石川敏男の芸能デスクレポート

獄中結婚の可能性も! 押尾学の無罪を信じ支える女性モデル

2012/02/16 19:00
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押尾の彼女はチャレンジ精神に溢れ
過ぎだな

 事件発生から2年半。押尾学被告(33)が、収監されることになりそうだ。銀座ホステス・田中香織さん(当時30)と合成麻薬 MDMAを一緒に飲み、容態が変わっていく田中さんに救急車も呼ばず救命処置を怠ったとして、裁判員裁判で「保護責任者遺棄」と「麻薬取締法違反」で懲役2年6月を言い渡された。被告は即日控訴。2審も支持したために、昨年4月、裁判は最高裁に持ち込まれていた。しかし、最高裁第一小法廷は、この上告を棄却することを決めた。「非常に残念です。納得できない」と被告は異議申し立てをするようだが覆る可能性はなく、薬物使用罪と合算で約3年6月は収監される見込みだ。

 この事件は、東京・六本木のマンションの一室で田中さんが亡くなっているのが発見されて始まった。亡くなる直前まで一緒にいた被告は麻薬取締法違反で2009年12月に逮捕され、懲役1年6月、執行猶予5年を言い渡された。しかし事件は、これだけでは終わらなかった。

 2010年1月に警視庁は「保護責任者遺棄致死」で、被告を再逮捕したのだ。逮捕された場所は、神奈川県・横浜のマンション。ファッション誌やCMで活躍するモデルが所有するマンションだった。このモデルは身長170センチのスレンダー美女で、押尾との出会いは09年春だったという。彼女は現在も押尾と交際を続けている恋人だ。

 周囲の反対を押し切り矢田亜希子と米国・ハワイで挙式をあげ「力を合せて幸せな家庭を作りたい」とコメントをして3年も経っていないうちに離婚。子宝にも恵まれていたのに被告の不倫は始まっていた。そして、田中さんとの関係。被告の複雑な女性関係が見える。モデルにとっては、交際を始めてからわずか数カ月で恋人が被告人になってしまったことになる。でも、この恋は終わらなかった。

 ファッション誌記者は「押尾を信じて交際してきたモデルは、押尾との結婚を望んでいるようです。押尾も無罪を勝ち取って結婚したかったんでしょうが、もう、無理。でもモデル仲間は『獄中結婚もありそう。そのくらい仲良し』と言ってますよ」と。ふたりの結びつきの強さを見ると、獄中はともかく、収監される前に結婚する可能性もありそうだ。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

最終更新:2012/02/16 19:00
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