9% 中島健人
◎27位『私立バカレア高校』2.8% 森本慎太郎、松村北斗、京本大我、田中樹、ルイス・ジェシー、高地優吾、宮田俊哉、髙木雄也、内博貴
◎28位『スプラウト』2.6% 知念侑李主演、橋本良亮、田中樹、ルイス・ジェシー、安井謙太郎、神宮寺勇太  
◎29位『Piece』2.1% 中山優馬主演 松村北斗 安井謙太郎 野澤祐樹
 30位『コドモ警察』1.7% マリウス葉
 31位『花のズボラ飯』1.6% 加藤シゲアキ
◎32位『ドラゴン青年団』1.3% 安田章大主演

※視聴率はすべて関東地区・ビデオリサーチ調べ
※1話限りのゲスト出演や端役での出演、『新・警視庁捜査一課9係』などシリーズもののドラマは除く

いろいろ衝撃的だった大賞

しぃちゃん

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