有名税とは言えないレベル

パパラッチ同士の事故で問題視された、ジャスティン・ビーバーへの過剰な取材

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ジャスティンも「なんやコラ!」顔を見せております!

 ティーン層だけでなく幅広い世代からも熱狂的に支持されているアイドル歌手のジャスティン・ビーバー。デビュー3周年を迎え、ますますヒートアップするビーバーフィーバーだが、それに伴う弊害も大きい。世界的スターである彼のスクープ写真を撮ろうと、パパラッチの追跡が日を追うごとにエスカレートしているのだ。先週の金曜日には、とうとうパパラッチ同士が衝突するという交通事故が発生。幸いけが人は出なかったが、このままでは近い将来、大事故が起きるだろうと懸念する声が上がっている。

 今年6月、ヨーロッパを訪れたジャスティン。彼を一目見ようと大勢のファンが詰めかけ、けが人が出たため、ノルウェーでは警察が非常事態宣言を出す騒ぎになった。彼が恋人のセレーナ・ゴメスとケンカし破局寸前だと伝えられるようになると、決定的写真を撮ろうとするパパラッチたちに、これまで以上に執拗に追いかけ回されるように。先週の金曜日(8月31日)に衝突事故を起こした車の主も、その手の“度を超した”パパラッチだったという。

 米ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、31日午後、ロサンゼルスのベンチュラ大通りをピカピカの愛車で走行中のジャスティンのすぐ後ろを日産車がぴったりとつけていることを、パトロール中のカリフォルニア・ハイウェイ・パトロール隊員が不審に思い、「ジャスティンの車の窓に貼られた黒フィルム」を理由に停止させた。すると、ジャスティンの車と共に、日産の車もぴったりと停止。隊員が、なぜつきまとっているのかと職務質問した結果、日産車にはジャスティンの安全を守るセキュリティーたちが乗っており、護衛車であることが明らかになった。

 やがて、この隊員とジャスティンのやりとりを近くで撮ろうと、つきまとっていたパパラッチたちが接近。うち2台の車が近づきすぎて衝突し、歩道に乗り上げてしまった。幸いけが人は出なかったが、TMZにはムスッとした表情で愛車の運転席に座るジャスティンの姿が掲載されており、パパラッチへの怒りがひしひしと伝わってくる。

 ここ最近、ジャスティンはパパラッチ絡みのトラブルが多い。5月27日には、セレーナとデート中のところを激写してきたパパラッチにブチ切れ、怒り顔で攻撃。数日前に、マイク・タイソンからボクシングを教わっていたジャスティンは、キレのよいパンチをお見舞いしてしまい、パパラッチは泣きべそをかきながら救急車を呼ぶ大騒ぎとなった。パパラッチは警察に被害届を出したが、その後、ジャスティンが示談金を支払い和解するようだと報道された。最新情報では、警察は近いうちにジャスティンとセレーナから事件についての事情を聞くようだと伝えられており、まだ完全には解決していないようである。

 また、7月6日にはジャスティンがカラバサス近くの幹線道路を愛車で走行中、執拗に追ってくるパパラッチたちを振り払おうと、時速約130キロという猛スピードで繰り返し車線を変更しながら走行。目撃した市議会議員らからの通報を受けて、駆けつけた警察官にジャスティンは停止させられ、違反切符を切られてしまった。元警察官であるこの市議会議員は、TMZの取材に対して、「ウインカーも出さず、突然車線変更をした」「時速160キロ以上出ていたと思う」と証言。無謀な運転をするジャスティンの車の後には、パパラッチが運転していたと思われる車4~5台がつけており、これまた猛スピードを出しながら追っていたという。ジャスティンは、しつこいパパラッチをまこうと必死だったようだが、10人の目撃者が「このままだと大事故を起こす」と通報するほどひどい運転だったとのこと。市議会議員は、「私がまだ警察官だったら、無謀運転で現行犯逮捕している」と厳しい口調で語っており、スピード違反だけで済んだのは甘いと指摘した。

 なお、パパラッチは違反切符を切られるどころか何のおとがめもされず、さらに切符を切られるジャスティンの一部始終を撮影する図太さを見せたとのこと。その後も、走りだしたジャスティンの車を追いかけたため、ジャスティンは警察に通報。被害届を出したため、警察はパパラッチ規制法違反の疑いで捜査に乗り出した。

 2009年10月、当時カリフォルニア州知事だったアーノルド・シュワルツェネッガーが反パパラッチ法案に署名したことにより、法的にパパラッチを取り締まれるようになった。しかし、パパラッチのストーカーさながらの危険極まりない行為はヒートアップし続け、2010年末に、危険な運転をしながら追いかけるパパラッチを取り締まる法案が通過。2011年1月から違反者に罰則が適用されることになった。もし、ジャスティンのケースがパパラッチ規制法に違反すると認められれば、史上初の適用事例になる。なお、パパラッチ規制法違反で有罪になった場合、最高で1年の禁固刑が科されるとのこと。

 ちなみに、パパラッチに追いかけ回されているジャスティンの愛車は、10万ドル(約780万円)するハイブリッド高級スポーツカー、フィスカー・カルマだ。最高速度時速125マイル(約201キロ)で、時速60マイル(約96キロ)まで加速するのに、たった6.3秒しかかからないという名車である。マネジャーのスクーター・ブラウンが、ジャスティンの18歳の誕生日プレゼントとして今年3月に贈ったもので、ジャスティンはクローム・メッキのこのスポーツカーが大のお気に入り。

 ジャスティンだが、現在のところ、31日に起きたパパラッチ同士の事故については一切コメントしておらず、事故当日も、Twitterで右の鎖骨下に新しく入れたタトゥーを公開。イエス・キリストへの信仰心を表すタトゥーが続いたジャスティンだが、今回のタトゥーは王冠であり、「見にくいかな。新しいタトゥーは王冠だよ」とご機嫌にツイートしていた。

 加速し続けるジャスティンへのパパラッチ攻撃。ネットでは、車など運転しなければいいじゃないかという声も上がっているが、18歳の若者としてはカッコいい車で颯爽と街を走りたいのだろう。

 果たしてパパラッチへの制裁は下されるのか。続報に注目したい。

ジャスティンの車に「えっ!?」って思ったの、私だけ~?

しぃちゃん

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