ジャニーズグループ視聴率徹底検証【第2回】

SMAPとTOKIO、バラエティに強いのは? 視聴率で徹底分析

 司会や俳優として活躍するなど、個々の活動も盛んなSMAPとTOKIO。現在、グループとしては、SMAPが1本、TOKIOが2本のレギュラー番組を持っている。前後の番組や裏番組との兼ね合いなど、さまざまな要素が反映される視聴率だが、ジャニーズ事務所所属の各グループのバラエティ番組は、どこまで人気=数字を持っているのだろうか。“ジャニーズ”と“視聴率”の2つのキーワードから、テレビにおける各グループの立ち位置に迫る。

■10~15パーセントを維持、海外スターを呼べる番組を有するSMAP

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 個人でも多忙なSMAP5人が勢ぞろいするレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は、今年で17年目に突入した。近年では視聴率低下による打ち切り説が相次いでいるが、その要因として、2008年にスタートした裏番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)が好調であること、また嵐や関ジャニ∞など、ここ最近の後輩グループの追い上げが、番組終了説に拍車をかけているのかもしれない。

 番組の名物企画といえば、メンバーが2チームに分かれてゲストに料理を振る舞う「BISTRO SMAP」。これまで国内の著名人だけでなく、海外のスターも出演しており、放送開始当初から現在まで続く人気コーナーだ。

 また、かつては「マー坊」「計算マコちゃん」「体感エレベーター」「ペットのPちゃん」などのコントが、「お笑いもできるジャニーズ」として人気を呼んだが、近年は名物キャラクターが登場する人気コントが減少。ゲストと競うゲーム企画や、視聴者から寄せられた「本当にあった恋の話」をもとにしたミニドラマを中心に放送していた時期もあった。

 しかし、視聴者からは「もっと昔のようなコントが見たい」という要望が多かったのか、今年3月には中居正広の「計算マコちゃん」が12年ぶりに、木村拓哉の「体感エレベーター」が14年ぶりに番組内で復活。また4月にも、5人が出演する初期の人気コーナー「裏切り者」が放送されており、今年に入ってからは懐かしの名物企画が次々と復活している。

 10月からの視聴率は波があるものの、前枠の木村主演の月9ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』が平均視聴率17.7%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)と、今期2位の成績だったこともあってか、10~15%と2桁を維持。11月12日放送の近藤真彦と野村義男が「BISTRO」に来店した回は、今クール最高の15.1%を記録した。7~9月には視聴率も伸び悩み、一桁台後半を2回記録してしまったが、今期で少し持ち直したようだ。

 同局の編成制作を統括する常務取締役・大多亮氏は今年9月に発売された「週刊現代」(講談社)のインタビューの中で、『スマスマ』をはじめとした番組存続の危機がうわさされるご長寿番組について、「現状では来年4月以降も変える考えはありません」と語っており、すぐに打ち切りというわけではなさそうだ。

 これまでマイケル・ジャクソンやレディー・ガガなど多くの海外スターが出演し、「BISTRO」や歌のコーナーを通して旬の人物をいち早く呼ぶことのできる『スマスマ』は、やはり同局にとっても貴重な枠ということだろう。月9ドラマや裏番組の影響を受けつつも揺るがないポジションを築いているスマスマの終了は、まだないと期待してもよさそうだ。

■13~16パーセントをマーク、日曜午後7時の安定株・TOKIO

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初々しい時代を経て、貫禄あるグループに

 次に、SMAPに続いて1994年にデビューしたTOKIOの番組はどうだろうか。TOKIOは現在グループで『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)、『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演中。1995年11月にスタートした『ザ!鉄腕!DASH!!』は、10月クールは13~16%をマーク。今やすっかり日テレのご長寿バラエティとして、安定の人気を誇っている。

 TOKIOのメンバーが地元民などの協力を得ながら、自分たちの手で農作業などに挑戦し、村作りを行っている名物コーナー「DASH村」や、過去には「ソーラーカー 一筆書きで日本一周」「TOKIO VS 100人の刑事」など、日曜午後7時から家族そろって見られる番組内容が人気の秘訣だ。

 同時間帯では、10年4月から『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)が、昨年10月からは『ほこ×たて』(フジテレビ系)がゴールデンに進出。どちらも好評な番組だが、数字的に見て『鉄腕DASH』にはさほど影響はないようだ。特に高視聴率の『サザエさん』(同)の次番組『ほこ×たて』は、『鉄腕DASH』にとって好敵手といえるが、10~12月までの間では、いずれも『鉄腕DASH』の方が数字で勝っている。

 一方、今年10月から前番組の『5LDK』(同)の後継番組として新たに開始した『TOKIOカケル』は、毎週二桁を記録する裏番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)には届かないものの、午後11時台の番組にしては大健闘。4~9%と開きはあるが、年内最後の放送となった12月19日には9.7%と、同番組の中で今期トップの視聴率を獲得した。

 SMAPは今年でデビュー21周年、TOKIOは18周年とキャリアの長い2組だが、今クールのレギュラーバラエティ番組は大健闘。追いかけてくる後輩たちの良い手本となっているようだ。来年1月からも、好調な数字を維持してほしいものだ。

ビストロで主婦層のハートをがっちりいったよね

しぃちゃん

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