"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第131回】

フィリピン移住計画は事実!? 山本太郎夫妻の「セブン」告発でも拭えぬ疑惑

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「女性セブン」7月5日号(小学館)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第131回(6/22~26発売号より)

 最近立て続けに熟女系アダルト業界の女性たちとお会いする機会があった。監督、モデル、プロデューサーなどさまざまだったが、皆エロに対して真摯で素敵な女性ばかりだった。40歳を過ぎて内面からもにじみ出るエロス! 熟女ブームの片鱗を見た。

1位「山本太郎と19才新妻が義父の『虐待』『ブログなりすまし』告発!」(「女性セブン」7月5日号)
2位「有森裕子 夫ガブちゃんと極秘離婚していた!」(「女性自身」7月10日号)
3位「原辰徳巨人軍監督 6歳年上妻が耐えた夫の告白…『長男の出産時、僕は不倫を』」(「女性自身」7月10日号)


 世にも奇妙な物語である。反原発俳優の山本太郎が交際1カ月で19歳のプロサーファー女性・割鞘朱璃さんと結婚した。ところがその直後、夫妻はそれぞれTwitterやブログで「フィリピン移住計画」を発表した。これには批判が殺到、「反原発運動を辞めるのか」「日本を捨て逃亡!?」「裏切りもの」などなど大騒ぎになっている。

 そんな中浮上したのが「朱璃ブログは父親のなりすまし」という仰天疑惑だ。「セブン」によれば、朱璃をプロサーファーとして育てた父親が、結婚後、娘をコントロールできなくなったため絶縁状態に。さらにブログを管理していた父親がパスワードを変更し、娘になりすましてブログを更新しているというのだ。「セブン」は事の真相を確認すべく山本夫妻を直撃、すると飛び出したのが朱璃親子の複雑な関係性だった。

 この父親は実父ではなく母親の再婚相手であり、幼少期には「夜中に布団をはがされ、髪を引っ張られたまま階段から引きずり下ろされた」など数々の虐待を受けていたという。そんな義父の暴力のため朱璃は一時児童養護施設で生活する。その後、父親の趣味だったサーフィンを始めた朱璃。その動機は父親の機嫌をとるためだったが、2人は二人三脚でプロサーファーに。だが山本との結婚を機に、関係が悪化。義父は娘になりすまし、山本や山本の母への誹謗とも思える記述を書き込んでいったというのだ。ということは「移住計画」もなりすまし義父による陰謀か!?

 さらにさらに、「セブン」は朱璃の義父にも直撃している。すると義父は「ブログは全て自分が書いている」と認め、山本母への不満、娘が歯の治療のためサーフィンを休止していることへの怒りをぶちまけたのだ。もちろん虐待は否定した上で、だ。

 双方の言い分はチグハグで平行線を辿るばかり。一見、石川遼やイチローなどスポーツ選手にありがちな「父子密着」による利権・支配権争いのようにも思えるが、“義父”“虐待”“児童養護施設”となると感情的にもさらに複雑なものになるのだろう。

 だが、もっと不思議なことがある。「セブン」記事を読むと、巷間で話題になっている「山本夫妻移住計画」も義父が勝手に書いたのだから、山本夫妻の「移住計画」はそもそも存在しない、と読めてしまう(時期的にも誰しもそう思うだろう)。しかしよく読むと「セブン」には移住に関する記述は一切ないのだ。さらにこれまた「セブン」では一切触れていないが、山本自身のTwitterにも「フィリピンへの移住を検討中」「太郎母が先発隊として申請に現地へ」と記されており、山本のTwitterが「なりすまし」でない限り、この移住計画はホンマものだという結論しか出てこない。そして朱璃ブログで記された移住計画も本物だということになる。

 ワケがわからない。「セブン」記事を読むとより一層混乱し、クエスチョンマークのオンパレードである。「セブン」記事は「移住計画」批判をかわすためのものではないのか。しかしそういった記述は結果的にはない。となれば読者の思い込みを利用し、ミスリードさせるシロモノという疑惑すら浮かぶ。「セブン」記事では、読者が最も知りたい「移住計画」への疑問が解決するどころか、謎が広がるばかりなのだ。汚い手を使うことで知られる原発推進派に足を掬われないよう、山本にはここらでキチンと説明しておくことをお勧めしたい。

 有森裕子が離婚していた。これに食いつく理由はひとつ。久々にガブの話題だったから。

 思えば14年前、有森と米国人ガブリエルの結婚は世間をアッといわせるスキャンダルで幕を開けた。結婚から1カ月、有森とガブは記者会見を開いた。本来その内容はガブの金銭トラブルの釈明会見だったはずが、そこで飛び出したのが、かの有名な「I WAS GAY」という告白だ。この一言で日本中がテレビに釘付けになった。しかもその事実を有森は以前から承知していたという。これまたビックリな事実も明らかになった。電撃離婚もうわさされる中、有森夫妻は夫婦を続けた。別居婚という形ではあったが、2008年、有森の実父が亡くなり、葬儀の席にもガブは出席していたという。しかし離婚――。14年前の騒動を知る者にとっては感慨深いニュースである。

 この離婚報道は 「自身」のスクープであった。しかし「自身」発売(6月26日)の前日、有森はマスコミ各社に直筆署名入りの書面をファクスで送ってしまった。マスコミに報道される前に自分で公表――よくある手法である。変な憶測記事を書かれる前に、自分で説明した方がマシだから。そして有森はファックスで、円満離婚を強調した。「自身」のスクープは少し霞んでしまった。そういえば、「I WAS GAY」会見も、マスコミによる「ガブ借金踏み倒し」が報道される直前に開かれたものだった。今回は会見ではなかったが、マスコミ報道を察知しての事前発表。14年経って同じ手法だが、マスコミ史上に残る有森の“ゲイ結婚劇”の結末は、なんとも感慨深い。さようなら、ガブ!

 先週の「週刊文春」(文藝春秋)の原辰徳の女性スキャンダルは衝撃的だった。ダンディで紳士的、まじめで厳格、ザ・巨人といったイメージだった原監督の過去の不倫。しかもその時、妻は長男を出産していて、さらにもみ消し料は1億円! 「自身」はそんな原を懸命に支える妻にスポットを当てる。後追い記事としてはそれくらいしかできなかったのだろう。原監督は職責も問われないらしいし、文春をSLAPP的に訴えて、一件落着か!? しかし今回の事件には明らかになっていない大きな謎が。1億円もの金を払った原だが、不倫相手の日記に何が書かれてあったのか。なぜ女性は失踪したのか。日記は廃棄されたというが、原本は存在するのか。一切明かされていないその内容に、とっても興味がある。

原監督信者のおじさん方、どんな気分?

しぃちゃん



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