ほかのSNSとの使い分けも重要

シャキーラを支えるスペイン語圏、エミネムを支える白人……Facebook人気を分析

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アメリカ人って本当エミネム好きだよね~

 今年8月末、SNSサイト「Facebook」が、人気のバロメーターとなる「いいね!」を不正に水増しする虚偽アカウントと偽「いいね!」の撲滅作業を行った。この不正対策作業により、上位にランクインしているセレブたちの「いいね!」数が軒並み減少。レディー・ガガは3万4000、リアーナは2万8000、シャキーラは2万6000も「いいね!」数が減り、大きな話題となった。多くの「いいね!」を失ったものの、レディー・ガガもリアーナもシャキーラも、相変わらずFacebookトップ5にランクインしている。彼らが上位をキープしている秘訣は一体何なのだろうか。今回は、Facebookの「いいね!」数トップ5のセレブたちを、なぜ人気があるのかを分析しながら紹介したい。

第5位 マイケル・ジャクソン(5,251万)

 2009年6月25日に急死したマイケル・ジャクソン。先日、米経済誌「フォーブス」が発表した「死後最も稼いだセレブ番付」では今年も堂々の1位に輝いた。死後リリースされた未発表曲を収録したアルバム、ドキュメンタリー映画や、シルク・ドゥ・ソレイユ公演『Michael Jackson THE IMMORTAL』の売り上げなど、亡くなってから実に1億4,500万ドルを稼いでいることも公表され、今なお熱狂的なファンがいることが明らかになった。

 これらのファンがマイケルのFacebook人気を支えていることは紛れもない事実なのだが、マイケルのFacebookでの知名度が一気に上がったのは、彼の葬儀がFacebook上でリアルタイムで中継されたことがきっかけだった。この時、世界中のファンがFacebookにアクセスし、マイケルの「いいね!」が飛躍的に増えたのである。葬儀に合わせてマイケルのFacebookでは「マイケルの白い手袋」が仮想ギフトとして振る舞われたのだが、実に80万人を超える人が受け取り、史上最も多く贈られた仮想ギフトとして大きな話題となった。

 現在、マイケルのFacebookでは『Michael Jackson THE IMMORTAL』の公演情報や秘話などを中心に、「今日のリリック」と題された印象に残る歌詞紹介や、「今日あった出来事」としてマイケルの歴史を紹介。ファンの心をいつまでも惹きつけ、離さない工夫を凝らしている。

第4位 レディー・ガガ (5,350万)

 Facebookで初のファン登録1,000万人超えをしたレディー・ガガ。オバマ大統領を押さえて抑えて記録達成したことで話題となったが、今では4位に後退している。

 ガガはFacebookを日記のように使っており、ファンにとって最新情報を得るのにはもってこいのツールなのだが、そのほとんどはTwitterのツイートと同じ内容であり、Twitterに慣れているユーザーの中にはFacebookの情報を必要としない者もいるのだろう。Facebookに掲載されているガガのプライベート写真はお宝感がありファンにとってたまらないものであるが、ガガは今年7月にファンと彼女を直接つなぐ新しい専用SNSサイト「LittleMonsters.com」を立ち上げており、まずそちらの方で写真や最新情報が公開されるため、新しいファンはFacebookを素通りしているのかもしれない。とはいえ、「いいね!」数の5,350万はすごい数字である。

 なお、Twitterでは、ガガはトップを独走し続けている。Facebookでガガの上を行くシャキーラはTwitterでは9位、エミネムは20位、リアーナは4位となっており、同じSNSとはいえ、ユーザー層が大きく異なると知ることができる。

第3位 シャキーラ (5,589万)

 コロンビア出身の歌手シャキーラは、2000年からアメリカでの活動を積極的に行うようになり、リッキー・マーティンらと共にラテン・ブームの立役者となった。サバサバした飾らぬ性格は男性からも女性からも愛され、レパートリーにスペイン語の歌が多くあることから、南米にも多くのファンを持っている。

 そんな彼女が、レディー・ガガやマドンナを抑えてFacebookの上位に食い込んでいるのは、ラテンの力ではないかとみられている。Facebookの利用者数や属性を調べることができる「CheckFacebook.com」によると、Facebookのユーザー数が世界で2番目多い国にブラジルが、5番目に多い国にメキシコがランクインしている。ブラジルには6,066万人、メキシコには3,938万人のユーザーがいるとされており、彼らがシャキーラの「いいね!」を押しているのだろう。また、昨年、アメリカ国内のFacebookユーザーのうち270万人がスペイン語を話すと発表されており、彼らの力添えもあったものと見られている。

