"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第151回】

恐怖物語はこれから……離婚成立でも高嶋政伸を追い詰める美元のシナリオ


「女性自身」11月27日号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第151回(11/9~13発売号より)

 小沢一郎「陸山会裁判」が1審に続き2審も無罪判決が下された。だが無罪判決に対する報道の少なさは何なのだろう。事件発覚当初、連日あれだけ大騒ぎして国民に小沢=悪人というイメージを刷り込んだマスコミだったが、ワイドショーなどは2審無罪をほぼスルー。おい、おい、である。この日本という国、そしてメディア闇は深い。

1位「美元『離婚はさせない!』あの『ゴージャス松野』流『泥沼法廷バトル5年』怨念計画」(「女性自身」11月27日号)
補欠「勝訴でも政伸を待ち受ける 粘着妻 美元“地獄の裁判ラッシュ”『1億円出すまで訴え続ける!』(「週刊女性」11月27日号)
2位「塩谷瞬 年上キラー健在! 連日連夜の『日替わり同伴デート』撮」(「週刊女性」11月27日号)
補欠「塩谷瞬『俺の肉食べる?』呆れた“お下品合コン”一部始終」(「女性セブン」11月22日号)
3位「野田首相夫人・仁実さん 夫・野田首相に“家事拒否”で迫っていた『公邸を出たい!』(「女性自身」11月27日号)


 「(2人を)離婚とする」11月9日、高嶋政伸、美元夫妻に対して家庭裁判所が下した判決だ。遂に、離婚が成立――と思いきや、そう簡単にはいかないらしい。その証拠に、女性週刊誌にはオドロおどろしいタイトルが並んだ。

 まずは、補欠の「週女」。政伸側が勝訴したとはいえ、美元が控訴することが予想でき、さらに最高裁まで行けば今後1年以上は裁判が続く可能性を指摘した。しかも指摘したのは当の政伸の弁護士である。そうだよね。あれだけ離婚したくないと言っていた美元のこと、控訴は十分考えられる。その間、毎月45万円の生活費ももらえるし。それだけじゃあない。もし離婚が成立しても、、慰謝料の請求やら損害賠償などの裁判を起こすことも可能なのだ。だが政伸は「ビタ一文渡さない」、対し美元は「最低1億円」と言ってるらしいから、裁判を起こせばこれまた長引くだろう。あーあ。さらに政伸にとって不吉な要素も存在するらしい。なんでも美元は政伸側の法廷での闘い方が悪く、精神的にも傷つけられたという書面を送っていたというのだ。今回の裁判で傷つけられ、職も失ったと訴えているのだ。しかも、これを指摘しているのが当の政伸側の弁護士である。恐ろしい。

 さらに恐ろしい指摘をするのが「自身」である。なんとあのゴージャス松野(松野行秀)を引っ張りだし、さらなる不吉な予言をしているのだ。松野といえば女優の沢田亜矢子の元マネジャーであり夫だったが、2人もまた恐ろしい泥沼離婚バトルを繰り広げたことをご記憶の方もいるのではないか。妻の沢田側が松野の事務所費横領や、沢田と長女へのDVを理由に離婚裁判を起こしたが、松野は事実無根と主張、なんと夫婦のセックスビデオの存在まで持ち出し3年間も徹底抗戦した離婚訴訟だった。裁判は最高裁までもつれ込み沢田が勝訴、しかし松野は諦めずに、「精神的苦痛を受けた」と3千万円の慰謝料請求の民事訴訟を起こしたのだ。そうなれば訴訟は5年と長期化することも考えられる、と「自身」は分析する。

 恐ろしい。松野は当時不気味なキャラを生かし、さらに離婚をネタにメディアに出まくっていた、美元も真っ青の元祖粘着男だ。美元と比較するかのようにフィーチャーし、挙げ句「怨念計画」「悪夢のシナリオ」と書くそのセンスは、さすが女性週刊誌である(スポーツ紙などもやはり松野を思い出したのか「いま政伸君の気持ちはよくわかる」なんてしょーもないコメントを貰って掲載していた。考えることはみな同じか。苦笑)。

