[女性誌速攻レビュー]「VERY」7月号

妻だけは抱けない!? 「VERY」で赤裸々告白した「妻だけED」イケダンたち

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「VERY」 2012年7月号(光文社)

 今月号の「VERY」は「美味しいごはんに放射能フリーの知恵」「しのびよる『妻だけED』の真実!」などネタが満載すぎて、毎号ヒリヒリするような読後感を持つ小島慶子さんのコラムさえもおとなしく感じてしまうほどです。今月の小島さんのコラムは、眼鏡を初めて買った息子さんの話題が中心です。眼鏡をかけた息子さんがAKB48のPVを見ているのを横目に、「それは大人がよってたかって『男の子が見たい女の子』を映像にしたものだから、本当の女の子とは違うんだぞ」「AKBを真似る女の子はいるが、それは男子の見たい女の子を演じている、女子という君には全く想像もつかない生き物だぞ、注意しろ!」という解説を加えたという話は、ほのぼのとしていながらも本質を突いていて、今回も胸のつっかえがとれたような気持ちになりました。

<トピック>
◎コ・ジ・マ・メ・セ・ンのもしかしてVERY失格!?
◎しのびよる「妻だけED」の真実!
◎美味しいごはんに放射能フリーの知恵

■女の性欲と嫉妬の深さをわかっていない……

 さてさて、今月もっとも気になる企画「しのびよる『妻だけED』の真実!」のページを見てみましょう。この「妻だけED」という言葉、“夫にはその気があっても妻だけがイケない=したがらない”という意味かと勘違いしていましたが、「VERY」によると「妻とはイケない(正式には勃たない!?)イケダンが増えているという」ことだそうです。そして、そんなイケダンを集めて匿名で本音を聞いたところ、「能天気」な本音トークがさく裂したと……。

 座談会が始まってすぐに「そもそも奥さんとは……」という質問が出されると、「昨年末の忙しい時期にどさくさで1回くらいあったような、なかったような。酔って帰って間違って体が触れて、事故的に(笑)」と答える方がいました。家庭内のセックスを「間違って」とか「事故」と言うのか……と衝撃を隠せません。が、昨年末にしているだけまだマシ。ほかの方は2年、3年以上していないという人ばかりです。

 驚くのは「もういまとなっては妻以外の人と、にはまったく抵抗がない、でも妻とは抵抗がある、というのが本音かな」と、1人が口火を切ったと思ったら、「私は現在、単身赴任中なのですが楽しくて仕方がありません」「風俗で踏みとどまってる俺ってむしろ健全くらいの気持ち、浮気をしてない男にはあるんじゃないですか」と、家庭外セックスの話にあっけらかんとした雰囲気で花が咲きます。

 おまけにAVも許さない奥さんの話になると、「私に言わせればジャニーズにキャーキャーはしゃいでいることと同じですよ!」と切り捨てられてしまう始末。イケダンは、自分はセックスしないけど、その欲望をアイドルででも晴らせばいいじゃん! と思っているんでしょうか。でも、癒やしや娯楽とAVやセックスは別ですよね。

 やりきれない気持ちで読み終わると、最後に男性編集者の後記があり、そこには、「激しく同意し合うイケダンたちの『妻だけED』前提発言の迷いのなさ。セックスレスだからといって、まさか離婚されたりすることはないだろうという危機感のなさからくる『モラルハザード』も、そこにはあるかもしれない」と書かれています。日本の妻や女性たちは、ここまで男性たちに「甘え」させないといけなくなったんでしょうか……。独身の女性たちがこれを読んだら「もう嫁に行きたくない!」とトラウマになりそうな内容でした。

■放射能で分断される男女

 次に気になる「美味しいごはんに放射能フリーの知恵」という特集は、あえてなのか、あえてではないのか、先ほどの「妻だけED」のページのすぐ後に登場します。

 この特集を見る限り、主に母たちは、子どものために産地を選び、信頼できる生産者から購入するということを実践しているとか。同じ女性であれば、そこまで強く批判することはできないこうした行動も、男性からはデマだ、神経質だと理解されない事例も見かけます。

 実際、地震後は放射能を気にしすぎる女性が揶揄されることも多く、最近は原子力に関する研究と技術開発を行う独立行政法人である日本原子力研究開発機構が、放射能を女性のヒステリーにたとえて問題となりました。放射能のことは男女を分断する可能性も高い問題でもありますから、「妻だけED」から「放射能フリー」への流れは意味深です。

 にしても、ここまであからさまに放射能フリーをうたった特集に踏み込んだ雑誌は、かなり珍しいのではないでしょうか。くしくも同じ時期に出た「週刊金曜日」(金曜日)にも「放射能と学校給食」という特集が組まれていましたが、テレビや新聞でもめったに報じられることのない問題に、「VERY」が、「週刊金曜日」に並ぶ時期に取り組んだことに関しては、その是非はともかく意義のあることだと思いました。
(芦沢芳子)

「VERY」

「VERY」読者も性欲をなかったことにしちゃダメだよ?

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