[女性誌速攻レビュー]「I LOVE mama」4月号

「美父」と書いて「イケパパ」! ”ちびコ愛”で過去を上書きしたい男たち

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「I LOVE mama」(インフォレスト)
4月号

 ファーで乳首を隠したママモデルの妊婦ヌードなど、エッジの効いた表紙で話題を振りまいている「I LOVE mama」ですが、今月号も本当に素敵。親子で微笑むモデルさんの写真はまあフツーなんですが、注目すべきはその下部にあるこんな文言。「美ママがこの春はじめたこと……涙袋を作ってDIYして資格を狙って……それでもやっぱり……ちびコと安カワ極めてます」。涙袋と大工仕事と資格取得が並列に語られるのは、世界広しと言えどもラブママ以外にはあり得ません。そんな壮大なテーマを掲げておきながら、最終的にはちびコと安カワですよ。

<トピックス>
◎わたしたちの春メイク&春ヘアご開帳
◎春ということで、私、○○はじめました
◎ホワイトデイ特別企画 美父~イケパパ~カタログ2012

■次は泣きボクロだな

 まずは気になって仕方ない「涙袋の作り方徹底解説」を見てみましょう。「もはや常識!!」「盛れてる美ママはぷっくりさせてる」など、つけま(つけまつ毛)一辺倒だった美ママたちのメイクテクは涙袋形成まで進化しているようです。「目が大きく見える!色気アップ!美人の象徴!」と言われているらしい涙袋。AKB48の板野友美に代表されるようなホルモンタンクを目指し、ママたちが独自に築き上げたメイク法が惜しげもなく披露されています。

 まず登場するのは「涙袋といえばこの美ママ。研究し続けて辿りつきました!」とまるで演歌の口上のようなキャッチが泣かせる川端さきちゃん(ラブママ24)。ハイライト、シャドウ、役割の異なるアイライナーを5本、そしてつけま……それらを巧みに使い分けながら、ぷっくりとした涙袋を完成させていました。「半分は優しさで盛ってますふんわり名人」の五嶋真美ちゃんは”ハイライトダブル使い袋”、「目指すはともちん憧れを極める名人」の白沢葉月ちゃんは”ペンシル整形袋”など、涙袋にこれほどバリエーションがあったとは知らなんだ。素人目にその違いは全く分かりません! しかしながら「ヒアルロン酸、いっぱ~っつ!!」しちゃえば楽なものを、あくまでもメイクにこだわるのが美ママ。涙袋が、くま・たるみと呼ばれるようになるその日まで、ママたちのあくなき探求は続きます。

 ママたちが涙袋作りと同じくらい真剣に取り組む資格取得企画も面白かったです。「GAL×BABY(ギャルベビ)」というメガサークルの代表を務める日菜あこちゃんは、「ママを見守る、ママのママになりたい」とメンタルヘルスケアスペシャリスト、お料理上手なあかりちゃんはフードコーディネーター、シンママの星・仲本沙織ちゃんは保育士免許……資格にかけるそれぞれの思いと、取得までにかかる費用、一日の勉強時間、取得までの期間が網羅されています。余計な出費を抑えるために図書館で本を借りたり、スクーリングに行くときのファッションに悩んだり。美ママが図書館で一心不乱に勉強している姿、これぞ萌えの究極だと思うのですが、いかがでしょうか。

 メイクでなんちゃって涙袋を作り、図書館で猛勉強して資格取得を目指し、100均、ニトリ、ニッセンをフル活用して和室の居間をモード系に。これが美ママのスプリングスタイル。年がら年中美ママ好きの筆者ですが、今月はいつにもまして彼女たちを抱きしめたくなりました。愛おし過ぎます。

■「ヤンチャな過去」清算中

 続きまして、隠れファンも多いとウワサのパパ企画に参りましょう。「美父」と書いて「イケパパ」と読む「美父カタログ2012」です。「メンズナックル」(ミリオン出版)を彷彿とさせる、キャッチーなコピーが誌面を飾っておりますよ!

 「すべては愛するママとちびコのために今日も働くパパをフィーチャー☆」と、息継ぎなしのキャッチの元に、7人のパパが大集合。イギリス出身モデル兼英会話講師のクリストファーは、日本女子と相性の良さそうなザッツ外国人風、もしくはケントデリカット風。「栃木より参上!! 趣味はひとりBBQのマッチョメン」というキャッチからしてすごいのに、さらに写真では上半身裸! の和誠パパ。趣味はキックボクシング、好きな芸能人は市原隼人、なのにお小遣いは一日500円なんですって! 完璧ですね。

 その他、「息子を優しくてビッグな大人の男にするのが俺の夢☆」の裕也パパ(TOKIO松岡昌宏似)や「表面よりも中身を磨く今も昔も変わらずナルシスト☆」の大志パパ(ISSA似)などキャラ立ちしたイケパパたちが大集合しています。お仕事もトラック運転手、建築関係、IT広告、物流業とさまざまですが、共通してるのはメンチ切ったそのお写真! 眉間のシワは男の勲章です。

 「ふたりの出会いは高校時代。付き合い始めて、いろいろ乗り越えながら、1度も別れることなく4年が経った頃、ベビが出来て結婚」「元々彼女とは地元が一緒。しかもボクは、彼女の同級生の兄なんです。付き合って、すぐに半同棲がスタート」など、地元で愛をはぐくむパターンが多いのも共通項。「結婚してからは他の家庭もそうだと思うけど、夜遊びに行かなくなりました。息子と一緒にいたり、遊んでいると”幸せだな”ってすごく感じちゃって」「ボクは学生時代バイトもしないで、4年間毎日遊んでばかりいたんで、結婚して信じられないくらいマジメになった(笑)。結婚、マジで最高です」というパパも。”ちびコが生まれて、自分も生まれ変わった”というのは、美ママの専売特許ではないようです。

 あるパパのプロフィール欄の「得意な家事は?/特になし・不得意だから」「協力する育児は?/一緒に遊ぶ・男同士だから!!」というコメントに悶絶~。この美ママにこの美父ありですよ。夫婦で同じ方向を向くって意外と難しいことだと思うのですが、「I LOVE mama」の家庭観におかれるとそれがすごく単純なことのように思えてくるから不思議です。裏を返せば「ちびコ愛」「家族愛」というものに、若い方たちがこんなに飢えていたのかと。美ママ文化がこれからの家族の在り方にどんな変化をもたらしていくのか、これからもずっと追い続けたく思います。
(西澤千央)

「I Love mama」

「ヤンチャな過去」が大してヤンチャじゃないっていうね……

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