 とはいえ、どんどん恐怖物語へと陥っていく政伸・美元離婚劇だが、「自身」「週女」ともに今後も続くと共通して指摘する。ってか、女性週刊誌的には美味しいネタだから続いてほしいという願望もあるのだろう。さらに今回、家庭裁判所の決定に法曹関係者が困惑していることが印象的だった。相当な離婚理由もないのに、夫側の主張を認めれば、妻の権利が守れない。夫の都合で簡単に離婚されてしまう、と。確かにおっしゃる通り。そして控訴すれば、判決がひっくり返る可能性をも指摘するのだ。結論――離婚裁判がまだまだ続くことを、政伸以外の多くが望んでいる。

 思い出したように連続してマスコミに張り込みをされてしまったのが“二股”塩谷瞬だ。「セブン」では、合コンに参加した塩谷が下ネタを連発し、店のスタッフに何度も注意された、というトホホな模様が取り上げられている。結局、塩谷はお持ち帰りもなく途中で1人帰ったらしいが、そこまでして塩谷を取り上げる必要があるのか? というどうでもいいヒマネタだ。

 問題は「週女」である。塩谷が2日間に渡って40代後半の女性、翌日は30代という別の女性と“連続デート”したという一部始終が描かれているのだが、気になるのが初日のデート相手である40代後半の女性だ。この女性は真っ黒なベンツに乗って、塩谷を自宅近くでピックアップし、渋谷のブティック数軒をハシゴ、高級中華料理店で食事をし、食事後には塩谷を自宅まで送り届けた。そして自らは高級ホテルへご帰還――この女性、兵庫に本社があり東京でも衣料品や雑貨ショップを経営する女性社長だという。

 記事を読む限り肉体関係はなさそうだし、考えられるのが“パトロン”である。いやこの世界、パトロンの存在は常識だと、ある芸能関係者が言っていた。

「CMにも出ていない、バラエティにも出るキャラではない。そんな微妙な立ち位置のイケメン若手俳優って沢山いるでしょ。彼らは、時折ドラマや映画には出るけど、ギャラなんて大して貰えない。でもファッションや飲食などある程度のレベルを保たないといけない世界。だからみんなパトロンがいるの」
 
 押尾学などその典型例だという。確かに事件があった部屋はピーチジョンの女性社長から「自由に使っていい」と言われていた。例えば水嶋ヒロとかも、そんなクラスの俳優だったという。だから塩谷にパトロンがいても不思議ではないし、特別というわけではないというのだ。しかも彼・彼女たちは別に肉体関係があってもなくても問題ない。定期的にお手当てを貰わなくても、時折ショッピングに付き合えば、高級なプレゼントをくれる。高級なレストランにも連れて行ってくれる。会社の車やマンションを使わせてくれる場合もある。旅行にも連れて行ってくれる。スポンサーも紹介してくれるかもしれない。ある程度のミエを保てる程度に援助してくれる。

 ―――園山真希絵も、塩谷にとっては“単なるパトロンの1人”という認識だったのかも。

 先日のアメリカ大統領選。オバマもロムニーも家族総出で闘った。夫を、父を、大統領にしたい。できる限りの支援を惜しまない家族――。翻ってわが国日本。首相の野田佳彦一家はアメリカと対極にあるらしい。首相になった当初、妻と次男が公邸暮らしに難色を示したといわれていた。次男は学校の問題、妻は気軽にスーパーに行けない、などなど。それは月日を追うごとにひどくなっているらしい。夜遅く公邸に戻っても、家族は誰も起きてこない、妻は家事を拒否し、首相はレトルト牛丼の夜食や寝酒を1人寂しく摂る。さらに野田妻は公邸での生活が息苦しいから「早く出たい」と漏らし、そのためには早く衆議院を解散してほしいと願っているのだとか。トホホ。家族にまで足を引っ張られる野田首相。一国の首相という重責にある夫を支えない妻、それに甘んじ家庭さえもコントロールできない首相。そんな人間が、わが国の最高責任者なのです。アメリカがいいとはいわないが、それにしても悲しい。というか恐怖である。

その執念、別のところで生かして!

しぃちゃん

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