天然と独自の世界観の融合

「ツナってチキンなの?」「1歳児は酔っ払い」、愛すべきセレブの迷言

2012/04/15 16:00
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さすがジェシカたん!

 昨年、チャーリー・シーンが「オレにはトラの血が流れている」など数多くの迷言を生み出して全米を大喜びさせたが、彼のように迷言を発するセレブは実はかなり多い。うっかり言ってしまうパターン、知ったかぶって意味不明なことを言ってしまうパターン、若さゆえに「?」な発言をしてしまうパターンなど種類はさまざまだが、中には大真面目で語っているセレブもおり、なかなか興味深い。今回は、そんなセレブの発言の中から特に興味深い「セレブのマヌケな迷言集」を、ずらっとご紹介する。

■マライア・キャリー

「世界中の飢餓に苦しむかわいそうな子どもたちをテレビで見るたびに涙がこぼれてしまうわ。あれくらい痩せられればとは思うけれど、ハエがまとわりつき死をそばに感じる状況に置かれているだなんて、ねぇ」

 1996年にエンタメ誌のインタビューで、こう語ったというマライア。実際には無かった発言だとも伝えられているが、このおかげで「ちょっと頭が弱い娘」という目で見られるようになってしまった。その後も女性誌のインタビューで、男性と一夜だけの関係を結ぶことがあるかと聞かれ、

「私はメアリー・ポピンズなの。ぴっちり一番上までボタンを留めるような女の子だって思われているから」

 と発言。魔法使いのナニーであるメアリー・ポピンズと自身を比較しているとして、「やはり頭が弱い」と言われるハメになった。

■ブルック・シールズ

「タバコを吸うと死んでしまいます。もし死んでしまったら、あなたは人生の中でとても大切な部分を失うことになるのです」

 1982年に政府の禁煙キャンペーンのスポークパーソンになるためのインタビューを受けたときの発言。子役としてキャリアをスタートさせ芸歴は長かったものの、この時はまだ17歳。大真面目で述べたそうだが、若さゆえと温かい目で見られている。

■ジェシカ・シンプソン

 思っていることをすぐに口にしてしまうというジェシカ・シンプソンの迷言は、リアリティー番組でも頻繁に登場。

ジェシカ「この香り大好き!」
友人「何の香り?」
ジェシカ「えっと、無香料、の香りだって」

 というのはまだ序の口。アメリカには「ツナは海の鶏肉だ」というキャッチフレーズのツナ缶コマーシャルがあるのだが、ジェシカはツナを食べながら当時結婚していたニック・ラシェイに、

「ねぇ、これはチキンなの? 魚なの? ツナってことは分かっているわ。でも、海の鶏肉って言っているし、魚じゃないってこと?」

 と問いかけ、ニックは呆れた表情で聞かなかったふりをしていた。

 ちなみに、魚に関してはブリトニー・スピアーズも迷言を発している。

「私、本当は日本に行きたくないの。だって、魚を食べることが嫌いだから。(日本がある)アフリカでは魚を食べることがとても一般的なのよ」

■ジョニー・デップ

 もともとミュージシャンだった彼は、独特の世界観を持つスターとして知られる。これまで多くのインタビューを受けてきたが、語り継がれる迷言は以下の通り。

「同時に2人の人を愛してしまったら、セカンドを選ぶべきだね。だって、本命を本当に愛しているのなら、セカンドと関係なんて結ばないはずだろう?」
「もしオレの家族や友達や愛する人たちに危害を加える奴がいたら…… そいつのことを食うね。刑務所に500年間ぶちこまれるかもしれないけど、絶対に食ってやるっ!」
「純粋な愛を伝えられるまでに進化した生き物は、犬と乳幼児だけだ」
「1歳児ってミニチュア版“酔っぱらい”だよな。ぶつかりながら歩くから、ちゃんと掴んどかなきゃならないし、笑ったと思えば泣く。おしっこをもらすし、ゲロも吐くしな」
「みんなヘンテコなんだよ。恥じたりせずに、この個性をみんなで讃え合うべきだぜ」

■アーノルド・シュワルツェネッガー

 屈託のない笑顔が、見るからに天然ボケをかましそうだと言われているアーノルド・シュワルツェネッガー。2003年にカリフォルニア州知事選挙に出馬表明した時は、そんなアーノルドでも、妻のケネディー家コネクションを使い楽勝するだろうとささやかれた。そんな彼が出馬表明直後、ラジオ番組に電話出演し政策について語った時、ついボケがこぼれてしまった。

 「同性婚についてどう思うか?」と問われた際、「同性婚は、男と女の間で行われるべきものだと思う」と断言したのだ。彼は、人権保障やドメスティック・パートナーシップは支持するが結婚は反対という意見を持っており、少々混乱してこのような言葉を述べてしまったようである。

 なお、政治家で最も多くの迷言をかましたのはジョージ・W・ブッシュ元大統領だとされており、
「私はコマンダーだ。いちいち説明などしない。なぜこんなことを言うのかも、説明しなくていいんだよ。大統領って仕事は面白いもんだよな」
「私は何を信じているのか知っている。私はこれからも、自分が何を信じており、そして何を信じているのかをはっきりと述べていく。私が信じていることは正しいことだと、私は信じている」
「神は私を通して語る。神の言うことを私は信用している。もし、神がそうしてくれなければ、私には大統領の仕事など出来ない」
「私の仕事の中で最も困難なことは、イラクと対テロ戦争を関連付けることだ」

 ほかにも、「子どもも私のように敬虔なカトリック信者になるといいんだけど」と言った若かりしころのマドンナ、「今年のカンヌ祭はどこで開催されるの?」と聞いたというクリスティーナ・アギレラ。「私、すごく頭がよくなったのよ。みんなから『服を脱げよ』って言われるけど、『ごめんなさい、ノー』って言うようになったの。だって、みんな写真を撮って売るんですもの。私、そこまでバカじゃなくなってよ」と断言したパリス・ヒルトン。

 哀愁が似合うキアヌ・リーブスは、「美しさに涙する、痛みに涙する、何も感じないことに涙したこともある。どうにもならないんだよ。これが自分なんだから」と、分かるような分からないような発言をし、多くの人を煙に巻いている。

『謝らないアメリカ人 すぐ謝る日本人』

謝らないのがポイントのようです

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最終更新:2012/04/15 16:00
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