いつまで経っても「過去の人」にならず

島田紳助、またも復帰報道!? 吉本が各局に「使ってください」と逆オファー

2012/12/20 08:00
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復帰するする詐欺の人というイメージ

 週刊誌報道をめぐる裁判の判決でしか名前を見なくなってしまった島田紳助だが、再びテレビ復帰の計画が浮上している。当時、ダウンタウンの松本人志に「最後だけ俺の美学を通させてくれ」と引退の決意を語ったという紳助だったが、やはり周囲を含めて、なんとしても芸能界復帰にこぎ着けたいと考えているようだ。

 紳助の復帰説は、引退会見直後から浮上していた。「『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)のマラソンランナーで復活する」「プロデューサーとして何らかの形で番組に関わる」など、具体的なプランの詳細が報じられたこともあった。しかし一方で、今年1月、吉本興業の大崎洋社長が「この思いは全社員、全タレント、全芸人の思いでもあります」と紳助復帰を切望しているとコメントし、批判が殺到するという出来事も。

「今年春には、『週刊ポスト』(小学館)で、フジテレビが紳助のドキュメンタリー番組を撮影中という記事も飛び出しました。カメラマン4人がローテーションを組んで紳助に密着し、情報漏えいを防ぐため、撮影が終わると台本や資料はすべて回収するといった、かなり具体的な内容でした。しかしこの件は、フジサイドから『事実無根』との抗議が入り、ポストは謝罪文を出す展開になってしまいました」(週刊誌記者)

 18日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、紳助の復帰プランは、現在日本テレビに移行しているという。フジは「ポスト」の報道後、スポンサーから抗議を受けて番組作りを断念。同誌の記事を「事実無根」と言い張ることで、計画そのものを否定したという。しかし日テレは、すでに紳助の密着をスタートさせており、いずれはかつて司会を務めていた『行列のできる法律相談所』で放送予定とみられている。

 水面下での撮影は現在も継続中のとのことだが、実はフジと日テレに限らず、吉本は直接各テレビ局に対して「紳助復帰の逆オファー」を仕掛けていたという。

「今年夏頃から、吉本関係者は、在阪を含めた各テレビ局のプロデューサーに、紳助の起用を打診していました。希望は本格復帰だが、報道にあったようなプロデューサー的ポジションでの出演など、さまざまなプランを提案してきたそうです。各局とも一度は検討したようですが、紳助の出演にスポンサーがOKを出すはずがない。結局、『自分の局が、一番最初に紳助を起用するのは嫌だ』と、どこも吉本の要求をすべて蹴ってしまいましたが」(キー局関係者)

 そうこうするうちに、またしても具体的な復帰プランが報じられた紳助。「もう二度と公に姿を見せることはない」と思わせた引退劇から1年半が経つが、この調子で復帰報道が相次ぐということは、紳助が再び芸能界にカムバックする日は、そう遠くないのかもしれない。

最終更新:2012/12/20 08:00
『いつも心に紳助を ファイナル』
ご勘弁!
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