頑張れデ杯!特別企画

私服がダサい、コスプレ経験あり……愛すべき日本テニス界のプリンスたち

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圭に聞きたいのは「ぶっちゃけ修造の
ことどう思ってる?」だよね!

 日本テニス界のホープ、錦織圭。4大大会と呼ばれる大舞台のひとつ、オーストラリアンオープン(全豪)で日本人として初のシード権を獲得し、日本人として80年ぶりに全豪ベスト8入り、そしてトップ20入りと、年の初めから日本テニス界に明るいニュースを運んでくれた。

 その錦織が、国別対抗戦・デビスカップ(デ杯)ワールドグループ1回戦の対クロアチア戦(2月10日~12日)に出場するために帰国。場所は、兵庫県三木市にあるブルボン・ビーンズドームという交通不便かつ極寒拷問ドームで行われる。にもかかわらずチケットはすでにSOLD OUT。残された手段はWOWOWでの観戦のみだが、有料チャンネルを契約しても惜しくないほど今の日本テニス界には有望選手が粒ぞろいだという。

 そこで今回は、テニス専門誌で活躍するライターX氏に、デ杯に出場する選手をメインに、彼らのプレーだけではなく、魅力あふれるパーソナリティーと観戦ポイントについても教えてもらった。

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■わんぱく小僧、伊藤竜馬

 まずは全豪にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場し、1回戦を突破した伊藤竜馬選手。天然ボケのおバカキャラとしてプロテニス界の癒やし的存在に。目を見張るほど服のセンスが残念な感じで、テニスウェア姿が一番かっこいいという、コートの上でもっとも光り輝くタイプ。プレーは素直な性格そのままに剛速球のサーブとフォアが特長。全豪2回戦で劣勢になり、ラケットを投げたりボールボーイに当たったりという行動が某掲示板で炎上していたが、180cmと長身でガタイもよく、メンタル強化したらぐーんとランクもアップしそう。とにかく球が速いので、観戦するなら、すかっと豪快なものが好きな人にお勧め。天真爛漫なので、悪い女に引っかからないかどうかがファンの心配の種に。三重県いなべ市出身の大阪育ち、2月6日現在106位の23歳。デ杯出場。

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ファンクでラップな武将・添田豪

 現役テニス選手の中ではお兄さん格の添田豪選手。野球選手の岩隈久志似で、いつもシャカシャカ洋楽を聴いてる、酒と音楽と女が似合いそうな夜のおにいさん。日本のトップ選手には珍しくピアスしている、プチ不良系なおシャレさん。一見チャラいのかと思いきや、2010年に「来年はトップ100以内に行きます」と宣言し、実際に90位までランクを上げた有言実行の武将タイプである。攻守のバランスがよくてぱっと見地味なプレースタイルなので、観戦は経験者向き。今年の全豪も、予選のシード1で出場し、直前の大会でも好成績だったし「こりゃ間違いなく本戦入りだ!」と期待されたにもかかわらず、なぜか乱れて格下に予選2回戦負け。ファンの間では大舞台が苦手と言われているので、そこが課題か。直後のチャレンジャー大会は優勝してるのになぜ? 現在90位の27歳、藤沢市出身。デ杯出場。

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■モストプリティ守屋宏紀

 インターハイでシングルス、ダブルス、団体と3冠を達成した守屋宏紀。そこらのアイドルよりもかわいいと評判のベビーフェイスの持ち主である。プレースタイルは力任せの少年マンガ的暴力テニスではなく、知恵と誠実さで意表を突く、柔らかテニス。まるで少女マンガのようなプレーで多くのおばさん達をメロメロに。華奢だった体がしっかりできあがってきてショットが力強くなった代わりにごっつくなり、おばさんファンは落胆の色を隠せない。2011年の全日本選手権では、誰もが伊藤竜馬の優勝を予測していたにも関わらず大逆転で決勝を勝ち抜き、驚きの初制覇へ。意外と男気のあるところを見せてくれ、またもやおばさん達を悶絶させた。性格は人なつっこくて明るく、息子萌え、弟萌えに最適キャラ。ただしブログは少々ステマの香りが。現在309位の町田市出身、21歳。

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ミステリアス杉田祐一

 同期の伊藤竜馬と宿命のライバルとも言える杉田祐一。シャイでマイペースな一匹狼。高校生の時に華々しい活躍を繰り広げ、「すわ一大事」と騒がれるも突然スランプに陥って「あの人は今?」ほど低迷。底辺から這い上がって日本代表へ復活。苦労のせいか表情にちょっとアンニュイなムードが漂う。試合はバツグンの運動神経の良さで、跳んだり跳ねたり走ったり、テニスがわからなくても見て楽しい岸谷五朗似。超格上選手をあっさり倒したり大物食いをする一方で、直情剛速球選手が苦手なのが今後の課題か。普段は淡々と試合をするが、たま~にラケットを投げて暴れると、試合後必ず「神聖な場であのような態度をお見せし」と立派な口上で詫びが入る。「シュフレーマン」という広告にコスプレして出演していたという、テニス選手にしては珍しい黒歴史あり。現在172位の仙台市出身、23歳。デ杯出場。

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見た目も大型な新人・内山靖崇

 錦織圭と同じアカデミーに留学していた内山靖崇。ヌオーっとした長身で妙な色気があるけど平成生まれのまだ酒も飲めない19歳。フォームが錦織圭にそっくりなため、遠目で見てたおばさん達に「あれ錦織じゃない?」と騒がれたことも。13歳でフロリダに留学した際、英語がまったく分からないのに特にストレスがなかったという貫禄っぷり。テニスは個人競技なのでマイペースなのが多いと言われる中でも、群を抜いて我関せずの強者である。ダブルス巧者なので伸びしろは十分。でもまだちょっとプレーが乱暴なので、安定してくればランクアップは必至。現在419位の札幌市出身。

 デ杯はすでにチケットが完売しているが、一般のテニス大会会場での観戦には楽しみがある。テニスのプロ大会はまったく人気がなく、会場に行くと選手がそこら辺をブラブラ歩いているから、顔を覚えやすい。下火のものにこそ追っかける意義がある、という優越感があり、会場にはその世界では有名な「痛ファン」がちらほら。

 応援している選手が勝ったり負けたりで号泣するくらいはまったく無害でかわいい方。せっかく会場に来てるってのに、試合には1ミリも興味がなく、ずっと観客席の選手を探している強欲者もいる。選手の荷物を引き取って仲良く話しているので、「お母さんかな」と思ったら単なるファンだというのも当たり前。埃まみれの会場に渾身のオシャレをしてきて、外見からでは歳がまったく分からない乙女の姿も。コートで熱い試合が繰り広げられる中、観客席ではファン同士の火花飛び散る大バトルが繰り広げられているのだ。

 3月5日~11日には京都でチャレンジャー大会が開催される。上記の選手たちは大きなケガさえなければまず出場するはずで、伊藤、添田、杉田は優勝候補である。テニスがまったく分からなくても、選手の個性や言動を楽しみに会場に足を運んでみると、意外と大きな”掘り出し物”が見つかるかもしれない。

『本気になればすべてが変わる』

キャラとして決して勝ちたくない相手

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