[連載]タテロール高柳の「オンナの独り遊び」番外編

内田春菊先生の「絶頂感を感じると相手を好きになっちゃう」って、納得ね~

2012/04/17 21:00

 この前、漫画家の内田春菊センセイのイベント『内田春菊×三陰神 愛と性のアレコレ談議』に行ってきたの! 会場はセンセイのファンでもう超満員!! クールな街・代官山だけど、ここだけは熱かったわよ~。主役は内田センセイ&三陰神。三陰神っていうのは、女子のエロユニットで、メンバーはローション好き好き女子の「ローション博士」と、あそこをかたどってデコる“デコまん”を製作している「ろくでなし子」さん、バイブ収集家OLの「OL桃子」さんよ。さすがに専門家だけあって、器具や液体には詳しかったの。ローションの効能や種類、バイブのバリエーションが聞けて面白かったわ~。最初のうち、ちょっと恥ずかしかったけど聞いているうちに気にならなくなってきちゃった。だって、そういうのって便利なんだから今時の女性なら活用しなくちゃ! ワタシが特に気になったのはフランス製の一品。スタイリッシュな形でちょっと欲しくなっちゃったわ~。そんなのワタシだけかしら?

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 バイブやローションで盛り上がる三陰神を横目に、内田センセイは大人の余裕ね。おっとり、しっとり、着物姿もばっちり。内田センセイは、お子さんにもソロ活動をちゃんと教えているんだって。さすがだわ!

「セックスでもソロ活動でも絶頂感が訪れると、幸せホルモンのオキシトシンが出る。これは、母乳を飲ませても出るものなので人類愛が湧く。幸せホルモンが出ると、騙されやすくなる。だからイかされたら相手を好きになっちゃう」

 このお言葉は納得ね。でもいつもイかしてくれる彼氏なんか、実際はそんなにいないのよねぇ~。「働く女性は、てっとり早くバイブでイって、幸せ気分で寝るのは合理的」っていう考えにも、納得だわ。ワタシみたいにストレスの多い現代女性には仕方がないわよ。女性が社会で働くのは、いろいろ大変なのよ~。

 内田センセイの言葉に場内が盛り上がってからの後半は、みんなのセックスの質問をぶつける時間。30歳で脱童貞した男の子の相談では、「女性を満足させるために風俗に行って経験を積んだほうがいいですか?」という質問に、

「風俗では、男の人が喜ぶように女性が演技するので、経験にならないでしょう。風俗で覚えてきましたって言われても女性は喜ばない」

 とバッサリ。「女性は耳が感じるんだ」って信じてる男に、べちゃべちゃ耳ばかり舐められたら大変って話は爆笑したわ~。こうしたら女はオッケーっていう男のファンタジーって、ホント迷惑よね~。女性は人によって、感じるところが違うから男性には、ちゃんと事前に確認してほしいわ。

 「下手な彼氏を傷つけずに、バイブを使うよう提案するにはどうしたらいい?」っていう質問には「おまけにもらったって言って見せるのがいい」って答えてくれたの。そうそう、今回のイベントでは協賛ショップからのお土産がついていて、指に装着して使う小型のバイブとコンドーム、ローションももらえたの!! コンドームは女の“たしなみ”だし、ローションはソロ活動でも使えるし……。あら、イヤだ。ワタシったらついつられて過激になっちゃった。こういうひとり遊びのことは、女の子だけの秘密にしておくわね。

タテロール高柳(たてろーる・たかやなぎ)
妄想ライター兼OL。一般企業でデスクワークに励みつつ妄想を世間にだだ漏れ中。遊び友達、飲み友達、習い事もしないが自分磨きには余念がない。しかし愛しのダーリンはいまだ現れず。心の友は勝間和代。

『マンガ日本性教育トーク』

エロユニット……

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最終更新:2019/05/21 16:12
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