[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

世間は子連れに厳しい……お母さんたちをマジで尊敬しますよ

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(C)倉田真由美

 先日このコラムを読んでいたら、読者のみなさんからのコメントが多いことに驚きました。中でも“外食中にココが暴れる”という回には、「2歳児は外食するな」「3歳になるまで家で食べろ」「しつけができてない」などなど、いろんな意見が寄せられました。「3歳まで家で食べろ」というのは現実的に無理ですよ。「子育てカフェに連れていくべき」という意見は同意しますが、3年間毎日食事は自宅のみというのは、どこの子どもだって飽きるだろうし、お母さん方がノイローゼになるって! 24時間体制で子育てしているんだから、たまには外出して気分転換しないと精神的によくない。ココは、外食が好きなんですよ。だからこれからも外食は続けます。オレと妻はココと外食以外でも、他人に迷惑がかかれば謝るし、ココが暴れたり騒ぎ出せば外に連れて落ち着くまで遊ばせる。これが当たり前のことなんじゃないかな。騒がない子どもなんていないし、不気味でしょ?

 しかし、ココを連れて街に出ると、いかに世間が子連れに冷たいかってことがよくわかります。特にベビーカーについてはひどい扱いを受けます。妻くらたまが言うには「駅でベビーカーをかついで階段を上る時、今まで男の人で手伝ってくれたり声をかけてきた人は誰もいない。たまに女性が声かけてくれるくらい」だそう。絶対助けろとは言わないけれど、重くて困っているような雰囲気が出てればオレだったら「手伝いましょうか?」くらいは声かけると思うんですよ。

 ベビーカーの時は、駅の改札とホームをつなぐエレベーターをよく利用します。お年寄りはまあ仕方ないとして、若者も結構乗ってるんですよ。で、定員オーバーで乗れなくて見送る。オレも何度も経験しています。ベビーカーを押してるお母さんを観察してみると、他の人が乗る前に突っ込んでいきますね。人をどかせるくらいの勢いがなければ先に乗れないのかも。オレはそこまではできないなあ。我先に! とはならない。それよりも、若者よりベビーカーが優先とは思いますけどね。健康な若者は階段を使ってくれ!

 先日の週末は妻が仕事で1日中留守だったので、ココを連れて電車で二子玉川まで行きました。最近のココはベビーカーに乗せてもすぐ降りる。使うのはココが昼寝した時のみ。寝たら寝たでなんとかなるでしょ! と思い、ベビーカーなしで出かけました。電車は混んでいたので、ココを立たせていたんです。電車が揺れるたびにココがコケそうになるので、抱っこするんですが、誰も席譲ってくれません。若い女性たちが、優先席に座ってたんだけど、全員寝たふり。ずっと優先席の前に立っているのも嫌だったので、場所を移動しても座ってる人は無反応。どっちかというと「目障りだから早く降りろ!」的な雰囲気でした。

 同様のケースで妻が一緒の時も、優先席の若者は寝たふり。「オレが男だから席譲らないのか?」と思って、試しに妻にココを抱っこしてもらったが、同じく誰も席を譲りません。世間は子育てに全然協力的じゃない! まあ、オレもココが産まれてない時は積極的には席を譲ったりしてなかったので、説得力ないんだけど。でもココが生まれてからは、やっぱり子連れのお母さんに気付くようになりましたよ。

 あと、妻から聞いたんですが、近所の公園でココと遊んでる時、ココが勝手に靴を脱いで裸足で園内を走り回ってたそう。そしたらベンチに座ってたじいさんが「こら! 子どもを裸足で遊ばせるな!」と突然怒鳴り出したらしいんです。オレもそれを聞いた時、園内には石や危ないものがあるから裸足じゃ危なし、靴を脱いだらすぐに履かせた方がいいと思いました。でも、モノの言い方があるじゃないですか。いきなり赤の他人に命令口調で怒鳴るのもどうなんでしょうか。「裸足じゃ危ないよ」と言い方一つで受け止め方は違うんですけどね。

 とにかく、自分がこういう経験をすると、ほかの子連れのお母さんたちがいかに大変な目に遭っているのかがよくわかります。子連れママが大変そうだったら協力しようとマジで思いますよ。こういうことを書くと、今度は「外出する方が悪い」と言われるのかな……。

『突然、9歳の息子ができました。』

「子ども産め!」という風潮なのに、冷遇され方ハンパない

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