ジャニーズ研究会
『Jマニア』レビュー

嵐に既婚者がいてもいい……独身にこだわるジャニーズは時代遅れ!?

2012/05/10 21:00
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『Jマニア』132号(鹿砦社)

 ジャニーズ情報専門月刊誌『Jマニア』132号(鹿砦社)の巻頭グラビアはHey!Say!JUMP山田涼介。入所からこれまでの軌跡を追うとともに、出待ちのファンへニッコリ笑いかけるキュートな写真を掲載しています。記事によると、このところ「アイラインが強すぎ」とファンから言われているそうですが、アップの写真を見ると確かに目のまわりが黒々。大きな目がより際立っています。また、芸能界でも彼のファンはとても多くブログが炎上することもあるとか。直近では田中律子の娘が、親のコネを使って「サインをもらってきて」と頼んだとテレビで発言、ファンが「ズルい」と激怒しました。女性を嫉妬で狂わせるほどの魅力を持つ山田、その美貌ショットをご堪能ください!

 人気上昇中、Sexy Zoneの中島健人、菊池風磨のマスクをしたプライベートショットも掲載。第2弾シングル『Ladyダイヤモンド』が4月11日にリリースされた彼らですが、その販売方法が物議をかもしていると報じています。なんでも購入に付随する特典すべてを受けようとすると、実質CDを最低7枚も購入しなければならず、さらに、特定のCDショップで購入するとポスターなどが付き、オリジナル・パーカーの抽選参加権という特典もあり、「いったい何枚買えばいいのやら」とファンを困惑させているというのです。せっかく若いメンバーで固め、初々しさをアピールしているグループなのですから、限られたお小遣いで一生懸命応援している同世代ファンをガッカリさせないような販売方法をとってほしいものですね! そのほか、ブルーな表情のKAT-TUN亀梨和也、「激太り」とウワサされる田中聖の近影などが満載なのでぜひチェックしてみてください。

 特集は「ジャニーズ達の結婚事情」と題し、これまでに結婚したジャニーズタレントの経緯を詳細に報じています。Hey! Say! JUMP・岡本圭人の父親である元男闘呼組の岡本健一は、23歳のときにできちゃった結婚。少年隊の植草克秀は28歳、近藤真彦は30歳、木村拓哉は28歳で結婚しました。彼らはみんな意外と早い時期に結婚しているんですね。一方では、アラフォーになっても結婚しないメンバーもゾロゾロ……。世間と同様、最近のジャニーズも晩婚化が進んでいるようです。

 そこで、特集後半は「タレントのオトナ化と結婚」と題し、ジャニーズにアラフォーの独身タレントがなぜ多いのかについて考察しています。記事によれば、「ジャニーズ事務所がタレントのオトナ化にまだ適応していない」「高齢の経営者が、時代の変化について来れていない」「女性に夢を与えるためには、いくつになっても男は結婚してはならない、と、30年ぐらい前の意識が強固に染み付いているのかもしれない」と分析。今は家庭的な男が評価される時代。「家庭を持ち妻や子供を大切にするというイメージは、信頼や安心、落ち着きにつながり、仕事の幅を広げる」「真面目な付き合いをしている、国分、松岡、香取らはさっさと結婚し子供をもうけ、イクメンデビューしてもらってはどうだろう」と論じています。また、まだアラサーですが、「勢いがあり支持層が幅広い嵐なら、ひとりぐらい既婚者がいても、それで悪影響は出ることはないのではないだろうか」とも……。

 赤西仁のような事後報告結婚は論外としても、ちゃんと手順を踏んだ結婚ならば、あなたは好きなジャニーズアイドルの結婚を心から祝福できますか。変わらずファンでいることができますか。いつになく真剣に考えさせられる内容の『Jマニア』でした。

『Jマニア』132号の詳細はこちら

最終更新:2017/12/20 10:27
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