ジャニーズグループ視聴率徹底検証【第3回】

視聴率6~8%のKinKi Kidsと1~3%のV6、深夜バラエティの決め手は安定感?

 1995年デビューのV6と、97年デビューのKinKi Kids。ともにジャニーズ事務所では中堅のポジションに入り、現在はテレビのレギュラー番組を1本ずつ持っている。前後の番組や裏番組の兼ね合いなど、さまざまな要素が反映される視聴率だが、ジャニーズ事務所所属の各グループのバラエティ番組は、どこまで人気=数字を持っているのだろうか。“ジャニーズ”と“視聴率”の2つのキーワードから、テレビにおける各グループの立ち位置に迫る。

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■4年間で4つの番組を持つも、視聴率は1~3%のV6

 95年11月に『バレーボールワールドカップ』のイメージソング「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビューしたV6。彼らは現在、グループのレギュラーとしては毎週火曜深夜24時20分~『ガチャガチャV6』(TBS系)に出演中。同局のV6の番組は、ゴールデンタイムに放送されていた教育バラエティー『学校へ行こう!』(97年10月~05年3月)、『学校へ行こう!MAX』(05年4月~08年9月)があり、終了した後は、深夜枠に移行している。

 『新知識階級 クマグス』(08年10月~10年9月)、『ミッションV6』(10年10月~11年9月)、『男のヘンサーチ!!』(11年10月~12年9月)を経て、この秋から30分番組の『ガチャガチャV6』がスタートした。

 10月16日の初回は1.6%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)と出足が悪く、その後も1~3%台の低空飛行。裏番組にあたる『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)が5~7%を獲得しており、『ガチャガチャV6』が同時間帯の民放各局の中で最下位になることも多い。

 以前の番組は6人で出演していたが、『ガチャガチャV6』ではメンバーが一人ずつロケに向かうVTRが流れる構成。ファンからは「メンバーがスタジオでVTRを見るとか、6人が揃う企画が見たい」という声も寄せられているようだ。

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『LOVE LOVEあいしてる』スタート時
はまだ成人前でした

■16年続く番組で安定の視聴率を獲得するKinKi Kids

一方、ドラマ出演やバラエティー番組のレギュラーなど、CDデビュー前から爆発的な人気を集めていたKinKi Kids。長らくジャニーズJr.として活動した後、97年7月に「硝子の少年」でデビューを果たした。

 KinKi Kidは毎週日曜午後23時15分~『新堂本兄弟』(フジテレビ系)に出演中。96年10月にスタートしたKinKi Kidsと吉田拓郎がメインの音楽バラエティー『LOVE LOVEあいしてる』(同)の後継番組『堂本兄弟』が04年10月よりリニューアルしたもの。番組の流れとしては『LOVE LOVEあいしてる』を受け継いだスタイルで、毎週ゲストを招いてトークや音楽でのセッションが行われている。

 10月から12月の視聴率は6~8%の間を行き来し、小倉智昭が登場した12月2日の8.9%がトップ。この日は3日後に放送を控えた『FNS歌謡祭』(同)の特集を組み、出演者のKinKi Kidや毎年会場に訪れる小倉が、番組の裏側について語っていた。また、今期最後の放送となった同23日の放送では、KinKi Kidの後輩・生田斗真を迎え、8.8%を記録。一番低かったのは湘南乃風・若旦那がゲストの10月21日の放送で、6.1%だった。

 22時56分~23時26分の放送で、『新堂本兄弟』に放送時間が重なる『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)には、僅差で負けてしまう場合も多いが、次枠の音楽番組『Music Lovers』(同)には勝てている。しかし、今年4月からレギュラー化した『日曜×芸人』(テレビ朝日系)の調子が良く、11月には2度も視聴率で抜かれている。アンタッチャブル・山崎弘也、オードリー・若林正恭、バカリズムと旬の芸人が出演しているが、同番組の出現は、今後の『新堂本兄弟』の視聴率にも影響を及ぼしてしまうのか――。

 今回は、23時や24時台と遅い時間のレギュラー番組を持つ2組を取り上げた。キンキの『新堂本兄弟』は、出演者や内容の変化はあるものの、お馴染みの堂本光一の“ハゲネタ”などお決まりの笑いも含まれており、もはや「ご長寿番組」の雰囲気。一方のV6は、1~2年単位で番組が変わり、安定していない状況。せっかくTBSでの番組枠があるのだから、今後はファンや一定の視聴者を獲得できる番組に出会ってほしいものだ。

流れ弾に当たった湘南乃風・若旦那

しぃちゃん

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