何の意図があってその贈物を?

iPad、寝袋、蚊取り器! ウィリアム王子&キャサリン妃のギフトを公開

2012/01/13 17:00
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増毛関係が一番喜ばれるかもしれません

 英国ロンドンのセント・ジェームズ宮殿は10日、ケンブリッジ公爵とケンブリッジ公夫人(ウィリアム王子とキャサリン妃)が昨年1年間に、公式外遊先で受け取った贈り物の一覧を公開した。プレゼントの多くは書籍や帽子などだったが、中にはユニークな物もあったようだ。

 皇族が外国を公式訪問した時に、政府関係者や個人から贈られたプレゼントを公開することは、毎年恒例となっており、昨年はキャサリン妃が皇族の一員に加わったことから、一体どのようなものが贈られたのか、注目されていた。

 14ページに渡る「贈り物リスト」は、ロイヤルウェディング前の3月17~21日、ウィリアム王子が訪問したニュージーランドで受け取ったプレゼントからスタート。クライストチャーチ大地震(2011年2月22日発生)で崩れた建物のかけらに彫って作られた彫像、銘板や、翡翠の塊、たくさんの書籍にベースボールキャップ、キャサリン妃のためにか、香りの石鹸、ジュエリーなども受け取った。キャサリン妃に家事をさせろという意味なのか、エプロンを贈った者もいたという。

 続けて訪問したオーストラリアでは、書籍やCD、DVDのほか、スポーツ・ジャージ、クリケットのジャケットやオージーハットのトップブランド「アクーブラ」のハット、先住民アボリジニのアートが贈られた。ぬいぐるみと寝袋もプレゼントされており、オーストラリア人が大好きなしょっぱいペースト状食品「ベジマイト」も受け取っている。

 6月30日から訪問した、結婚後初の外遊先・カナダでは、ウィリアム王子は、レンジャー・ナイフ、ジャケットにカフスボタン、ボールペンのほか、カナダ空軍から飛行帽を受け取った。キャサリン妃はネックレスや帽子、スカーフ、靴、バッグ、ドレスにジャケットなどファッション関連のプレゼントが多く、キルトや子どもが描いた絵、ポエムなど気持ちが込められた贈り物も受け取っている。ユニークなものとしては、蚊取り器、犬の玩具やボードゲームなどが贈られた。また、ケベック観光・ホテル学院を訪れた際、料理教室に参加した記念として、ペアのシェフジャケットと食器4皿が、プレゼントされている。

 続けて訪問したアメリカでは、コースターやDVDに新聞のほか、iPadやテディ・ベアが贈呈。このiPadは愛用しているものと思われる。

 セント・ジェームズ宮殿は、プリンス・オブ・ウェールズとコーンウォール公爵夫人(チャールズ皇太子とカミラ夫人)が、昨年、公式外遊先で受け取った贈り物の一覧も公表している。

 ふたりは昨年、3月~4月にポルトガル、スペイン、モロッコを、10月~11月にクウェート、カタール、南アフリカ、タンザニアを訪問。面白いものでは、電力測定器、レシピ本、角笛、ラクダの鞍と装飾品、ズールー族とマサイ族からヤリなどが贈られている。なお、スペイン王室からは書籍2冊とフルーツと野菜の種が入った皮製の箱がプレゼントされたとのこと。マドリード市長からは、マドリード市の鍵なるものを受け取っている。

 これらの贈り物は、永遠に保存されるとのことだが、実際に使用するものは一部で、ほとんどがお蔵入りしてしまうという。また、痛みやすいものなどは病院などに寄付にすることがあるとのことだ。

 ちなみに、外遊先で彼らが受け取る大量の花束は、地元の老人ホームや病院などに配られるとのこと。ロイヤル・ファミリーが楽しんだ花を受け取ると元気になるお年寄りや患者が多いとのことで、大いに役立っていると伝えられている。

『ダークヒストリー 図説 イギリス王室史』

世界はイギリス王室をなめてんのかな?

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最終更新:2012/01/13 22:29
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