[ジャニーズ最新言行録]

撮影現場で夢のセッションも! 木村拓哉が語る忌野清志郎の思い出

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愛し合ってるかぁ~い?

 2009年5月2日、惜しまれつつこの世を去ったミュージシャンの忌野清志郎。ロックの神様として、今も多くのファンやアーティストにリスペクトされ続ける彼だが、そんな忌野から「大きな影響を受けた」と語るひとりにSMAPの木村拓哉がいる。そんな木村が、5月11日放送のラジオ『What’s UP SMAP!』(TOKYO FM)で、在りし日の忌野との交流秘話を、あらためて語ってくれた。

 「ある時、ちょっと、僕の頭の中が煮詰まっていて……。『チェッ。くっそー、くっそー!』みたいな感じのとき」に、RCサクセションの“音”と初めて出会ったという木村。コピーライターの糸井重里氏に勧められて聞いたのが、RCサクセション初期の名曲「君が僕を知っている」だった。

「歌詞を読みながら、曲を聞いたんですよ。そしたら、その煮詰まっていた感が、なんか ふーーーっと、沸騰していたものが治まって……。糸井さんにも、すごい感謝したのを覚えてるし、RCサクセションってバンド、カッコいいなーって思って」

 その後、「すげえ人だなぁ」という印象を持った清志郎と共演する機会を得たのが、1997年に放映されたドラマ『Gift』(フジテレビ系)でのこと。この作品で、記憶喪失の「届け屋」役である由紀夫(木村)の情報屋でもある犯罪マニア・田村役を清志郎が演じていたことから、現場で一緒になることも増えたのだそうだ。

「空き時間に、僕がギターをチャカチャカ触ってたらね、清志郎さんもちっちゃめのアコースティックギターを現場に持ってきてて。横でポロローンってやったら、清志郎さんが『おぉ! いい感じだねぇ』って反応してくれて、待ち時間とかずっとブルースの進行をやったりしてましたね。あと、まさかRCはないっすよね、って感じなんだけど、『雨あがりの夜空に』のコード進行を、僕が誘い程度に弾き始めたら『あっ、それいく?』みたいな感じで、一緒に弾いてくれたりとか」

 スタジオの前室でひっそりと行われていたというこのセッション。その様子を撮影するだけでもひとつの番組ができてしまいそうな豪華さだが、さらに後日、こんな驚きの出来事もあったという。

 それは、木村が一人暮らしを始めて、2軒目か3軒目の物件に引っ越しを決めた時のこと。そこは、たまたま清志郎の自宅と、歩いて行けるくらいの距離だったのだそう。

「朝の8時くらいにピンポーン、ピンポーンって。ふっざけんなよ、って感じのチャイムが鳴って、こんな朝っぱらからなんだよ、みたいな感じでモニターをぱっと見たら、中日ドラゴンズの帽子を深くかぶった人が、カメラの前に立ってたんですよ」

「『誰、これ? 超~~怪しい!』と思って、1回シカトしたんですね。で、もう1回ベッドに入ったらピンポンが鳴って。だから、無言で(インターフォンの)受話器を取ったんです。そしたら『おはよ~! 引っ越し祝い持ってきたよ~!』って言われて、『ええ? 誰?』ってフツーに聞いたら『俺だよ~。清志郎! イェ~イ!!』みたいな感じに言われて!」

 突然の訪問に、慌てて普段着のままドアを開けた木村に

「いや、いやいや、ど~もど~もど~も!! 引っ越し祝い持ってきたんで。いや、それだけ。イェ~イ!」

と言って、品物を渡して立ち去ったという清志郎。照れ屋な彼らしい、微笑ましいエピソードだが、そうした出来事を機に、今度は清志郎の自宅兼スタジオでもある「ロックンロール研究所」、通称「ロッ研」に招いてもらってギターのセッションを行うなど、2人は徐々に交流を深めていったという。

「『録音しよ~か』って言って、これまたコンピューターを出してくるのかと思ったら、普通のラジカセをがちゃって前に置いてね(笑)。ボタンをピコって押して『いま回ってるから』って感じでギターを弾いたりとかして。うん」

「個人的に、あのユーモアだったり、カッコよさだったり、影響を受けた方だったので、いろんな想いがありますね。お亡くなりになった瞬間も、嘘だろって思いましたけど。でも、曲は生きてるので。その曲を聞いて、いろんな想いをしたり励まされたり、笑顔になれたりっていう方もたくさんいらっしゃると思います」

 こう感慨深げに語った木村。実はこのエピソードを彼がラジオで明かすのは、これで2度目になるのだが、それだけ、彼の心の中には清志郎との思い出が色鮮やかに残っているという証しなのかもしれない。

「武道館のライブ(※清志郎と縁の深いアーティストが5月2日に集結するライブイベント)、俺も機会があったらぜひ聞きたい! って思うし、もし、自分が出演できるとしたら……清志郎さんから譲ってもらった『弱い僕だから』(アルバム『SMAP 011 ス』に収録されたソロ曲)もすごく大きいんですけど、頭煮詰まってた時に、つんつんっと音楽が肩を叩いて『なにやってんの?』みたいなことをしてくれたのは、やっぱ『君が僕を知っている』だったので…やっぱりコレ(をカバーさせてもらいたい)かなぁ……」

 とも語った木村。ファンとしては、彼のこの夢がぜひ実現されることを祈りたいものである。

『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』

“感度最高!”なカバー、楽しみにしてます

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