噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第114回】

「イタコ数珠」はOK? 女性週刊誌における”悪徳”占い師のグレーゾーン

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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第114回(2/17~21発売号より)

 近所にありながら一度も足を踏み入れたことのない「競輪場」へ初めていった。めくるめく世界。競輪が? いや違う。競輪場の中にある一杯飲み屋や飲食店が。女友達(50代)と2人、異様に歓待されたから。若くないのに、女というだけでこれだけ喜ばれる世界があったとは! アラフォー以降の女子にはお勧めスポットである。

1位「悪徳占い師につけこまれる”中島知子度”チェックリスト15」(「女性自身」3月6日号)
2位「不幸を呼ぶ占い師見極め術10」(「女性自身」3月6日号)
3位「オセロ中島知子 目撃 隣にはやっぱりあの『巨漢女』キャッと驚く『顔面猫テープ』姿」(「週刊女性」3月6日号)


 徐々に社会問題と化しつつあるのがオセロ中島知子の”洗脳”騒動だが、「自身」の記事にはビックリ! ニセ占い師を4頁に渡って大特集しているからだ。なんだかねぇ。まずは「悪徳占い師につけこまれる”中島知子度”チェックリスト15」である。オウム事件でもお馴染みだった”カルト”に詳しい有田芳生、紀藤正樹から取材するなど本格的なのもので、悪徳占い師に騙されるタイプを15項目にも渡り羅列している。

 <不倫している><周りに相談する相手がいない><化粧が完璧><自分に自信がない><プライドが高い>などなど。いや、その通りかもしれませんよ。でもさ、アンタには言われたくないっちゅーの。オセロ中島の一件で、悪徳占いの特集を組もうが、霊感商法が問題になろうが、「自身」は一貫して”占い”やら”開運”広告てんこ盛りであるのだから。

 記事には「国民センターの統計では、開運商法の被害者の8割が女性」とある。さらに「悪徳占い師に頼ることは、ドラッグを打ち続けている限り平安でいられる麻薬中毒者と同じです」。おっしゃる通り! だからこそ業者は女性週刊誌に開運広告を掲載したがるのだ。ターゲットは女性、しかも依存性が高ければ尚可。ここまで分かっていながら、そして悪徳占い批判をしながら、一方で未だに「イタコ数珠」なんて広告を掲載しているのが「自身」なのである。

  共犯関係にあるという反省は今回も皆無。オウム事件の際もマスコミのオカルト番組が問題になったが、今回だってその基本構造は同じなのだ。そして記事の最後はこう締めくくられる。「”悪徳占い師”につけこまれやすいタイプの方はご用心!」。煽っておいて、あとは自己責任。なんて無責任な記事なんだろう。さらに気になるのは、この記事がどうやら「占い師」と「悪徳占い師」を区別しようとしていることだ。「自身」で掲載しているのは悪徳ではないって?? そんなエクスキューズさえ感じるのだ。では”悪徳”って何? という疑問に答えているのが2位の記事だ。

 10項目にわたり、<鑑定場所以外で会う><有名人を鑑定したと吹聴する><鑑定費用以外のお金を求める><依存させる>などが列挙されている。これもおっしゃる通りだろう。

 しかし――。前記の「イタコ数珠」のPR広告(しかも3頁!)を熟読したらまたまたビックリ!イタコのおばさんはのたまった。「尼僧で知られる女流作家の方が来られたとき、”これこそが万物の霊を尊び、感謝の気持ちを念ずるお数珠である」と言って数珠の名前を付けてくれたんだって! これって<有名人を鑑定したと吹聴>ってことでしょう? 「自身」の指摘する「悪徳広告」では?? しかーも、である。普通に考えればこの女流作家は「自身」でも連載を持つ瀬戸内寂聴先生としか思えない。ご本人の了承はあるのか??? ここまで矛盾に満ち満ちていると、頭がクラクラする。

 クラクラついでに「自身」広告の無料占いサイトに登録してみた。無料サイトだが、それは最初だけだった。しかも「金持ちになる方法」を聞いたのに、「粘り強い人ですね」なんて的外れな回答! まあ、こんなことを見も知らない人に聞くこと事態が、そもそもおかしいのであるが。直後、「簡易鑑定だから有料の本格鑑定を」とメールがきた。さらに「特別な抽選に当選しました! あなただけ、ポイント3倍!」。カネを落とせ、ポイントを沢山購入しろということだ。速攻、退会したが、退会には7日もかかるらしい。会員登録は一瞬だったが、今後7日間、占い催促メールに悩まされる日々が続くらしい。

 最後もオセロ中島だ。先週「自身」で、中島の自宅で本人と会ったというお笑い芸人の目撃談が掲載されたが、今週は「週女」の目撃談である。

 マンションに隔離されていると見られる中島が、問題の占い師と一緒に渋谷を歩いていたのを通行人に目撃されたという。2月9日の白昼である。中島は以前よりさらに太り、よく見ないと本人だと識別できないらしい。さらに中島は一部で指摘されていた、顔面テープをしていたという。

 自宅マンションにウロウロしているマスコミ関係者を巻いて外に出たのだろうか。それともあまりに外見が変わっていて見逃したのだろうか? 先週の「自身」目撃談も一部で懐疑的だと指摘されているが、今週の「週女」もさらに懐疑的かも。中島騒動は続く――。

『なぜ女と経営者は占いが好きか』

清水アキラに次ぐ顔面テープの衝撃

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