"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第150回】

夫婦喧嘩を「鎧塚祭り」と名付けて喜ぶ、川島なお美の美味しい私生活


「女性セブン」11月15日号(小学館)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第150回(11/2~6発売号より)

 ここ最近、メディア不祥事が続いているが、そんな中で起こったのが尼崎連続変死事件の角田美代子被告の“顔写真”取り違え事件だった。大元の共同通信配信写真が別人だったため、さみだれ式に一部大手新聞を除いて多くのテレビ、新聞、週刊誌、スポーツ紙が一斉に別人写真を掲載し続けてしまったのだ。女性週刊誌も例外ではなく、今週の「自身」「週女」にはお詫び記事が掲載された。「セブン」は発売日の関係上、“別人写真”をそのまま載せてたけど(苦笑)。あってはならないミスだが、しかしマスコミも、警察も、そして角田周辺の関係者の誰もがずっと気付かず指摘しなかったというのが、逆に角田被告の闇を物語っているようで恐ろしくもある。

1位「川島なお美 夫が『もううんざり!』超過干渉にサウナ泊 大人婚の落とし穴」(「女性セブン」11月15日号)
2位「くわばたりえ『寝ない2才息子の顔を叩き、怒鳴る』“虐待前夜”を直撃」(「女性セブン」11月15日号)
3位「赤西仁『まだジャニーズ?』堂本光一から“追い討ち”」(「週刊女性」11月20日号)

 いやぁ、こういったネタ、大好きです。川島なお美の“どうでもいい私生活”。元祖女子大生タレントとして活躍後、しばらく鳴かず飛ばずだった川島だが、1997年の『失楽園』や「ヘアヌード」で復活! その後はワイン、犬とビミョーな私生活をウリにし続け、しぶとく生き残る川島なお美である。そして到達したのが、有名パティシエ・鎧塚俊彦との結婚という堂々の“私生活ネタ”だった。だが、その次は?? 47歳という年齢もあって「出産→ママタレント」は無理と判断したのか、打って出たのが“夫婦喧嘩”というネタだった。

 40代同士で熟年婚をして4年目。ここ最近、夫が妻の待つ家には帰らず、“別荘”と呼んでいる近くのサウナに泊まる回数が増えているらしい。原因は妻の過干渉。夫が男友達と飲んでいると、妻もなぜか隣の店にいて「そろそろ一緒に帰らない?」とメールがくる。そのため、飲みに行くのも「スタッフと打ち合わせ」と嘘をつくようになったが、それがバレて問い詰められる。結婚前、夫は1人で通ったレストランにも行けなくなった。そして時折ブチ切れて、サウナに連泊。しかし、ブチ切れた夫を見て妻は「鎧塚祭り」と名づけてはしゃぐ。家出中も夫の店に弁当を持って現れる――。これが「セブン」が報じた川島の過干渉の一部始終だ。

 しかしこのネタ、「セブン」の独自ネタではない。夫妻が一緒に出演していた『行列のできる法律相談』(日本テレビ系)で、本人たち自身が、お互いに暴露しあったエピソードなのである。偶然筆者もこの放映を見ていたが、『行列』で2人がしゃべっていることを、そのまま「セブン」がそっくり書いただけ(セブンでもそう書かれている)。トレース、パクり記事ではあるが、だからこそ、夫妻にとっては美味しいだろう。テレビでしゃべったネタが、再び活字でも取り上げられる――。

 夫婦共が有名だと私生活、夫婦喧嘩もネタになる。商売になる、露出できる。この2人、別の旅番組でも喧嘩をしたり、お互いの悪口、愚痴をいいながら出演していたこともあった。2人が喧嘩するからこそ、面白い番組に仕上がっていた。さらに夫の分も少しはギャラが出るだろうから、川島にとっては美味しい“喧嘩”だ。また10月15日のチョコパイ試食会にも夫婦揃って登場、この席でも干渉妻を牽制する夫を見事に演じていた鎧塚。さすが、なお美の夫だけある。メディアの要望に上手く応えている。ここまでくると一種の夫婦漫才だ。でも、面白いからいい。本日めでたく出産された理子・石田純一より、よっぽど芸になっている、と思う。

 お次も私生活ネタ。最近の芸能界は自分から進んで私生活をウリにする。特に子どもは大きな武器となるらしい。芸能界は出産ラッシュである。ママタレたちは進んで子どもブランドを作り、産後ダイエットを紹介、子育て本を出版などなど大忙しだ。あまりの多さにママ芸能人の派閥まである始末。

 そんなママ芸人の1人、くわばたりえが子育ての悩みをこれまたテレビ『解決!ナイナイアンサーお騒がせ芸能人がアノお悩みを初告発SP』(日本テレビ系)で暴露した。「顔叩いたら、腫れてバレたら嫌やからと思って、思いっきりお尻を叩くようになった」と。さらに自分のブログでも、その詳細を詳しくつづったところ、大反響で賛否両論の声がネット上で飛び交っているというのだ。でもねえ。これまで叩いたのは2回だけ。1回は背中、2回目は顔。激しくぶっているわけでもなさそうだし、常習化しているわけではない。前後を読んでいけば、それが“虐待”という大げさなものではないことがわかる。誰しも、子育て中に数回は経験があるよね、ってな感じ。かつて作家の柳美里のブログでも、虐待疑惑で大騒ぎになったが、それに比べても「問題ないでしょ」というもの。だが記事はどこから引っ張ってきたのか、多くのママの声や、大学教授、専門家の意見まで仰々しく掲載。挙げ句、くわばた本人へも直撃だ。くわばたも取材にきちんと応えて、立派なコメントを出した。

 そして――傍らにはくわばたの著書『くわばたりえの子育てバタバタやんっ!』(日本文芸社)の表紙写真が。なーんだ、子どもの虐待をネタにして、本の宣伝をしたかったのか。虐待騒動でブログもヒット数も急上昇。こっちの方が問題だと思う。 

 KinKi Kids・堂本光一ってジャニーズでも弟キャラだと思っていたが、月日がたつのは速い。いまや将来の幹部候補だって。そして “兄貴分”として“お騒がせ”赤西仁に苦言を呈したらしい。名古屋でのソロツアー公演。光一はMCで「赤西? って赤西、アイツってまだウチの事務所なの?」と。さすが幹部候補生、ジャニーズの裏切り者へのイヤミはその自覚の表れか。そう遠くはない将来、来るべき“ジャニーさん後”を見据えているのかも。

なお美の安定感!

しぃちゃん

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