"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第119回】

木村拓哉が芸能界のタブーを超えた! 福島がれき処理問題の是非

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「週刊女性」(主婦と生活社)4月10日号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第119回(3/23~27発売号より)

 遂にオセロ中島の霊能師がフジテレビの独占インタビューに登場! そのギャラは一説には200万円ともいわれているが、それにしても霊能師本人やその家族やらが、勝手に矛盾した言い分を突如として話し出したのには閉口する。提訴逃れか!? こんな戯言を真剣に取り上げて「どちらが真実か?」なんて真剣に議論するメディアも、どうかしている。

1位「木村拓哉 不測の事態に聴衆も固唾をのんで…『がれき処理』まで語ったウラ事情」(「週刊女性」4月10日号)
付録「ジョージ・クルーニー逮捕の瞬間!映画のロケじゃありません」(「女性自身」4月10日号)
2位「渡辺正行 糟糠の妻と別居でアラサー恋人と“不倫“同棲!」(「女性自身」4月10日号)
3位「松嶋菜々子小1愛娘『学校面談』ママの顔から『女優オーラの女ボス』へ…一夜の大変身!!」(「女性自身」4月10日号)


 キムタクが山本太郎になった! それは孫正義が立ち上げた「東日本大震災復興支援財団」の3月8日の活動報告会でのことだった。孫が被災地に100億円を寄付するしないのと大騒ぎした挙句に立ち上げた財団である。この財団の発起人にSMAPも名を連ねていて、キムタクはこの報告会にサプライズゲストとしてと出席したのだ。キャー!! というコンサート会場などとは違い、スーツ姿の男性が多かったという報告会場であったが、そこで、キムタクは自分たちの被災地に対する思いや、支援について語ったという。さすが国民的アイドル。歌や踊りだけでなく、パネルディスカッションもできるのね。

 そして一般客男性から出た、“仕込みなし”“ヤラセ”でない質問が「福島のがれき処理問題に関して意見を聞きたい」というものだった。孫の指名でキムタクが一番最初に発言することになったという。かなり政治的で慎重を要する内容だ。下手なことを言えば、大問題になる可能性だってある。どうするキムタク? 会場も同じ思いだったようで皆固唾を飲んでいたという。そこで慎重に悩みながら言葉を選んだ発言がこれだ。

「がれきの中にどのくらいの放射線量が含まれているか、ってことも含めいろんな問題が関わってくる」「“福島で生まれたがれきを福島に”というのができれば一番いいとは思うんですけど。できないという現状があるんであれば、それをどうにかする方法を模索していく必要がある」

 なんと立派なご回答! 優等生的ではあるが、自分の頭で考えている様はわかる。さらには「ドラマで総理大臣役をやった時、太陽エネルギーにもっと国の政策として取り組んでは? 」ということを台本に入れたいと提案したが、拒否されたエピソードも披露したという。「この程度の発言」と思う向きもあるだろうが、影響力のある現役バリバリのアイドルにしては十分踏み込んだ発言といえる。ちなみにこのドラマはどう考えてもフジ系列で2008年に放映された『CHANGE』。震災前だしフジじゃあ無理だろうが、以前から問題意識を持っていたことも明らかになったわけでポイント高いぞ、キムタク。パンダ招致より、こうした発言こそが貴重だ(といっても今でもテレビじゃ無理だろうけど)。

 日本ではアイドルや芸能人が政治的発言をすることはタブーである。義援金寄付や炊き出し、避難所めぐりはしても、原発問題には踏み込まない。今週の「自身」ではスーダン政府の無差別爆撃に対する抗議デモで、ジョージ・クルーニーが逮捕されたことをグラビアで報じている。ハリウッドセレブは政治的発言を厭わない。いや、それが義務でさえある。日本もちょっとは見習って欲しい。ただ山本太郎の現状を見ると、それは当分無理かと暗澹たる気持ちになる。史上最悪の原発事故を機に、芸能界も少しは変っていくのだろうか。

 タレントの渡辺正行が浮気をしているらしい。18歳年下の妻と子を本宅に残し、別の高級マンションでアラサー女性と同棲中なんだとか。ふーん、そーなんだ。そんな程度。渡辺の不倫といっても世間はそれほど興味がない。大物のタレントでもないし、渡辺の女癖の悪さは有名だしね。56歳で元気だね、ってな感じか。

 それは渡辺不倫同棲を報じた「自身」も同じだったのだろう。一応スクープなのに、トップ記事ではない。それどころか、ゆず北川と高島彩の新婚旅行、三平と国分佐智子のラブラブ直撃、吉田美和の結婚、年下夫企画、青木さやかの離婚などの記事があり、ずっと後ろのほうの9番手くらいに渡辺不倫スクープを掲載しているのだから。

 「渡辺じゃあ売れないんだよね」――そんな編集部の気持ちが表れた、渡辺にとっては気の毒なくらいの低い扱いである。(交際のうわさがあった)山口美江が亡くなり、そういえば渡辺はどうしているのか? なんて軽い気持ちで張り込んだら撮れちゃった、ってなノリか。あまりの扱いなので、逆に面白かったけど。

 昔は“女の敵”と長年勝手に思っていた松嶋菜々子だったが、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)でファンになった。いい女優さんだなと。そんな菜々子は2児のママだ。教育熱心でも有名だ。ある日長女の小学校の保護者会に出席した。地味な服装で芸能人オーラはなく、1人のお母さんだった。だが翌日の『ラッキーセブン』(フジテレビ系)の打ち上げでは、髪を束ね、ゴージャスなアクセや服装、上級お洒落さんに変身! というのがこの記事だ。そうなんだよね。芸能人の凄いところって、オーラをコントロールできることだと思う。“芸能人”の時だけオーラを出せる。

 10年ほど前、バンコクのホテルでキムタクを見つけた。キムタクは私と連れを日本人だとは思わなかったらしく、「日本人はいない」という気軽さで普通にプールで泳いでいた。その姿にオーラはなく、私も「キムタクに似ているけど、チャイニーズだ」と思っていた。だが、時間が経つにつれ「本物か?」という疑念が。そこで近づいたりガン見したり、写真を取ろうとすると、それを察したキムタクは突然“芸能人オーラ”を発し出したのだ。あのチェンジは凄かった。芸能人って凄い! と実感した。オンとオフ。この切り替えが出来ることこそ、一流芸能人の証拠だと勝手に結論づけている。

『サイゾー 2011年 11月号 』

タブーと聞いちゃ、うちも黙ってらんないもんで!

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