第2位 エミネム (6,191万)

 昨年、エミネムの「いいね!」数が6,000万を突破し、SNSの女王レディー・ガガを抜いてナンバーワンに躍り出た。その後はリアーナに抜かれたり、抜き返したりを繰り返しており、現在は2位に甘んじている。

 ほかのアーティストたちと比べて、頻繁に更新しているわけでもないエミネムが、これほどまでに人気がある理由は、Facebookのユーザー層にある。「CheckFacebook.com」によると、Facebookのユーザーが最も多いのはアメリカで断トツの1億6,755万人。ユーザー年齢層で最も多いのは18~25歳の学生たち。続いて26~34歳の層となっており、18~34歳の層が実に50%以上を占めている。エミネムを熱狂的に支持しているのは、ずばり、この層なのである。

 貧困層に生まれシングルマザーに育てられた“負け組白人”だったエミネムは、実母にネグレクトされながら育った。いじめも受け、社会に対する憤りが強い。2度結婚したもののうまくいかなかった元妻に対しては殺気立った愛憎を持っており、これらの怒りをすべて曲にぶつけている。ファンに媚びず「これがオレの気持ちだ。受け止められるヤツだけ受け止めろ」とストレートな球を投げてくるエミネムに、日ごろから鬱憤を感じている10代20代の白人アメリカ人が強く共感し、「いいね!」を押しているのである。また、今年40歳になるエミネムは一人娘に対する愛情を人一倍もっており、切ない父の気持ちも頻繁に曲にしている。これに共感する中年層が多くいるとも伝えられている。

 エミネムのFacebookだが、アルバムや新曲、グッズ、D12としての活動内容や仲間との写真などがほとんど。私生活を明かしたり、ファンに語りかけることは皆無だが、最新活動情報がゲットできること、自分のニュースフィードに更新内容が出てくることは、ファンにとってたまらないのだろう。

第1位 リアーナ (6225万)

 過激な歌姫として世界的な人気を集めるリアーナは、現在Facebookのトップに君臨している。エミネム同様、Facebookのユーザー層と彼女のファン層が重なっているという点も大きいが、彼女の場合、アメリカ国外にも多くのファンを持つこと、そして、なんといってもFacebookをフル活用していることが「いいね!」数が多い理由であろう。

 リアーナはFacebookに私生活で撮影した写真を多く掲載しており、その中には自撮りした過激写真も少なくない。その時感じた気持ちをつづることも多く、最近では復縁したとウワサされるクリス・ブラウンとのことを指すような意味深なポエムをアップしては注目の的となっている。リアーナがタブロイドに愛されるようになったのは、なんといってもSNSの力が大きいのである。

 また、リアーナはFacebookで音楽各賞、各雑誌特集のファン投票に協力してと呼びかけもしており、ファンとしては「力にならなくては」と思うようになるという。一方的にファンに頼むだけではないというのもリアーナの素晴らしいところで、「Q&Aをするから」とファンから質問を募集したり、ライブストリーミングの動画配信チャネル「Facebook Live」に出演したりと、積極的にファンとの交流を図っている。ファンが求めているものを、すべて提供しているようにも見受けられるリアーナのFacebook。彼女が最も多い「いいね!」を手に入るのは、ある意味、当然のことだといえるだろう。

 なお、Facebook「いいね!」数、第6位はレアル・ マドリード所属のサッカー選手クリスティアーノ・ロナウドで5,064万、第7位はケイティ・ペリーで4,832万、第8位はジャスティン・ビーバーで4,728万、第9位はバンドのリンキン・パークで4,602万、第10位はR&Bシンガーソングライターのエイコンで4,235万。

 9位にランクインしたリンキン・パークだが、9月にリリースしたニューシングル『Lost In The Echo』のミュージックビデオが、Facebookにアップしているユーザー自身の写真を取り込むというインタラクティブなMVとして話題となっている。このMVは写真が重要なカギとなっているのだが、公式サイト「lostintheecho.com」にアクセスし、自分のFacebookにサインインすると、自分の写真がMVに登場する数々の写真に当てはめられるようになるのだ。リンキン・パークはこのMV発表後、「いいね!」数を大きく伸ばしている。

もう2年ぐらいログインしてない……

しぃちゃん

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