[連載]安彦麻理絵のブスと女と人生と

婚活、妊活あとのオンナ40代、“保活”終了で「ブス活」全開!

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(C)安彦麻理絵

 新年度が始まった。赤子もなんとか無事に、上の子どもらと同じ保育園に入園することが出来た。今年は本当に「激戦」だったそうである。保育課の人が真剣な眼差しでそう言うのだが……近頃は「偽装離婚」までして、なんとか我が子を保育園に入れようとする輩もいるほど「保育園入園は大変」なようである(NHK『あさイチ』で見た)。それを考えたら、これはもう、運が良かったとしかいいようがない。

 「就活」やら「婚活」という単語があるけれど、最近じゃ、子どもを保育園に入れるための活動を「保活」というらしい。ちなみに「便秘解消対策活動」は「便活」、「子作り活動」は「妊活」だそうである。「就活」から始まって「婚活」、そこに時折「便活」なども織り交ぜつつ「妊活」にいそしんで、そして「保活」……人間の一生には常に「活」が、ついて回るようである。そう考えると、その後の己の老人ホーム探しは「老活」とでもいうんだろうか? 最近は「遺言を書いておく」のが流行ってるみたいだし、60とか70も過ぎると、自分が入る墓をどうするか、いわゆる「死に支度」に余念のない人たちも増えてくる。そういうのは「死活」と呼んでいいんでしょうか? ちなみに私の友人には「婚活」には見向きもせず、ただひたすら「恋活」にいそしんでる女もいる。人生色々。

 ところで、ここ最近なのだが2歳の次男の反抗期がひどい。「何か食わせろ」と勝手に冷蔵庫を漁り、食べ物を持ち出したかと思うと投げ捨てる。「バナナバナナ」と騒ぐのでバナナを与えりゃ、「もういらない」とポイ捨て。赤子を蹴飛ばして怒られると、おもちゃに八つ当たりしてぶん投げる。悪いとわかってて、コップの牛乳をひっくり返し、口から食べ物をべ~っと出す。そして、自分の思い通りにならないと、「こいつ、アタマ大丈夫か?」って不安になるくらいに、もの凄いギャン泣き……。そんなふうだから、家の中の雰囲気がもう最悪。不幸オーラが漂いまくっている。

 私ももう、毎日、怒り狂い過ぎて疲れきって、顔色が、こびりついた茶渋のようになっている。毎日ムッツリしてしまうもんだから、口元の口角が垂れ下がり、法令線も浮き上がって、とにかく顔の劣化が甚だしい。花粉症もひどくて、肌も荒れまくり。鼻水がひどいから化粧する気にもなれない。鏡で淀みまくった己の顔を見て、どす黒いため息を吐く日々。

 週末ともなれば、子どもらが家にいるもんだから、片付けても片付けても、片付けた先から散らかされ、泣きわめかれ、もちろん仕事も出来ないしでストレスもピークに達する。そうなると食べたくなるのが、超高カロリーメニューな宅配ピザ(もちろんタバスコ、ダバがけ)。

 「こんな生活してたら、どんどんブスになってしまう……!!」と、眉間にシワを寄せながらも、ピザにかぶりついて、たっぷりのチーズにウットリしてしまうんだからどうしようもない。そして、着てるものはと言えば、昨年「断捨離だから!!」なんて、持ってる服をあらかた捨ててしまったがために、毎日おんなじような服ばかり着て。あげくの果てには、うっかりその格好のまま寝てしまい、朝から憮然とした顔で一日を過ごす……どうなんだ、これ? こんな日常……したくもないのに「ブス活動全開」な日常……ブス活動……略して「ブ活」。

 って、そういうオチか。ストレスが、やりたくもない「ブ活」に拍車をかける。ブ活エンジン全開、って、マズいだろう、それは。

 ……「笑いは最良の薬」という言葉があるようです。これからは、つらい時には「笑活」をするように努力します。

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