しいちゃんの芸能解説講座【裏】

木村拓哉が新ドラマ撮影現場でファンサービス! 彼を越えるのは意外なアノ人?

2012/10/10 19:00
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『ロンバケ』ロケ地はオタの聖地です

編集S 10月22日から、いよいよ木村拓哉の新ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系)が始まるわね。キムタク熱を盛り上げるためか、今ちょうど『ロングバケーション』(同)が再放送されてるけど見てる? いとうあさこも見てるらしく、Twitterで「色あせてないぜロンバケ!」とつぶやいていたわよ。まあ、だからなにって話ダケド。

しいちゃん ロンバケ当時、キムタクは24歳。ビジュアル的に絶頂期だったもんね~。今年11月にはいよいよ40歳になるということで、今回の『PRICELESS』では無精ひげを生やして汚い顔したホームレス役を演じるんだって。文字通りの“汚れ役”に挑戦することで、かっこいいだけのアイドルは卒業するわけよ。

編集S キムタクはすでに「かっこいいだけのアイドル」じゃないわよ! かっこよすぎてネタになる、という新たな境地に入ってるじゃない。本人はかっこつけているのに周りから見れば面白い、という意味で言うなら、スピードワゴン小沢一敬みたいな存在なのに。とはいえ、本業で言うと2010年に出演した月9ドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(同)は、平均視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。普通なら合格点だけど、視聴率男キムタクとしては納得いかなかったんだろうな~。

しいちゃん そうそう。今回はかなり意欲満々だそうで、撮影現場でもファンに積極的にサービスしてるそう。「週刊女性」10月23日号(主婦と生活社)によると、撮影準備に手間取ったときは「木村さん自らコンビニでチューチュー吸うタイプのアイスをたくさん買ってきてエキストラの人に配ってた」とか、「撮影を見に来たファンに対しても、笑顔で手を振っている」「ファンの人が“いつも応援しています!”と声をかけたら、“あ、どうもありがとう”と笑顔で応えていた」とか、以前のピリピリした雰囲気とは全然違うそう。

編集S 違うといえば、キムタクは自宅近くの中目黒八幡神社例大祭の奉納金として、昨年と一昨年は5万円を納めていたのに、今年は10万円を納めたんだって。それをすかさず「週刊文春」10月11日号(文藝春秋)は「アイドルと呼ぶにはちと辛い年齢に、神頼みすることも増えてきた?」なんて揶揄してた。お金を出して皮肉を言われるんだから、アイドルも大変ね。神頼みの内容は、「妻の眉毛がこれ以上下がりませんように!」かもしれないじゃない。

しいちゃん (無視)後輩もどんどん育ってきてるから、天下のキムタクといえどあぐらをかいていられないわ。生田斗真は、高知県・四万十川を舞台にした新ドラマ『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』(フジテレビ系)に主演。前出の「週刊女性」によれば、ファンがロケ先のホテルに大挙して押し掛けたり、朝から数百人単位で集まってきたり、「携帯電話やデジカメでの撮影はやめてください」と呼びかけても無視して撮ったりして、撮影は難航してるんだって。関ジャニ∞・錦戸亮主演の映画『県庁おもてなし課』の舞台も高知県。県庁で撮影したときは、やっぱり人が殺到。ロケを見に学校や仕事を休んで県全域からファンが集まってきたとか。「テレビのロケに遭遇することの多い都内と違って、普段、芸能人を間近で見ることが少ないからか、興奮してしまうんでしょうね」なんて記事に書かれてたよ。高知といえば、広末涼子の出身地。ヒロスエはよさこい祭りに飛び入り参加して踊っていることで有名なんだから、本当は芸能人なんて珍しくないはずなのに!

編集S ほかに高知出身といえば、高知東生、島崎和歌子、島崎俊郎、西川きよし、間寛平、岡本真夜。……アイドルはいないわね。あっ、和歌姐はそのむかーし、恐竜がいたころはアイドルだったような気もするわ!

しいちゃん もうひとつ、ジャニーズドラマといえば、NHK連続テレビ小説『純と愛』(総合)も見逃せないわね。このドラマで、夏菜演じるヒロイン・狩野純の相手役、待田愛(いとし)をJr.風間俊介が演じてる。愛は“人の本性が見える”という特別なチカラを持つ青年で、ちょっとストーカーっぽいところがあるんだけど、ネットでは「相変わらず演技うまい~」「カザポンのお芝居に引き込まれます」「きも可愛い」「不気味なカザポン面白すぎるw」「気持ち悪い演技のカザポンに期待」と大好評。初回平均視聴率は19.8%と、好評だった前作『梅ちゃん先生』の初回記録18.5%を上回る高視聴率を記録したの。もしかしたら今期キムタク超えをするのは、カザポンかも!?

編集S 「きも可愛い」とか「気持ち悪い演技」って、風間はアンガールズ・田中卓志と同じ枠!?

しいちゃん ジャニーズの後輩ドラマといえば、先週土曜日から始まった中山優馬主演、松村北斗、安井謙太郎、野澤祐樹共演の『Piece』(日本テレビ系)も見逃せない。高校時代のクラスメイトの訃報をきっかけに、過去を振り返り、同級生たちの素顔が明らかになっていくというラブサスペンス。次回の予告編で、中山が相手役の本田翼にオトナな関係を迫るシーンがチラッと映って、ファンの間では「ベッドに押し倒すシーンとか優馬だから出来ること!」「NYCで一番ベッドシーンが似合う」「優馬のベッドシーンとか今から緊張する」「まさかベッドシーン来るとは思わなかった」「ヤバすぎる」「やだ」と早くも話題沸騰。そんな初々しいアイドルも、やがて40歳になっていくと思うとね、複雑だわね……。

編集S しいちゃんたら、加齢は悪いことじゃないのよ! 若手もいいけど、キムタクの熟練したアイドル演技を楽しみにしましょ。アイドル演技っていったって、いろいろレベルがあるんだから!

最終更新:2012/10/10 19:00
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